【1万800円のPro】Xiaomi Smart Band 10 Pro レビュー|GPS内蔵・1.74インチ大画面で全部入り

Xiaomi Smart Band 10 Pro レビュー動画サムネイル

▶ 動画で見たい方はこちら

2026年5月26日に日本発売されたばかりの Xiaomi Smart Band 10 Pro。発売されたタイミングで購入して、しばらく使い込みました。

1.74インチの大画面AMOLED、9.7mmの薄さ、そしてスマホなしで走れるGPS内蔵。これで1万800円という、かなり攻めたスマートバンドです。この記事では、実測した重量・厚み・バッテリーの数字も含めて、良かった点も気になる点も正直にレビューします。

結論:1万800円のスマートバンドとしては、相当いいです。
大画面・GPS内蔵・実測で約1週間持つバッテリー。もう「バンド」というカテゴリーの領域をはみ出しています。ただ、個人的には物理ボタンが欲しい——そこだけ惜しいポイント。Band 9 Pro持ちは焦って買い替える必要はありません。

目次

スペックと実測値|公式より軽かった

発売日 2026年5月26日
価格 10,800円(税込)/セラミックエディション 13,800円
ディスプレイ 1.74インチ AMOLED(480×336/60Hz/最大2000nits)
本体サイズ 46.18 × 33.35 × 9.7mm
重量 約21.6g(ベルト除く)
フレーム素材 アルミニウム合金
バッテリー 350mAh(公式:最大21日)
防水 5ATM(水泳OK・水中心拍計測対応)
GPS 内蔵(5つの衛星測位システム対応)
スポーツモード 150種類以上
対応OS Android 8.1以降/iOS 15以降
アプリ Mi Fitness
Xiaomi Smart Band 10 Proの重量をキッチンスケールで実測

実際に計測してみました。

  • ベルト込みの重さ:37.1g
  • ベルトを除いた本体:21.3g(公式21.6gより若干軽い)
  • 本体の厚さ(センサー含む最厚部):約11.02mm

前作 Band 9 Pro は本体23.9g・厚さ12.2mmだったので、約2.6g軽く、約1mm薄くなっています。本体が薄くなると装着感が飛躍的に上がるので、ここは正直、大歓迎のアップデートです。

あと地味に重要なのが、5ATM防水と、5つの衛星測位システムに対応したGPS内蔵。スマートバンドのカテゴリーで独立GPSを積んでいるのは、ほぼこれくらいじゃないでしょうか。この製品最大の売りポイントです。

デザイン・外観|9 Proから買い替えるべき?

Xiaomi Smart Band 10 Proの本体デザイン。サイドが綺麗にカーブしたアルミフレーム

シャオミらしい、シンプルな縦長デザイン。ケースはアルミニウム合金で、サイドが綺麗にカーブしていて、手に取った時の質感が滑らか。見た目以上に「価格以上だな」と感じるポイントです。

カラーは標準モデルがブラック・シルバー・ピンクの3色。これに加えて、ホワイトのセラミックエディション(13,800円)があります。価格差3,000円で所有感はガラッと変わりそうだったんですが、セラミック版はホワイトのみで、ベルトが内側に巻き込むタイプだったので、迷った挙句に今回はブラックを購入しました。

で、ブラックを買って正解。質感は十分高くて、買って満足です。むしろブラックはベルトが外側に出ているタイプで、装着・脱着がやりやすいというメリットもあります。

正直に言うと、前作 Band 9 Pro と見た目はあまり変わっていません。唯一、背面のセンサー部分がちょっと変わったかなという程度。9 Proを持っている方は、慌てて買い替える必要はそんなにないというのが正直な感想です。ただし、シャオミファンで最新が好きという方には、買って満足感を得てほしい1本です。

装着感とバンド|「つけてる感」ほぼゼロ。ただし夏は…

Xiaomi Smart Band 10 Proを腕に装着。袖の中にスッと収まる薄さ

重さ約21.6g・厚さ9.7mmという数字、ぶっちゃけ装着しているとめちゃくちゃ軽いです。日頃からごっつい系のスマートウォッチを着けているので、なおさら「薄っ」と感じます。

寝てる時もそのまま付けっぱなしですが、邪魔だなと思う瞬間は今のところほぼゼロ。Yシャツを着る時も袖の中にスッと収まる薄さなので、ビジネスシーンでも違和感がありません。

⚠️ ただし1点。これから暑くなる季節、付属のシリコンバンドは若干蒸れる感じが出てきます。ガチで蒸れるというほどではないですが、夏場の長時間装着だと気になるかも。シャオミのスマートバンド系はバンドの脱着がしやすい機構なので、穴あきタイプやナイロン製のサードパーティ製バンドへの交換がおすすめです。

画面・視認性|2000nitsは伊達じゃない

Xiaomi Smart Band 10 Proの画面に通知が表示されている様子

画面は、この製品の一番の売りポイントの一つ。1.74インチのAMOLEDディスプレイで、ベゼルがキワキワまで攻めています。これぐらい画面が大きいと、もうバンドじゃないような気もしますが、一応「Smart Band」という立ち位置です。

通知が来ると、YouTubeやGmailのアイコンが画面上で視認できます。メッセージ本文は最初の20〜30文字程度が表示されるイメージで、そこから深掘りはできないので「内容をちらっと確認する」運用ですね。

最大輝度は2000nits。常時表示も含めて、晴れた屋外でもかなり視認性が高く、画面が見づらくてストレスを感じることはほぼないと思います。

操作UIは「上から下=メッセージ/左から右=設定/右から左=計測内容/下から上=メニュー」と上下左右に役割が振られていて、非常にわかりやすい。文字盤のバリエーションも豊富で、アプリからダウンロード追加もでき、無料版でもデザインの良いものが結構あるのは嬉しいポイントです。

健康トラッキング|Watch S5と両腕で精度を比較してみた

Xiaomi Smart Band 10 ProとXiaomi Watch S5の睡眠計測データ比較

ここが今回のProの大きなアップデートポイント。新しいデュアルライト・デュアルPDセンサーを搭載していて、Xiaomi公式では心拍計測の精度98.2%とされています。前作9 Proと見比べると、確かにセンサー部分が変わっています。

ただ、1台で測るだけだと信憑性が薄いなと思ったので、Xiaomi Watch S5 を右腕に着けて、両腕で同じ睡眠を計測してみました。結果、入眠・起床時刻はほぼ一致、睡眠ステージの内訳もほとんど一緒。センサーの形は違っても、計測データの正確さは結構いいんじゃないかというのが個人的な見解です。

機能としては、24時間連続心拍・血中酸素(SpO2)・ストレス・活力スコア・そして今回新しく入った睡眠HRV(心拍変動)トラッキングと水中心拍計測に対応。1週間の睡眠データが蓄積されると、自分の睡眠を動物にたとえてくれる遊び心もあります。

地味に便利なのが「健康診断6アイテム」という項目。心拍数・血中酸素レベル・ストレス・睡眠・平均睡眠時心拍数・平均血中酸素レベルの6項目を一気にグラフで確認できるので、時間がない朝でもパッと数字を把握できます。

GPS実走テスト|精度は「価格なり」。でも積んでるだけですごい

Xiaomi Smart Band 10 ProのGPS測位結果をアプリの地図で確認

このバンドの「Pro」たる所以がここ。5つの主要な衛星測位システムに対応していて、本体だけで位置情報とルートが記録できます。つまり、スマホを家に置いてランニングに出ても、距離・ペース・ルートがちゃんと取れる。この価格帯のスマートバンドはほとんどが「スマホ連動でしかGPSが取れない」タイプなので、1万円ちょっとで単体GPSは正直、結構な事件です。

で、実際に走ってみました。測位結果は…まあ、ヨレにヨレて、ズレにズレてという感じ(笑)。精度は正直「価格なり」で、ガチランナー向きではないです。

ただ、スマートバンドというカテゴリーと1万円ちょっとという価格でここまで計測してくれるなら、文句のつけようがない。「とりあえずルートと距離が計測できればいい」という日常使いの方には、バンドカテゴリーとしておすすめの1本になると思います。

スポーツモード150種類以上+回復時間表示

Xiaomi Smart Band 10 Proのワークアウト一覧画面

スポーツモードは150種類以上。屋外ランニング・ウォーキング・縄跳び・プールスイミングから始まり、追加メニューを開くとウォータースポーツ18項目・屋外アクティビティ16項目・トレーニング43項目・ダンス14・格闘技12・球技26・ウィンタースポーツ11・レクリエーション14・カードとボードゲーム5・その他3…と、「ないワークアウトを探す方が難しい」レベルです。

5ATM防水なのでプールスイミングも計測可能。さらに、前回のランニングからの回復時間(リカバリータイム)が表示されるのも地味に良いところ。「あと18時間31分」のように可視化されるので、トレーニングのリズム作りに使えます。

アプリ連携の落とし穴|デュアルデバイス通知は組み合わせ限定

アプリは「Mi Fitness」。iPhoneでもAndroidでも使えて、ペアリングは画面の指示通りに進めれば特に詰まることはありませんでした。

ただ、ここで1つ注意点。今回新しく入った「デュアルデバイス接続」——スマホ2台持ちの人が両方の通知を1つのバンドで受けられる便利な機能なんですが、よくよく調べてみると条件がありました。

⚠️ デュアルデバイス通知は「Xiaomi製スマホ(HyperOS 3以上)+もう1台」の組み合わせ限定。私はOPPOユーザーなんですが、OPPO+iPhoneの組み合わせでは使えませんでした。「お、なんだすごい機能じゃん」とぬか喜びする前に知っておいてほしいポイントです。

バッテリー実測|公式21日 → ヘビー使用で約1週間

Xiaomi Smart Band 10 Proのバッテリー実測。6日間使用で残り3%

公式は「最大21日」と謳っていますが、私が実際に使った正直なデータがこちらです。

📊 バッテリー実測データ
・5月28日(木)15:50頃 → バッテリー92%で使用開始
・6月3日(水)21:20 → バッテリー3%
約6日間で89%消費 = ほぼ1週間に1回の充電サイクル(期間中ランニング2回でGPS使用)

ただし、私の使い方はかなりヘビーです。心拍は1分ごとの連続モニタリング、睡眠は高度なモニタリング+呼吸数オン、血中酸素・ストレスは終日トラッキング、リラックスリマインダーやブレークリマインダーも設定、アプリ通知も頻繁に来る設定、さらに画面の明るさMAX。この全部盛り状態で1週間持ったので、普通のライトな使い方なら、下手すると14日ぐらいいくんじゃないかという印象のバッテリーの減り具合でした。

この大きさにどうやってバッテリーを詰め込んでいるのか、本当に不思議なんですが、すごい技術だなと思います。「充電は週末に1回」という運用が現実的な目安です。

気になるところ(正直に)

  1. 物理ボタンがない
    操作は完全タッチオンリー。個人的には物理ボタンが1個でもいいから欲しい。前作9 Proからの継続不満ポイントです。
  2. 標準バンドは夏場ちょっと蒸れる
    シリコンバンドはこれからの季節、長時間装着だと蒸れが気になります。穴あきタイプやナイロン製のサードパーティ製バンドへの交換がおすすめ。
  3. デュアルデバイス通知の組み合わせ条件
    「Xiaomi製スマホ(HyperOS 3以上)+もう1台」の限定機能。Pixel+iPhoneやOPPO+iPhoneでは使えないので、購入前に要確認です。

まとめ|バンドの領域、はみ出してます

Xiaomi Smart Band 10 Pro。標準モデル1万800円、セラミック版13,800円。

  • 1.74インチのAMOLED大画面・最大2000nits
  • 実測21.3g・前作より約1mm薄いボディ
  • 新センサーによる心拍・SpO2・睡眠HRV(Watch S5と並走してほぼ同等の計測結果)
  • スマホなしで使える独立GPS
  • 5ATM防水・水中心拍まで対応
  • ヘビーに使っても約1週間持つバッテリー

これだけ詰まって1万円ちょっと。大きさも性能も価格も、もうスマートバンドの領域をはみ出しているというのが私の感想です。

シャオミ好きな人には自信を持っておすすめできる1本。ただ、Band 9 Proを持っている方は焦って買い替える必要はないかなという印象です(薄くなった&センサーが変わったので、ガジェット好きの方はぜひ一緒に満足感を味わってほしいですが)。

日々の健康トラッキングと、ランニングや散歩のログを「腕一本」で完結させたい人には、現状ほぼ無敵のコスパ。逆に、SuicaなどのFeliCa決済を腕でやりたい方や、フル機能スマートウォッチのアプリ運用を期待する方は、別のモデルを選んだ方が幸せだと思います。

※本記事はAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトのリンクを含みます。製品は自身で購入し、忖度なく正直にレビューしています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

40代・ガジェット大好き人間のガッキーです。イヤホン・スマートウォッチ・PC周辺機器など、実際に自腹で購入したガジェットを正直にレビューしています。一部メーカーからの提供品もありますが、忖度なしの本音でお伝えします。気になった商品はぜひコメントで教えてください!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次