おはようございます、ガッキーです。
2026年10月10日(土)。1本目は、SOUNDPEATSの「Aura Nebula」。ダイナミック型・平面磁界型・バランスドアーマチュア型を組み合わせた5ドライバー構成の完全ワイヤレスで、ノイズキャンセリングは最大43dB、対応コーデックはLDACからaptX Losslessまでほぼ全部入り。35,880円で10月9日に発売されました。2本目は、ソニーの「ECM-AX10」。スマホのUSB-Cに直挿ししてアンビソニックスの空間オーディオを録れる約24gのマイクで、市場推定価格は3万円前後、10月23日発売です。3本目は、Razerの「Basilisk V4 Pro」。右手用の定番ゲーミングマウスが世代交代し、50,000DPIの新センサーと8000Hzポーリング、最大275時間のバッテリーを積んで27,980円。日本では11月発売予定です。
📋 この記事でわかること
- SOUNDPEATS Aura Nebula|5ドライバー構成のフラッグシップ完全ワイヤレス。最大43dBのノイキャン、LDAC/aptX Lossless/LC3対応、7時間+ケースで28時間。35,880円で10月9日発売、10月13日からのセールでクーポン併用29,709円
- ソニー ECM-AX10|スマホのUSB-Cに直挿しで空間オーディオを録れる約24gのマイク。4つのマイクでアンビソニックス/バイノーラル/ステレオを切り替え、Eclipsa Audioに対応。市場推定3万円前後で10月23日発売
- Razer Basilisk V4 Pro|右手用の定番マウスが世代交代。50,000DPIのFocus Pro 50K Gen-3センサー、8000Hzポーリング、4方向チルトの新ホイール、最大275時間駆動。27,980円で日本は11月発売予定(米国は発売済み)
1. SOUNDPEATS Aura Nebula:5ドライバー構成のフラッグシップ完全ワイヤレス。最大43dBのノイキャンにLDAC/aptX Lossless対応、35,880円で10月9日発売
SOUNDPEATS(サウンドピーツ)が10月9日(金)に、同社の最上位にあたる完全ワイヤレスイヤホン「Aura Nebula(オーラ ネビュラ)」を発売しました。価格は35,880円(税込)で、販売はAmazon.co.jpが中心です。10月13日から始まるAmazonのセール期間に、クーポンコード「AURANBNEWS」を併用すると29,709円(17%オフ)になります。今年1月のCES 2026で試作機が参考展示され、6月の時点では「7月末までに発売」と案内されていたモデルで、そこから約2か月半遅れての発売です。最大の特徴は片側5基のドライバー。低域を受け持つ10mmダイナミック型、中高域の6mm平面磁界型、中域と中高域のバランスドアーマチュア型×2、超高域のマイクロ平面磁界型という4種類の方式を組み合わせ、3ウェイのクロスオーバーで帯域を分担します。ノイズキャンセリングはフィードフォワードとフィードバックのハイブリッド方式に適応型を加え、最大43dBの低減をうたいます。外音取り込みと風切り音の低減モードも用意。コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless/LDAC/LC3と、現行の主要なものをひととおり押さえ、Snapdragon Soundに対応し、最大96kHz/24bitのハイレゾ再生ができます。BluetoothのチップはQualcommのQCC3091で、規格はBluetooth 6.0。マルチポイント接続、ワイヤレス充電、遅延を59msまで抑えるゲームモード、計6基のマイクを使った通話ノイズ低減も備えます。電池はイヤホン単体で約7時間、充電ケース込みで約28時間。15分の充電で約2時間聴ける急速充電にも対応します。重さは片側約8g、ケース込みで約69.1g。防水はイヤホンがIPX4相当です。専用アプリ「SOUNDPEATS」では12種類のプリセットEQと10バンドの手動EQ、適応型のイコライザー、ノイキャンのモードやタッチ操作の割り当てを設定できます。付属のイヤーピースはS/M/L/XLの4サイズです。
主なスペック:
- 発売:2026年10月9日(金)。価格:35,880円(税込)。10月13日からのAmazonセール期間はクーポン「AURANBNEWS」併用で29,709円(17%オフ)
- ドライバー:片側5基(10mmダイナミック型、6mm平面磁界型、バランスドアーマチュア型×2、マイクロ平面磁界型)、3ウェイクロスオーバー
- ノイズキャンセリング:ハイブリッド+適応型、最大43dB。外音取り込み、風切り音低減モード
- コーデック:SBC/AAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless/LDAC/LC3。Snapdragon Sound対応、最大96kHz/24bit
- チップ:Qualcomm QCC3091。Bluetooth 6.0、マルチポイント、ゲームモード(遅延59ms)
- 電池:イヤホン約7時間、ケース込み約28時間。15分充電で約2時間。ワイヤレス充電対応
- 重さ:片側約8g、ケース込み約69.1g。防水:IPX4(イヤホン)
- マイク:計6基。アプリ:12プリセット+10バンドEQ、適応型EQ
- 付属:イヤーピースS/M/L/XL、USB-Cケーブル
- 未記載:本体色、ケースの防水
私がこのイヤホンで注目しているのは、「4種類のドライバーを1つのイヤホンに入れた」という割り切りです。ダイナミック型は低域、平面磁界型は中高域の歯切れ、BA型は中域の解像度と、それぞれ得意分野がはっきりしています。1種類で全部をこなす設計より、帯域ごとに専門家を置く設計の方が、音の分離は素直に出やすい。SOUNDPEATSはこれまで1万円台で評価を集めてきたメーカーですが、ここで3万円台の本気の最上位機を出してきたのは、ブランドの立ち位置を一段上げに来たということだと思います。
コーデックの全部入りも見逃せません。iPhoneならAAC、AndroidならLDACかaptX Adaptive、対応機ならaptX Losslessと、手持ちの端末で一番いい道を選べます。LC3も入っているので、将来のLE Audio機器にもそのまま使えます。ノイキャンの43dBは数字だけなら上位機の標準ですが、適応型で自動的に効きを変えてくれるのは通勤で楽です。ワイヤレス充電とマルチポイントが落ちていないのも、最上位機として正しい作りです。
気になるところも書いておきます。まず、価格です。35,880円はソニーやボーズの最上位機と同じ土俵で、SOUNDPEATSのブランド力でそこに踏み込むのは挑戦です。クーポン併用の29,709円なら現実的ですが、セール期間が過ぎてからの定価勝負は厳しいかもしれません。次に、発売が当初の予定より遅れたこと。夏の予定が10月にずれ込んだ理由は公表されていません。そして、ドライバーが5基入る分、片側約8gと完全ワイヤレスとしては軽くはないこと。長時間の装着感は発売後のレビューで確かめたいところです。それでも、この価格帯でここまで方式を詰め込んだ完全ワイヤレスは珍しく、音で選びたい人には今いちばん面白い1本です。
▶ 参考:AV Watch – SOUNDPEATS、5ドライバー搭載のフラッグシップ完全ワイヤレス「Aura Nebula」
▶ 参考:ケータイ Watch – SOUNDPEATS「Aura Nebula」発売、最大43dBのANC搭載
▶ 参考:気になる、記になる… – SOUNDPEATS、クアッドブリッド/5ドライバー搭載のフラッグシップワイヤレスイヤホン「Aura Nebula」を発売
2. ソニー ECM-AX10:スマホのUSB-Cに直挿しで空間オーディオを録れる約24gのマイク。4マイクでアンビソニックス/バイノーラル/ステレオを切り替え、市場推定3万円前後で10月23日発売
ソニーが10月9日(金)に、スマートフォン用の空間オーディオマイク「ECM-AX10」を発表しました。価格はオープンで、市場推定価格は3万円前後。発売は10月23日(金)です。本体の先端にある球体のモジュールに4つの全指向性マイクを斜めに配置し、前後左右と上下を含む全方向の音を記録します。収録モードは3つ。4チャンネルで全方向の音場を残す「アンビソニックス」、ヘッドホンで聴いたときに音の方向が分かる2チャンネルの「バイノーラル」、通常の「ステレオ」で、本体のスイッチで切り替えます。接続はスマホのUSB-C端子に直接挿す形で、約40cmのUSB-C延長ケーブルも付属。本体には3.5mmのヘッドホン端子があり、録りながら音をモニターできます。撮影と編集は無料の専用アプリ「Spatial Audio Video Tool」で行い、アンビソニックスでの動画撮影、音の確認、簡単なカット編集までをスマホで完結させます。アプリはiOSとAndroidに対応予定です。書き出した動画はGoogleとSamsungが推す空間オーディオの規格「Eclipsa Audio」に対応し、YouTubeに空間オーディオ付きで投稿できます。他のカメラアプリでも使えますが、その場合はバイノーラルかステレオの2チャンネル収録になります。重さは約24g。ウインドスクリーン、USBケーブル、シューマウントとマイクホルダー、スペーサーシートが付属します。
主なスペック:
- 発表:2026年10月9日(金)、ソニー。発売:10月23日(金)。価格:オープン(市場推定3万円前後)
- マイク:球体モジュールに全指向性マイク×4。収録モードはアンビソニックス(4ch)/バイノーラル(2ch)/ステレオ(2ch)を本体スイッチで切り替え
- 接続:スマホのUSB-Cに直挿し。約40cmのUSB-C延長ケーブル付属。3.5mmヘッドホン端子でモニター可能
- アプリ:Spatial Audio Video Tool(無料)。撮影、音の確認、簡易カット編集。iOS/Android対応予定
- 規格:Eclipsa Audio対応。YouTubeへ空間オーディオ付きで投稿可能
- 他アプリ使用時:バイノーラルまたはステレオの2ch収録
- 重さ:約24g
- 付属:ウインドスクリーン、USBケーブル、シューマウント/マイクホルダー、スペーサーシート
- 未記載:本体サイズ、対応OSのバージョン、対応機種の一覧
私がこのマイクで注目しているのは、「空間オーディオの収録をスマホ1台で完結させた」ことです。アンビソニックスは本来、専用のマイクとPCの編集ソフトが要る分野でした。それをUSB-Cに挿して、無料アプリで撮って、そのままYouTubeに上げられる形に落とし込んでいます。ライブの客席、花火、森の中の環境音のように「その場の音ごと持ち帰りたい」場面で、後から見返す体験がまるで変わるはずです。約24gなら、スマホに挿したまま片手で構えられます。
Eclipsa Audioへの対応も、地味に大きい。GoogleとSamsungが推す規格なので、YouTube側の受け皿が最初から用意されています。録れても再生する場所がなければ意味がないので、入口と出口がそろっているのはソニーらしい作り方だと思います。バイノーラルモードがあるので、イヤホンで聴く前提のASMR系の動画にも向いています。
気になるところも書いておきます。まず、再生環境がまだ限られること。アンビソニックスのままの再生は一部の環境に限られ、空間オーディオを体験できるのは対応するスマホやヘッドホンを持っている視聴者だけです。次に、対応機種の一覧が未公開なこと。USB-Cのマイクはスマホ側の電力や相性で挙動が変わることがあるので、手持ちの端末で使えるかは発売後の公式情報を待ちたいところです。そして、3万円前後という価格。スマホ用のマイクとしては高い部類で、ステレオ収録だけが目的なら他の選択肢の方が安く済みます。それでも、空間オーディオをここまで手軽にした製品は他になく、動画の音にこだわる人には試す価値があります。
▶ 参考:ソニー(公式) – 空間オーディオマイクロホン ECM-AX10
▶ 参考:AV Watch – ソニー、スマホ直挿しで“アンビソニックス”空間オーディオ録音できるマイク
▶ 参考:ASCII.jp – ソニー、スマホに直結可能な空間オーディオマイク「ECM-AX10」を発表
3. Razer Basilisk V4 Pro:右手用の定番マウスが世代交代。50,000DPIの新センサーに8000Hzポーリング、4方向チルトの新ホイールで最大275時間駆動。27,980円で日本は11月発売予定
Razerが10月9日(金)に、右手用のワイヤレスゲーミングマウス「Basilisk V4 Pro」を発表しました。日本での価格は27,980円(税込)で、発売は11月の予定。米国では170ドルで発売済みです。前モデルのBasilisk V3 Pro 35Kは2024年10月に26,980円で発売されており、1,000円の値上げです。センサーは新しい「Razer Focus Pro 50K Optical Sensor Gen-3」で、解像度は最大50,000DPI、追従速度は930IPS、加速度は90G。DPIは1刻みで設定できます。ポーリングレートは無線でも有線でも8000Hzに対応。スイッチは第4世代の光学式で、耐久は1億回以上です。ホイールは「HyperScroll Tilt Wheel Gen-2」に刷新され、4方向のチルトに対応。通常は24段階の刻みで、精密モードでは48段階に細かくなり、フリースピンと、スクロールの速さに応じて自動で切り替わるスマートリールのモードもあります。側面には新たに2つのボタンが加わり、親指で押すマルチファンクショントリガーは、より自然に届く位置に移動。設定できる操作は14か所です。接続は専用レシーバーのHyperSpeed Wireless Gen-2、Bluetooth 6.2(3台までペアリング)、有線の3通り。電池持ちはBluetoothで最大275時間、HyperSpeed接続で最大200時間です。ライティングはChromaに対応し、対応ゲームでは画面の状況に合わせて色が変わります。Razer公式ストアでは発売から1週間の注文に4,000円分のストアクレジットが付きます。重さは発表資料に記載がありません。
主なスペック:
- 発表:2026年10月9日(金)、Razer。価格:27,980円(税込)。日本発売:11月予定。米国:170ドルで発売済み
- センサー:Razer Focus Pro 50K Optical Sensor Gen-3。最大50,000DPI(1刻み設定)、930IPS、90G
- ポーリングレート:8000Hz(無線・有線とも)。スイッチ:第4世代光学式、1億回以上
- ホイール:HyperScroll Tilt Wheel Gen-2。4方向チルト、24段階(精密モード48段階)、フリースピン、スマートリール
- ボタン:設定可能な操作14か所。側面に新ボタン×2、マルチファンクショントリガーの位置を変更
- 接続:HyperSpeed Wireless Gen-2/Bluetooth 6.2(3台)/有線
- 電池:Bluetoothで最大275時間、HyperSpeedで最大200時間
- 形状:右手用エルゴノミクス。ライティング:Chroma対応
- 特典:Razer公式ストアで発売から1週間の注文に4,000円分のクレジット
- 未記載:重さ、本体色のバリエーション
私がこのマウスで注目しているのは、ホイールの進化です。Basiliskは昔から「多ボタンで重いが、ホイールの手応えが切り替えられる」マウスでした。今回はそこに4方向のチルトが付き、精密モードの48段階が加わりました。ゲームだけでなく、表計算や動画編集で横スクロールを多用する人にとって、仕事でも使えるゲーミングマウスとして一段と万能になったと思います。右手用の握りやすい形はそのままなので、V3 Proからの乗り換えで迷う人は少ないはずです。
8000Hzと50,000DPIのセンサーは、数字としては上位機の水準に追いつきました。正直に言えば、8000Hzの差を体感できる人は多くありませんが、FPSで遅延を1msでも削りたい人には意味があります。むしろ現実的に効くのは電池持ちで、Bluetoothで275時間、専用レシーバーで200時間なら、週に1回の充電で済みます。Bluetoothで3台まで切り替えられるので、ゲーム用PCと仕事用ノートを1つのマウスでまたぐ使い方もできます。
気になるところも書いておきます。まず、日本は11月まで待つこと。米国では発売済みなので、国内の人は1か月ほど先です。次に、重さが公表されていないこと。V3 Proは多機能な分だけ重い部類だったので、ここが変わっていないならFPS一本の人には向きません。そして、27,980円という価格。前モデルより1,000円高く、ハイエンドの中でも高い側です。それでも、右手用の多ボタン無線マウスとして完成度の高い系譜の最新作で、仕事とゲームを1台でまかないたい人には有力な候補です。
▶ 参考:GAME Watch – Razer、右手用ゲーミングマウス「Basilisk V4 Pro」を発表。11月発売予定
▶ 参考:Razer(日本公式) – Razer Basilisk V4 Pro 製品ページ
⭐ 今日の一推し:SOUNDPEATS Aura Nebula
推す理由は、音の方式を1つに絞らなかったからです。低域はダイナミック型、中高域は平面磁界型、中域はバランスドアーマチュア型と、帯域ごとに得意なドライバーを置いています。コーデックはLDACもaptX LosslessもLC3も入っていて、どのスマホでも一番いい道で聴けます。ノイズキャンセリングは最大43dBで、ワイヤレス充電とマルチポイントも省いていません。1万円台で評価を集めてきたメーカーが、音で勝負する最上位機を出してきた1本です。
📅 次の注目日程:10/13(火)Apple「Welcome home」イベント(米国時間)/10/21(水)OPPO Find X10シリーズ グローバル発表/10/23(金)ソニー ECM-AX10 発売/11月 Razer Basilisk V4 Pro 国内発売予定
今日は、SOUNDPEATS Aura Nebula、ソニー ECM-AX10、Razer Basilisk V4 Proの3本をピックアップしました。それでは今日も良い一日を!
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