
G-SHOCKのスポーツライン「G-LIDE」に、シリーズ初の心拍計測機能を搭載した新作 GBX-H5600-2JR(ブルー)が登場しました。価格は税込¥44,000、発売日は2026年5月15日。
結論から先に言うと、これは「スマートウォッチ」じゃなくて、「健康ログも取れるG-SHOCK」として買うのが正解の1本です。実機を装着して使い込んだ40過ぎ親父の正直な感想を、良かった点も気になった点も全部まとめました。
この記事でわかること
✅ 最初に結論:これは何の時計か
✅ 基本スペック・価格・発売日
✅ デザインと装着感(ブルーの実物・47gの軽さ)
✅ G-LIDE初の心拍計測の実力
✅ トレーニング機能と物足りなさ
✅ 購入前に知っておくべき6つの気になる点
✅ 買って満足する人・やめた方がいい人
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結論:これは「スマートウォッチ」じゃなく「健康ログも取れるG-SHOCK」。
G-SHOCKの見た目で心拍・睡眠・歩数をざっくり取りたい人にハマる1本。逆に、ガチで運動データを管理したい・通知をサクサク読みたい人には方向性が違います。
最初に結論:これは何の時計か

G-LIDEといえばサーフィンや海のアクティビティ向けのスポーツラインですが、そこにシリーズ初の心拍計測機能が乗っかった、というのが今回の最大のニュースです。
ただ実際に使い込んでみて感じたのは、「これはApple WatchやGarminみたいな”スマートウォッチ”とは方向性が違う」ということ。G-SHOCKの見た目とタフネスはそのまま、健康ログがオマケで付いてくるっていう買い方をする人にこそ刺さるモデルです。
箱や梱包の作りは想像以上にかっこよく、本体もシンプル・イズ・ベストの王道スクエア。G-SHOCKのイメージがちょっとデジタル寄り・武骨に偏っていた私みたいな人でも、今回はいい意味で覆されました。
基本スペック・価格・発売日

| 製品名 | CASIO G-SHOCK G-LIDE GBX-H5600-2JR |
|---|---|
| 発売日 | 2026年5月15日 |
| 価格 | ¥44,000(税込) |
| サイズ | 51.1 × 44.5 × 17.3 mm |
| 重量 | 約47g |
| 防水性能 | 20気圧防水 |
| 画面 | MIP液晶(反射型・直射日光下でも見やすい) |
| 駆動方式 | ソーラーアシスト充電+USB充電 |
| センサー | 光学式心拍センサー+加速度センサー |
| 主な機能 | 心拍計測/4アクティビティ/睡眠/血中酸素/歩数/タイドグラフ/ムーンデータ |
| 分析エンジン | ポラール(Polar)社のアルゴリズム |
| 素材 | ベゼル・ケース・バンドにバイオマスプラスチック採用 |
| 連携 | Bluetooth/CASIO WATCHESアプリ |
20気圧防水でG-SHOCKらしいタフネスはそのまま、画面は反射型のMIP液晶で例えるなら電卓の液晶。直射日光の屋外でもくっきり見えるタイプです。
デザインと装着感(ブルーの実物・47gの軽さ)

ベースはG-SHOCKの王道、スクエアフェイス。いわゆる「四角いG-SHOCK」のシルエットに、G-LIDEらしい爽やかさが乗っています。
今回のブルーモデルはベゼルが半透明のシースルー仕上げになっていて、光に透かすと中の構造がうっすら見えます。これがけっこう涼しげで、夏に映える1本です。ライトブルー寄りなんですけど、なんか深みがあって独特の味のあるブルー。サーフィンや海をやらない人がつけてもかっこいいですね。
地味にうれしいのが重さで、約47gと心拍センサーまで積んでるスポーツウォッチとしてはかなり軽い部類。これがちゃんと手首で実感できる軽さで、コンパクトにまとまっていて本当にずっと着けてられる装着感です。
ただ1つだけ正直に言うと、画面の小ささだけはどうしようもありません。装着感が良いからこそ、もうひと回り画面が大きかったら満点だったな、というのが個人的な感想です。
G-LIDE初の心拍計測の実力

今回のモデルの主役、心拍計測。裏側に光学式の心拍センサーが入っていて、これに加えて加速度センサーも載っています。この2つで、運動中の心拍はもちろん、走った距離や消費カロリーまで測れる仕組みです。
ポイントは、測ったデータの分析に心拍計で有名なポラール(Polar)社のアルゴリズムが使われていること。カシオがその道のプロと組んで心拍データを評価・分析してくれているのは、数値の信頼感につながる部分です。

実際にランニングしながら測ってみた感想を正直に言うと、これは「ガチのスポーツウォッチ並みの心拍精度」を期待する時計ではないです。心拍ゾーンを1拍単位で厳密に管理したいランナーには、本格的なランニング専用のスポーツウォッチの方が安心。
ただ、「普段の心拍がざっくり取れて、G-SHOCKに心拍が乗っかっているという安心感」、これが一番のメリット。日常使いの心拍ログとして見るなら、十分使えます。
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トレーニング機能と物足りなさ

トレーニングのモードは4つ。ランニング、ウォーキング、ジムワークアウト、インターバルトレーニングに対応しています。
運動中のデータは時計本体で確認できますが、画面が小さいので、ウォッチだけで細かく見るのは正直キツい。実用的にはスマホアプリで確認するのがメインになります。
もう一つ正直に言うと、対応アクティビティがこの4つしかありません。自転車、トレッキング、登山、水泳、サーフィン、トレッドミルなど、専用モードは入っていない。G-LIDEで20気圧防水なのに、水泳やサーフィンの専用モードがないのは、人によっては「あれ?」となる部分かも。
逆に、ランニング・ウォーキング・ジムの3本柱で運動している人にとっては必要十分。G-SHOCKの見た目で運動ログ・心拍・消費カロリー・分析まで見られる、というのは刺さる人には刺さるはずです。
タイドグラフ・ムーンデータ(海の機能)
G-LIDEといえば、これ。タイドグラフは潮の満ち引き、ムーンデータは月齢を表示してくれる機能です。
正直に言うと、私自身はサーフィンも釣りもやらないので、ここは使わない人にとっては「ふーん」という機能かもしれません。ただ、海に入る人にとってはこれがG-LIDEを選ぶ理由になるくらい大事な機能で。運動も日常も、それプラス海もやる人なら、この1本で全部まかなえるのが強みです。
睡眠・血中酸素・歩数(日常ログ)
運動だけじゃなくて、日常の体のデータも取れます。睡眠、血中酸素レベル、歩数、このあたりのライフログもしっかり記録してくれます。
結論から言うと、日常ログとしてはけっこう使えます。ただ、睡眠と血中酸素を本格的に見たい人にはちょっと弱いというのが私の評価。
まず睡眠。深い眠り、浅い眠り、REMの内訳が出てきて、ポラールのアルゴリズムが入っている分、内容は悪くないです。ただ数値の見せ方がちょっと難しく、「で、結局どうすればいいの?」というところまで噛み砕いてくれる感じではない。
次に血中酸素。これは正直、おまけ寄りで考えた方がいいレベル。
一番使えるのが歩数。歩数、消費カロリー、アクティブタイム、心拍範囲を日・週・月で見られて、日常使いには良い感じです。
スマホアプリ(CASIO WATCHES)の使い心地

これらのデータは、Bluetoothでスマホと連携してカシオ公式アプリ「CASIO WATCHES」で確認できます。
このアプリ、正直に言うとまあまあ使いづらいです。気になったのは、UIに広告や宣伝っぽい情報が多くて、見たい数値にたどり着くまでが遠いこと。グラフや数字も、もうちょっと細かく、もうちょっと分かりやすく見せてくれていいんじゃないかなと感じました。
時計の設定、潮汐の設定、ログの確認といった基本のことは普通にできます。ただ、他の有名なスマートウォッチみたいに毎日開きたくなる健康アプリかというと、そこまでではない。便利だけど気持ちよくはない、というのが正直な感想です。
環境配慮素材(バイオマスプラスチック採用)
今っぽいポイントとして、このモデルはベゼル・ケース・バンドの主な樹脂パーツに、バイオマスプラスチックを採用しています。環境負荷を減らすことが期待される素材で、性能や見た目を犠牲にせず、こういう配慮も入れてきているのは好印象です。
購入前に知っておくべき6つの気になる点

良いところだけじゃなく、気になる部分もしっかりまとめておきます。これ重要です。
- ボタンが、けっこう押しづらい。
4つのボタンがべらぼうに押しづらいです。なんかボタンが内側にめり込んでいるような構造で、指の腹じゃ押せない。指先でグッと押す必要があるので、手袋なんかしてたら絶対押せないレベル。指が大きい人は特に厳しいと思います。 - バッテリー残量が「%」で確認できない。
これも地味にストレス。残量表示が「HIGH/4/3/2/1/LOW/CHG」という段階式で、スマホみたいに「あと47%」みたいな数字では出ません。これは公式仕様で、アプリで見ても%は出ない。 - ソーラー充電に期待しすぎると、ちょっとズレる。
「ソーラー」と聞くと充電いらないイメージですが、心拍・睡眠・ワークアウトを継続的に使うなら基本はUSB充電前提。ソーラーはあくまで補助。公式値は「アクティビティ約35時間/心拍オフ約1ヶ月/節電約11ヶ月」ですが、私の体感だと心拍を回しっぱなしで2日弱でけっこう減ってくる印象。1〜2日に1回はUSB充電している感じです。 - バックライトの中途半端な明るさ時が見づらい。
夕方や薄暗いリビングのような中間の明るさだと、バックライトをつけても画面が見づらい。車の運転で一番見づらい夕方、あの感じが手首で起きます。昼の屋外と夜の真っ暗ではめちゃくちゃ見やすいので、なおさら惜しい。 - GPSは内蔵されていない。
距離計測は、スマホと連携してGPSを借りる仕組み。「スマホ持たずにランだけ走りたい」という使い方には向きません。 - 健康データの見せ方が、ちょっと難しい。
歩数や心拍は使えますが、睡眠の細かい数値が出てきても「で、どうすればいいの?」まで導いてくれない。他の有名なスマートウォッチみたいに「今日はリカバリーした方がいい」とか分かりやすく言ってくれる感じではないです。
買って満足する人・やめた方がいい人
最後にまとめです。もう一回結論を言うと、これは「スマートウォッチ」じゃなくて「健康ログも取れるG-SHOCK」として買うのが正解の時計。この買い方ならものすごく満足できます。
買って満足する人
- G-SHOCKの見た目がそもそも好き
- 海・釣り・サーフ系の情報を手元で見たい
- 歩数・心拍・睡眠はざっくり見られればOK
- 画面ピカピカ系のスマートウォッチはちょっと苦手
- 多少の操作のクセも「G-SHOCKらしさ」として許せる
やめておいた方がいい人
- スマホ通知を快適に読みたい
- 運動記録を細かく取りたい(→ 本格的なランニング・スポーツ専用機の方が幸せ)
- スマホ持たずにGPS計測したい
- アプリの使いやすさを重視する
- 毎日サクサクと時計を操作したい
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個人的には、「G-SHOCKに憧れはあったけど初めて買う人」、それから「ガチのスマートウォッチほどはいらないけど、心拍と睡眠くらいはなんとなく見たい人」、こういう人にこそハマる時計かなと思います。
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