おはようございます、ガッキーです。
今日2026年6月12日(金)。昨日6月11日は、国内の有名どころが立て続けに“新作”を出してきた賑やかな24時間でした。まずオーディオでは、創業80周年のケンウッドが「業界初」をうたうガラス振動板の完全ワイヤレスイヤホン「GLASS Core Pro/GLASS Core」を発表。映像まわりではLGが、PCなしで単体動作する有機ELゲーミングモニター「LG UltraGear AI」シリーズを国内向けに発表しました。そしてスマホでは、FCNTが大容量バッテリーと高耐久を盛り込んだ格安コンパクトスマホ「arrows We3」を発表。オーディオ・モニター・スマホとジャンルがきれいに分かれた、ガジェット好きにはおいしい金曜日です。
1. ケンウッド GLASS Core Pro/GLASS Core:業界初のガラス振動板を積んだ完全ワイヤレス、80周年記念モデル第1弾、6月下旬発売・Pro 49,900円前後
“音の素材”そのものに踏み込んできた、攻めた新作です。JVCケンウッドは6月11日、ケンウッドブランドの完全ワイヤレスイヤホン「GLASS Core Pro」「GLASS Core」の2モデルを発表しました。ケンウッドが2026年で創業80周年を迎えることを記念した周年モデルの第1弾という位置づけ。最大の特徴は、製品名どおり「業界初」をうたうガラス振動板を採用したこと。ガラス振動板に小型のMEMSドライバーを組み合わせることで、不要な振動を抑えつつ低域から高域まで情報量を余さず再現し、透明感のある広い空間表現を狙ったといいます。上位機の「GLASS Core Pro」は口径10mmのガラス振動板+MEMSドライバー構成で、ハイレゾ相当のLDACコーデックに対応。「世界最高クラス」をうたうノイズキャンセリングも搭載します。バッテリーはノイキャンON時でイヤホン単体 最大12時間/ケース併用 最大28.5時間、OFF時はイヤホン単体 最大14.5時間と十分な持ち。重さはイヤホン片耳6.7gと軽量です。価格は市場想定でGLASS Core Proが49,900円前後、標準モデルのGLASS Coreが27,800円前後、どちらも6月下旬の発売予定です。
主なスペック:
- 製品:KENWOOD GLASS Core Pro(KH-CRZ100T)/GLASS Core(KH-CRZ90T)完全ワイヤレスイヤホン
- 発表:2026年6月11日/発売:6月下旬予定(創業80周年記念モデル第1弾)
- ドライバー:口径10mmガラス振動板+MEMSドライバー(業界初をうたうガラス振動板採用)
- コーデック:SBC/AAC/LDAC対応(ハイレゾ相当)/「世界最高クラス」をうたうANC搭載
- バッテリー(Pro):ANC ON 最大12時間(+ケースで28.5時間)/ANC OFF 最大14.5時間(+ケースで34.5時間)
- 重量・価格:イヤホン片耳6.7g/Pro 49,900円前後・GLASS Core 27,800円前後
個人的に、このGLASS Coreシリーズは「スペック競争とは違う角度で勝負してきた、ケンウッドらしい一台」だと感じます。完全ワイヤレスはここ数年、ドライバーの数やノイキャンの強さで差別化するのが定番でしたが、振動板の“素材”をガラスに変えてくるというのは久しぶりに耳をそばだてたくなる切り口。ガラスは硬くて軽く、余計な響きが乗りにくいという理屈なので、透明感やキレを売りにする方向性とも噛み合っています。MEMSドライバーとの組み合わせで高域の情報量を稼ぐ設計も、いまどきのハイレゾ志向にしっかり乗っている印象。上位のProはLDAC+世界最高クラスをうたうANC+イヤホン12時間と、フラッグシップとして必要な要素は一通り揃っています。一方で正直に言うと、Proの49,900円前後という価格はもう“ハイエンドTWSのど真ん中”で、SonyやBoseの最上位機と真っ向勝負になる帯域。ガラス振動板という新機軸が、その価格に見合う音の違いとして体感できるのかは、実機でじっくり聴いて確かめたいところです。とはいえ「業界初」を80周年の節目でぶつけてきた本気度は伝わってきますし、27,800円前後の標準モデルから入れる選択肢があるのも良心的。今日いちばん“音が気になる”ニュースとして推したい製品です。
上位モデル GLASS Core Pro(KH-CRZ100T)
▶ 参考:AV Watch – ケンウッド80周年、業界初ガラス振動板採用ワイヤレスイヤフォン「GLASS Core」 / PHILE WEB – ケンウッド、業界初のガラス振動板完全ワイヤレス「GLASS Core」。上位機「Pro」は「世界最高クラス」ノイキャン実現 / KENWOOD 公式 – 完全ワイヤレスイヤホン「GLASS Core Pro」「GLASS Core」を発売
2. LG UltraGear AI:webOS搭載でPC不要、単体で動く有機ELゲーミングモニター3モデル、7月中旬発売・187,000円前後〜
“モニターなのに、それ1台でゲームも動画も完結する”という新しい形です。LGエレクトロニクス・ジャパンは、AI機能とwebOSを搭載した有機ELゲーミングモニター「LG UltraGear AI」シリーズの新モデル3機種を発表しました。ラインナップは44.5型「45GX90SB-B」、39型「39GX90SB-W」、34型「34GX90SB-W」の3つで、発売は2026年7月中旬より順次。最大の特徴は、テレビでおなじみのスマートOS「webOS」を内蔵し、PCやゲーム機をつながなくても単体で動くこと。Xbox Cloud GamingやGeForce NOW、Amazon Lunaといったクラウドゲーミングや、動画配信アプリにモニター単体でアクセスできます。ゲーミングモニターとしての素性も本格的で、リフレッシュレート240Hz、応答速度0.03ms(GTG)、VESA DisplayHDR True Black 400認証、DCI-P3を98.5%カバーする広色域。さらにAIが映像を最適化する「AI Picture」や、好みに合わせて画質を調整する「AIパーソナライズド ピクチャー」、音を最適化する「AI Sound」などを備えます。価格は45GX90SB-Bが275,000円前後、39GX90SB-Wが242,000円前後、34GX90SB-Wが187,000円前後です。
主なスペック:
- 製品:LG UltraGear AI 有機ELゲーミングモニター 3モデル(45GX90SB-B/39GX90SB-W/34GX90SB-W)
- 発売:2026年7月中旬より順次
- パネル・性能:有機EL/リフレッシュレート240Hz/応答速度0.03ms(GTG)/DisplayHDR True Black 400/DCI-P3 98.5%カバー
- webOS:PC・ゲーム機なしで単体動作、Xbox Cloud Gaming/GeForce NOW/Amazon Luna等のクラウドゲーミングや動画アプリに対応
- AI機能:AI Picture/AIパーソナライズド ピクチャー/AI Soundなどで映像・音を自動最適化
- 価格:45型 275,000円前後/39型 242,000円前後/34型 187,000円前後
個人的に、このUltraGear AIは「ゲーミングモニターとスマートテレビの境界を、いよいよ本気で溶かしにきた製品」だと感じます。これまでも“ちょっと賢いモニター”はありましたが、webOSをまるごと載せてクラウドゲーミングや動画配信を単体で回せるとなると、もう「PCの周辺機器」ではなく「ゲームもできる大画面端末」という別物。ワンルームで省スペースに環境をまとめたい人や、ゲーム機を持ち歩かずにクラウドでサッと遊びたい人には、この“1台完結”はかなり刺さると思います。240Hz・0.03ms・True Black 400という競技志向のスペックを犠牲にせず、そこにスマート機能を足してきたバランス感覚も好印象。一方で正直に言うと、187,000円〜275,000円という価格は有機EL×高機能ゆえに当然ながら高価で、「とりあえずゲーミングモニターが欲しい」層に勧める金額ではありません。webOSの動作の軽快さや、内蔵スピーカー&AI Soundの実力、有機EL特有の焼き付き対策まわりは、実機レビューで見極めたいところ。とはいえ“モニター1台でここまでやる”という方向性は新鮮で、ハイエンド大画面を探している人には要チェックのニュースだと思います。
▶ 参考:LGエレクトロニクス・ジャパン 公式(PR TIMES)– AI機能とwebOSを搭載した有機ELゲーミングモニター3モデルを発売 / Innovatopia – LG UltraGear AI|webOS搭載でPC不要、ゲームも動画も1台で完結するゲーミングモニター3モデル発売 / LG Japan 公式 – ゲーミングモニター(LG UltraGear)
3. FCNT arrows We3:5,000mAh+ソニー製カメラ+高耐久を積んだ格安コンパクトスマホ、6月25日発売・ドコモ22,000円
“安いのに盛りだくさん”を地で行く、国産系の格安スマホです。FCNTは6月11日、Androidのエントリースマートフォン「arrows We3(F-52G)」を発表しました。発売は6月25日で、価格はNTTドコモで22,000円、au/UQ mobileで33,000円、楽天モバイルで34,980円が予定されています。一括1万円台〜2万円台前半という超格安帯ながら、中身はかなり欲張り。ディスプレイは約6.1型(900×1984)で、この価格帯では珍しい120Hzのリフレッシュレートに対応します。バッテリーは5,000mAhの大容量で、1回の充電で最大2日間の利用が可能。背面カメラにはソニー製の高画質センサー「LYTIA 600(5,030万画素)」を採用し、立体音響にも対応します。さらに米国国防総省の調達基準「MIL-STD-810H」の23項目に準拠し、IPX6/8/9の防水とIP6Xの防塵という高い耐久性まで確保。本体は約156×73×9.0mm・約189gで、プロセッサはDimensity 6300、メモリ4GB+ストレージ64GB(最大2TBのmicroSDXC対応)という構成です。
主なスペック:
- 製品:FCNT arrows We3(F-52G)コンパクトスマートフォン
- 発表:2026年6月11日/発売:6月25日
- 価格:ドコモ22,000円/au・UQ mobile 33,000円/楽天モバイル 34,980円(予定)
- ディスプレイ・電池:約6.1型(900×1984)120Hz対応/5,000mAh(最大2日間)
- カメラ・SoC:ソニー製「LYTIA 600」5,030万画素センサー/Dimensity 6300/メモリ4GB+64GB(microSDXC 最大2TB)
- 耐久:MIL-STD-810H 23項目準拠/IPX6・8・9防水+IP6X防塵/約156×73×9.0mm・約189g
個人的に、このarrows We3は「“安い=我慢”という格安スマホのイメージを、地味にひっくり返してくる一台」だと感じます。5,000mAhの大容量バッテリーで2日もたせて、防水防塵+MIL-STD準拠でタフ、しかもこの価格帯では珍しい120Hz表示にソニー製センサーまで載せてくるとなると、スペック表だけ見ればちょっと驚く詰め込みっぷり。スマホに高い性能を求めず、「電池が長持ちして、雑に扱っても壊れにくくて、写真もそこそこ撮れればいい」という人には、ど真ん中で刺さる構成だと思います。子ども用やサブ機、シニア層の乗り換えにも勧めやすいバランス。一方で正直に言うと、Dimensity 6300+メモリ4GBという中身は、あくまでライトユース向け。重いゲームや大量のアプリを同時に動かす使い方には向きませんし、OSアップデートの提供期間も価格なりと割り切る必要があります。そこを理解したうえで「日常使いが快適なタフな格安機」として見れば、コスパはかなり高い一台。今日いちばん“多くの人が現実的に買える”ニュースとして紹介したい製品です。
▶ 参考:ケータイ Watch – FCNT、5000mAhバッテリー搭載のコンパクトスマホ「arrows We3」発表 / ケータイ Watch – FCNT「arrows We3 F-52G」、ドコモから6月25日に発売 / FCNT 合同会社 公式 – arrows We3 F-52G スペック
今日の一推しは、6月11日に発表されたケンウッドの完全ワイヤレスイヤホン「GLASS Core Pro/GLASS Core」です。ドライバーの数やノイキャンの強さで差をつけるのが定番だった完全ワイヤレスの世界に、振動板の“素材”をガラスに変えるという業界初の切り口でぶつけてきたのが面白いところ。硬くて軽いガラスにMEMSドライバーを組み合わせ、透明感とキレのある音を狙う設計で、上位のProはLDAC+世界最高クラスをうたうANC+イヤホン12時間と中身も本気。Proは49,900円前後とハイエンドのど真ん中ですが、27,800円前後の標準モデルから入れるのも良心的です。創業80周年の節目に“音の素材”から挑む姿勢が一番刺さったので、今日の一推しに選びました。
今日は、業界初のガラス振動板で勝負するケンウッドの完全ワイヤレス「GLASS Core Pro/GLASS Core」、webOS搭載でPCなしでも単体で動くLGの有機ELゲーミングモニター「LG UltraGear AI」、5,000mAhと高耐久を格安で詰め込んだFCNTのコンパクトスマホ「arrows We3」の3本をピックアップしました。どれも昨日6月11日に出たばかりの新作ニュース、気になるトピックがあればコメントで教えてください。それでは今日も良い一日を!
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