こんにちは、ガッキーです。
今回は、Boseのイヤーカフ型イヤホン「Bose Ultra Open Earbuds(第2世代)」をレビューします。
私は初代のUltra Open Earbudsを持っていて、イヤーカフ型の比較動画を2本出していますが、初代はその両方に登場しています。
ただ、単体でじっくりレビューしたことは一度もありませんでした。
今回、第2世代が出たので予約して購入し、初代を使ってきた私の目線で「何が変わったのか」を確かめました。
この記事でわかること
先に結論
低音が丸くなって、装着感が優しくなった、全体的に優しく進化した一本です。
音は、初代の「四角く深く沈む」印象から、「丸い円柱が深く沈む」ような低音に変わりました。
そして一番印象に残ったのは、着け心地が優しくなったこと。
初代の装着感にキツさを感じているなら、第2世代は優しいです。装着感に不満がある方には、買い替える価値があります。
開封・同梱物|ケースが立てて置けるように(USB-Cケーブルは別売)

私が選んだのは、数量限定カラーのオリーブグリーンです。箱もグリーンでした。
実物の色は、ミリタリー感のある、抹茶っぽい緑。
真緑というより、黄緑と緑を足したような色で、深みのある緑ではありません。
個人的には、面白い色味で気に入っています。
箱の中身は、イヤホン本体(左右)と充電ケース、クイックスタートガイド、セーフティシート。
本体と説明書だけの、余分な物が一切入っていないシンプルな内容です。
⚠️ 充電用のUSB-Cケーブルは入っていません。電源アダプターも同梱されていないので、手元にケーブルが無い方は一緒に用意しておくのがおすすめです。
ちなみに初代には、USB-Cケーブルが入っていました。

ケースも新しい設計になり、立てて置けるようになりました。
初代のケースは、頑張っても立てて置けません。
この「立てて置けるようになった」のは、めちゃくちゃ嬉しい進化ポイントです。
Bose Ultra Open Earbuds(第2世代)のスペック・価格
| 製品名 | Bose Ultra Open Earbuds(第2世代) |
|---|---|
| 価格 | 税込39,600円(Bose公式) |
| 発売日 | 2026年10月1日 |
| タイプ | イヤーカフ型(耳をふさがないオープンイヤー)/ノイズキャンセリングなし |
| カラー | ブラック/ホワイトスモーク/スカイピンク/チェリーチョコレート/オリーブグリーン(チェリーチョコレートとオリーブグリーンは数量限定。スカイピンクもBoseのプレスリリースでは数量限定) |
| 重さ(実測) | 片耳 約6.6g/両耳 約13.2g/ケース込み 約63.8g |
| 防水 | IPX4 |
| 接続 | Bluetooth 5.4/マルチポイント(2台同時接続) |
| コーデック | SBC/AAC/aptX Adaptive(Snapdragon Sound認定機器が必要) |
| マイク | 2つ+Bose SpeechClarity |
| 充電 | USB-C(ケース側面)/ケース単体でワイヤレス充電に対応 |
| 同梱物 | イヤホン(左右)/充電ケース/クイックスタートガイド/セーフティシート(USB-Cケーブルは別売) |

重さは公式だと「0.01kg」のようなざっくりした書き方なので、実際に測りました。
片耳が約6.6g、両耳で約13.2g、ケース込みだと約63.8gです。
初代は以前の比較動画で測ったとき片耳で約6.5gだったので、イヤホンの重さは初代とほぼ変わりません。
防水はIPX4で、汗や雨の影響は受けにくい作りです。
ただし、水に沈めたり、着けたままシャワーを浴びたりするのはNG。ケースに水をかけるのもダメです。
なお、今回も私はiPhoneをメインに使ってレビューしています。
aptX Adaptiveを使えるのは、Snapdragon Sound認定のAndroidスマホなどです。
初代から何が変わった?

初代のUltra Open Earbudsは2024年に出たモデルで、当時の価格は第2世代と同じ税込39,600円。
発売時の値段は同じで、中身がアップデートされた形です。形は初代のカフ型を受け継いでいます。
Boseが公式に挙げている変更点は、次のとおりです。
- 新設計ドライバー:初代より深みのある低音と、大きな音量に
- 通話:「SpeechClarity」という技術で、声を拾う性能がアップ
- 接続の安定性:どの機器とつないでも、より安定して聴けるように
- バッテリー:メーカーの数字で、初代の最長7時間から最長9時間へ
- 新機能「シネマモード」
- 面取り加工のメタリックキャップ:フチを斜めに削った、メタリックな仕上げ
- ケース:立てて置けるようになり、ケース単体でワイヤレス充電にも対応
初代は、ケースそのものはワイヤレス充電に対応しておらず、別売の純正カバーを付ければ対応できるという、正直よく分からない仕様でした。
第2世代はケース単体でワイヤレス充電ができる(私は手持ちのQi充電器で使っています)ので、ここは本当に嬉しい進化ポイントです。
実際に初代と並べてみると、ケースは一回り大きくなったような気もします。
ただ、全体的に丸みを帯びているので手に馴染みやすく、ポケットやバッグにも入れやすいと思います。
- USB-Cの差し込み口が、初代の底面から横に移動したので、充電もしやすくなったと思う
- リセットボタンも背面からサイドに移動して、あまり目立たなくなった印象
- フタを開けたときのメタリック感が増した
メタリック感は、増し増しにしすぎるとおもちゃ感やチープ感が出てしまうところ。
第2世代は、そこまでチープにならない程度のピカピカ感なので、個人的に非常にいいと思います。
デザイン・装着感|着け心地が優しくなった

音が出るスピーカーの部分と、耳の後ろにくる「バレル」。
この2つをつないでいるのが「フレックスジョイント」です。
このゴムっぽい部分がクネクネ曲がるようになっていて、フィット感を調節しています。
デザインは、本体のメタリック部分がおしゃれで、いいアクセントになっています。
ボタンの部分もメタリックカラーになっていて、このワンポイントもおしゃれです。
ちょっとしたイヤリングのように耳のアクセントになるので、着けっぱなしでもファッションの一部になり得ると思います(ここは個人的な感覚です)。
そして何より、初代より確実に上がっているのが装着感です。
初代は、第2世代と比べると少しきつめに感じる部分がありました。
第2世代は、優しいのにフィット感がある。装着感はめちゃくちゃよく進化しています。

着け方には、ちょっとしたコツがあります(初代と同じです)。
- ボタンを上にして、RとLのマークを自分の方に向けて持つ
- スピーカーを耳に引っ掛けて、バレルが耳の後ろにくるように挟む
- 最後に、耳に対して約45度の角度に調整する
これがBoseの推奨している着け方です。
左右の区別があるので、RとLは間違えないようにしてください。
帽子やほとんどのピアスとも、ぶつかりにくい位置に着けられます。
ただし磁石が入っているので、ニッケルなどを含むアクセサリーとは少し反応することがあるようです。
着け心地を詳しくまとめると、初代は「着けているぞ」という感覚がありました。
それと比べると、第2世代は絶対に優しくなっています。
半日くらい着けっぱなしにして試しましたが、痛くなったり違和感が出たりすることは全くありませんでした。
- メガネ:干渉しない
- マスク:外すときにイヤホンも一緒に引っ掛けてしまうことがある(これはイヤーカフ型イヤホン共通のポイント)
- ランニング:着けて走ってみても落ちることはなく、落ちそうだと感じることもなかった
ウォーキングやランニング程度なら全然OKだと思います。
ただ、上下左右に激しくジャンプするような運動だと、落ちる可能性はあるかな、という締め付け具合です。
音質|沈み込む低音は健在、当たりはマイルドに

耳をふさがないのに、どうやって音を届けているのか。
それがBoseの「OpenAudio(オープンオーディオ)テクノロジー」で、音を耳の方に向けて届け、周りへの音漏れを抑える技術です。
第2世代は、ドライバーも新しく設計されています。
初代の低音を、私は以前の3機種比較で「沈み込むような低音」と言いました。
第2世代も、沈み込むような深い低音は健在です。
ただ、言葉で表すのは難しいのですが、初代は四角い柱が深くズドンと沈み込むような低音でした。
それに対して第2世代は、円柱、丸い棒が深く沈み込むような低音。丸みのある低音になっていると感じます。
深さ自体はそんなに変わらないと思いますが、当たりが柔らかくなった分、マイルドになった印象です。
なので、装着感も低音も両方が優しくなった、「優しく進化したBose」というのが私の印象です。
低音以外も、楽器や歌声は聴きやすく、キンキンして刺さることはありません。
このあたりは、やはりBose、音響メーカーとして健在だと感じました。
映画でも音楽でもめちゃくちゃ迫力を感じられるので、万人におすすめできると思います。
さらに、アプリのイコライザーで低音をもりもりにすれば、かなりもりもりの低音になるので、低音好きな方でも満足できそうな仕上がりです。
イマーシブオーディオと新機能シネマモード

イマーシブオーディオは、いわゆる空間オーディオです。
普通のイヤホンだと、音が頭の中で鳴っている感じがすると思います。
イマーシブオーディオは、目の前にスピーカーが2本置いてあるみたいに、音が前の方から聞こえてくる機能です。
設定は3つあります。
- 移動:頭の動きについてくる
- 静止:頭を動かしても、音の位置が変わらない
- オフ
この設定をまとめたのが「モード」で、最初から入っているのはステレオ、イマーション、シネマの3つです。
ステレオはイマーシブオーディオをオフにした普通の聴き方、イマーションは「移動」のイマーシブオーディオで音楽向けです。
そして今回新しく入ったのがシネマモード。
中身は「静止」のイマーシブオーディオで、セリフが真ん中からはっきり聞こえ、背景の音と効果音のバランスも整えてくれます。
動画や映画、ポッドキャストを映画館のような臨場感で楽しめる、というのがBoseの説明です。
自分好みのカスタムモードも、アプリで7つまで作れます。
個人的には、シネマモードが結構おすすめです。
声が前に出てくる印象がありながら、全体的に音が盛り上がって聞こえるので、迫力が増し増しになります。
イマーションもおすすめなので、両方ともおすすめのモードですが、迫力が好きな私はシネマモードで使っていることの方が多かったです。
音漏れチェック
耳をふさがないイヤホンで一番気になるのが、「音漏れ、実際どうなの?」問題です。
Boseの公式では、一般的な音量なら、ほとんどの環境で周りの人には聞こえないとされています。
ただし、とても静かな場所で最大音量にすると、気づかれることはある。
それでも、すぐ近くにいない限り、内容まではっきりとは聞こえない、とのことです。
そこで実際に、嫁さんに近づいてもらって音漏れ具合を確かめてもらいました。
離れた位置では「聞こえない」、近づいていくと「ほんのり聞こえる」、さらに近づくと「聞こえる」、すぐそばでは「大きく聞こえる」という反応。
たまに何を話しているか分かるものの、ほとんどは分からない。
ただ、音漏れしていることは分かる、という結果でした。
📖 あわせて読みたい:【1年で激変】イヤーカフ型イヤホンの正解が変わりました|最新3強を徹底比較
通話・マイク

通話は、Boseが第2世代で推しているポイントのひとつです。
マイクは2つで、そこに「SpeechClarity」というAIを使った技術が入っています。
周りの雑音から自分の声を分けて、相手に届けてくれる仕組みです。
実際に、イヤホンのマイクで録音してみました(足元でロボット掃除機を動かした状態でも試しています)。
音声は普通に聞き取れるかな、という印象です。
周りに騒音があっても、ある程度ノイズを消してくれている感じがあり、そこそこ聞き取りやすかったです。
これなら、通話で使っても相手には伝わると思います。
実際の録音は動画で聞けるので、気になる方はぜひ確かめてみてください。
操作・接続・アプリ

第2世代も、初代と同じく物理ボタン式です。
左右それぞれ、耳の後ろにくるバレルの上の部分に、ボタンが1つずつ付いています。
- 1回押す:再生/一時停止
- 2回押す:次の曲
- 3回押す:前の曲
- 長押し:自分で決めたショートカット
- 音量:1回押してから長押し(右で上げる/左で下げる)
- 電話:1回押して応答/2回押して終話・拒否
長押しのショートカットは、アプリでイマーシブオーディオやモードの切り替え、音声アシスタントなどを割り当てられ、左右別々にも設定できます。
物理ボタンは、触れただけで誤作動しにくいのがいいところです。
実際に使ってみても、やっぱり物理ボタンは最高。
クリック感もいい感じで、誤作動することもありません。
Boseさんには、このまま物理ボタンを続けてほしいと思っています。
接続は、マルチポイントで2台同時接続が可能で、AndroidのGoogle Fast Pairにも対応しています。
今後のアップデートで、Googleの「Find Hub」で失くしたイヤホンを探せる機能や、Apple Musicのショートカットが追加される予定だと、Boseが発表しています。
実際にマルチポイントを使ってみると、切り替えのときに若干「ザザザッ」という雑音が入ることが多かった印象です。
今回はMacBookとiPhoneの切り替えで使いましたが、正直、ちょっと雑音が入ることが多いと感じました。
ただ、切り替え自体は結構サクサクで、MacBookで再生していた音楽を止めてiPhoneで再生すると、すぐiPhoneの音声を拾ってくれます。
満員電車での通勤でも使ってみましたが、私の場合は途切れることはありませんでした。
今のところ、途切れることよりも、マルチポイントの切り替え時に「ザザザ」というノイズが入ることの方が多かった印象です。
アプリは「Boseアプリ」で、モードやイコライザーのほかに「自動音量調節」も設定できます。
周りの騒音に合わせて音量を自動で上げ下げしてくれる機能で、初期設定ではオフになっています。
オンにすると、うるさい所に行ったときに音量が上がる印象です。
一気に大幅に上がってうるさくなる感じではないので、オンでも大丈夫だと思います。
ただ私は、物理ボタンで音量を調整できるようにしているので、オフで使うことの方が多かったです。
バッテリー・充電

今回は電池持ちの実測はしていないので、公式の数字でお伝えします。
公式では、イヤホン単体で最長9時間です。
ただし、イマーシブオーディオか自動音量調節のどちらかをオンにすると最長5時間、両方オンだと最長4時間になります。
つまり、Boseの代名詞であるイマーシブオーディオを使うと、公式の数字でも電池の持ちは短くなります。
また、メーカーの数字は一番条件がいいときの最大値なので、実際は音量や使い方で変わってきます。
充電は、今回からケース単体でワイヤレス充電に対応しました。
ケースの背面の下半分を、充電器の真ん中に合わせて置くとQi充電ができます。
ワイヤレス充電、最高です。
初代と聴き比べた感想

同じiPhone、同じ曲で、初代と第2世代を付け替えて聴き比べました。
設定は、イマーシブオーディオを使った状態です。
正直に言うと、劇的に変わったという印象は持ちづらいです。
ただ、冒頭でお伝えした低音が、ちょっと丸みを帯びて、優しく沈み込むような印象に変わりました。
それによって全体的にマイルドになり、非常に聴きやすくなった感じです。
着け心地も初代と比べて非常に優しくなり、音質も全体的に丸みを帯びた、聴きやすく深みのある低音になっている。
「優しいBoseに進化したんだな」というのが、私の個人的な感想です。
気になったところ

- USB-Cケーブルが付属していない:初代には入っていたので、手元に無い方は用意が必要です。
- 左右の自動判別がない:初代と同じく、左右の自動判別はありません。
RとLを入れ替えても大丈夫という機能があれば、なお便利だと思います。 - 価格:税込39,600円。やはり高価格帯のイヤホンなので、お財布には痛いです。
- ノイズキャンセリングはない:ただ、これは製品の欠点というより、耳をふさがないイヤホンというジャンルの特徴なので、事前に知っておいた方がいい点です。
- 音漏れ:これは不可避です。イヤーカフ型を選ぶなら、音漏れは覚悟して使うべきだと私は思います。
よくある質問
Q. Bose Ultra Open Earbuds(第2世代)の発売日と価格は?
A. 発売日は2026年10月1日、価格はBose公式で税込39,600円です。
Q. USB-Cケーブルは付属していますか?
A. 付属していません(別売)。電源アダプターも同梱されていません。初代にはUSB-Cケーブルが入っていました。
Q. ノイズキャンセリングはありますか?
A. ありません。耳をふさがないイヤーカフ型のため、着けたまま周りの音も聞こえる「ながら聴き」向けのイヤホンです。
Q. 初代のケースでもワイヤレス充電できますか?
A. 初代はケース単体では非対応で、別売の純正カバーを付けると対応できます。
第2世代はケース単体でワイヤレス充電に対応しています。
まとめ|初代から買い替えるべき?
Bose Ultra Open Earbuds(第2世代)は、冒頭でお伝えしたとおり、全体的に優しく進化した一本でした。
こんな方におすすめ
- Boseの最新機種が気になっている、Bose大ファンの方(絶対に買うべき)
- 優しさに包まれた装着感と、丸みのある低音で「優しいBose」を味わいたい方(買ってよし)
- ガジェット好きの方(買ってよし)
- 最新の機種で音楽を試したい音楽好きの方(買うべき)
そして、一番気になる「初代から買い替えるべきか」。
お財布に余裕があるなら、買い替えてよしです。
初代の着け心地が少し痛い、きついと感じている方は、ぜひ買い替えるべきだと私は思います。
価格はBose公式で税込39,600円です。
Amazonは時期によって値段が変わるので、気になる方はリンクからチェックしてみてください。
動画では、通話の録音サンプルや、嫁さんの音漏れチェックの様子も入れているので、あわせてご覧いただけると嬉しいです。
また、私が作ったヘッドホン・イヤホン診断アプリも公開しています。
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