
HUAWEI(ファーウェイ)の新作ワイヤレスイヤホン「FreeBuds Pro 5(フリーバッズ プロ ファイブ)」を、先行レビュー用にメーカーから提供いただいたので、忖度なしで実機レビューしていきます。
HUAWEIが「自社史上、最強の音質とノイズキャンセリング」と言い切っているモデル。そこまで言うなら……と、じっくり使い込んでみました。いいところも、気になったところも、いつも通り正直に話します。
結論:「音を楽しむ」のが好きな人に刺さる、所有感のあるイヤホン。
外音取り込みの自然さは過去トップクラス。音は解像度が高く、音場が広い。空間オーディオをシーンで切り替える楽しさもあります。一方、ノイズキャンセリングは“ガチ消し”ではなく、圧迫感の少ない“柔らかいノイキャン”タイプ。ここを理解して選べば、満足度はかなり高い1台です。
この記事でわかること
✅ スペック・基本情報
✅ デザイン・装着感
✅ 音質(デュアルドライバー)の実力
✅ ノイズキャンセリングの“正直な”効き具合
✅ 外音取り込み・通話
✅ アプリ・空間オーディオ・接続
✅ バッテリー
✅ 購入前に知っておきたい弱点
✅ 総評|どんな人におすすめか
✅ あわせて読みたいオーディオ関連レビュー
HUAWEI FreeBuds Pro 5 の基本スペック
まずは基本情報から、さっと押さえておきましょう。カラーはグレー・ゴールド・レザーブルーの3色。価格は税込で、グレーとゴールドが29,480円、ケースが合成皮革になるレザーブルーだけ31,680円です。発売日は2026年5月21日。タイプは耳の中に入れるカナル型です。
| 製品名 | HUAWEI FreeBuds Pro 5 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年5月21日 |
| 価格(税込) | グレー・ゴールド:29,480円 / レザーブルー:31,680円 |
| カラー | グレー / ゴールド / レザーブルー |
| イヤホン重量 | 約5.5g |
| 防塵防水 | イヤホン IP57 / 充電ケース IP54 |
| 音響 | デュアルドライバー音響システム+第3世代オーディオコントロールモジュール(デュアルDSP・デュアルDAC) |
| ノイキャン | 全帯域 最大29dBの消音深度(デュアルドライバーNC) |
| 外音取り込み | 3つのUltra HDマイク+AIセンシング |
| 接続 | Bluetooth 6.0 / 2台同時接続(マルチポイント・OS問わず自動切替) |
| 対応コーデック | LDAC / AAC / SBC |
| 空間オーディオ | イヤホン単体で処理(デバイス・アプリ非依存) |
| サウンド | 4サウンドモード+10バンドカスタムEQ |
| アプリ | HUAWEI Audio Connect |
このモデルの一番のキモが、「デュアルドライバー」という構造。ふつうのイヤホンはひとつのスピーカーで低音から高音まで鳴らしますが、これは低音用と高音用で専用のドライバーを別々に積んでいるのが特徴です。役割を分けることで、音もノイキャンも前モデルより進化した、というのがHUAWEIの主張。ここを一つずつ見ていきます。
なお、今回はiPhoneをメインに使ってレビューしています。Android周りで気づいたことは、後半のアプリのところで正直に触れますね。

デザイン・装着感|所有感があって、操作も快適
まずデザイン。これ、所有感がかなりあります。ケースは前モデルより小さくなっていて、表面の質感も上質。肌触りもよくて、手のひらにちょうどいいサイズ感です。正面のLEDがいいワンアクセントになっていて、おしゃれなんですよ。
このLED、地味に便利で、色で状態が分かるようになっています。白が接続済み、緑がバッテリー十分、黄色が残量少なめ、赤がかなりヤバい、という具合。パッと見で分かるのはありがたいですね。

装着感もいいです。重さは全然感じないし、いわゆる「うどん」の部分が長すぎず短すぎずで、操作もしやすい。半日くらいつけっぱなしで使ってみましたが、痛くもならず全然いけました。フィット感も、私の耳では落ちそうになることはなかったです。
操作は、タッチと、つまむ操作の両方に対応。しかもアプリで割り当てを自分でカスタマイズできます。個人的に、タップ操作って耳の穴に「コンッ」と衝撃がくるのがちょっと苦手だったので、つまんで操作できるのがめちゃくちゃ好きです。

⚠️ ひとつ大事なポイント。私の耳の場合、イヤーチップをMサイズからLサイズに変えたら、低音の感じ方がガラッと変わりました。アプリで装着フィットを計測できるので(Mだと「OK」が出ず、Lで合格)、最初に必ずチェックしておくのがおすすめです。
音質|デュアルドライバーは想像以上だった
ここが一番の目玉、音質です。さっきのデュアルドライバー──高音用には超薄型の振動板、低音用には専用のマグネットユニットが入っていて、それぞれが担当の音だけに集中できる構造。音を処理するチップも第3世代になっています。
で、実際に聴いてみた感想ですが……これ、かなり解像度が高いです。聴いていて素直に気持ちいい。音の粒がちゃんと分かれて聴こえて、しかも音場が広い。正直、想像以上でした。ここはHUAWEIが推してるだけあるな、と。

音のモードは4つ(標準のバランス/クラシック向け/ボーカル重視/重低音重視)。さらに10バンドのEQで細かく好みに調整もできます。このあたりはアプリの章でまとめて触れますね。
ノイズキャンセリング|“柔らかいノイキャン”という個性
次、ノイズキャンセリング。ここもHUAWEIが推しているポイントで、低音用と高音用、2つのドライバーの両方でノイキャンをかけるのがウリ。消しにくい中高音域までカバーできる、と言っています。
ここは正直に言います。「めちゃくちゃ効く!バチバチ!」という感想では、正直ないです。低音から中低音のノイキャンは確かに強い。でも、中高音から高音は、わりと普通で、うっすら聞こえてきます。ノイキャン最優先で、とにかくガチガチに効くやつを期待すると「あれ?」となるかもしれません。

ただ、これは裏を返すと長所でもあって。ノイキャン特有の耳の詰まり感、あの圧迫感がそんなにないんです。例えるなら、柔らかいノイキャン。長時間つけても疲れにくいので、私的にはむしろ好きなタイプのノイキャンでした。(こうやってハードルを下げておくぶん、実際に使うと「お、そこそこいいじゃん」と感じるはずです・笑)
外音取り込み・通話|自然さは過去トップ級
外音取り込み、つまり着けたまま外の音を聞けるモード。これが、結論でも言った通りかなり自然でいいです。今まで使ってきたイヤホンと比べても、体感で80点以上は余裕で出ている印象。
つけたまま普通に日常生活をしていても、不便を感じることがほぼないんですよ。会計のときや、ちょっとした会話のときに、いちいち外さなくていい。家族との会話も普通にできました。ここはかなりおすすめできる領域です。

通話は、3つのマイクと骨の振動を拾うセンサーを使って、騒がしい場所や風の強いところでも声をクリアに届ける作り。実際の通話サンプルは、ぜひ動画で聞いてみてください。
アプリ・空間オーディオ・接続|“音を切り替える楽しさ”がある
このイヤホンは空間オーディオがイヤホン側で処理されるので、つなぐ機種を選ばずに「音に包まれる感じ」を楽しめます。
そして、ここがけっこう楽しい。アプリ「HUAWEI Audio Connect」の「HUAWEI Sound」をタップすると、音質4種(バランス/ボイス/ベース/クラシック)に加えて、シーン別の4モード(映画/ポッドキャスト/ゲーム/インパクト)が選べます。切り替えるとちゃんと特徴が出るので、シーンで音を変えながら聴けるのが純粋に楽しいんですよ。

接続はBluetooth 6.0で、2台同時接続(マルチポイント)に対応。パソコンで作業しながらスマホに着信が来たら自動で切り替わります。OSも問わないので、iPhoneでもAndroidでもWindowsでもOK。操作は、つまむ・タップに加えて頭を動かすジェスチャーもあって、着信時にうなずくと応答、首を横に振ると拒否、なんてこともできます。

📌 コーデックとアプリについて(メーカー確認済みの最新情報)
対応コーデックはLDAC / AAC / SBC。Androidスマホなら高音質のLDAC、私のようにiPhoneがメインならAACでの接続になります。アプリのダウンロードは、どのメーカーのスマホでも外箱のQRコードから問題なく可能とのこと。iPhoneはApp Storeで「HUAWEI Audio Connect」と検索すればOKです。
バッテリー|公式値はこれくらい
バッテリーは、あくまで公式の数字として紹介します。メーカーいわく、ノイキャンをオフにした状態でイヤホン単体で約9時間、ケース込みで約38時間。ノイキャンをオンにすると単体で約6時間、ケース込みで約25時間とのこと。
ただ、いつも言うんですけど、メーカーの数字は一番条件がいいときの最大値なので、実際は音量や使い方でけっこう変わります。あくまで「公式ではこれくらい」という参考に。体感としては、私が毎日ふつうに使っている範囲では、充電で困る場面はなかったので、そこは安心していいかなと思います。
気になるところ|正直なデメリット
正直に、気になったところも挙げておきます。
- ケースからイヤホンが取り出しづらい
掴みにくくて、滑りやすく感じました。もうちょっと引っ掛かりがあると安心。駅のホームなどでポロッと落とすと残念な気持ちになるので、取り出しは少し慎重に。 - ノイキャンは“柔らかめ”=ガチ消し派には物足りないかも
圧迫感が少ないのは長所ですが、とにかく強烈に静寂を作りたい人には物足りなく感じる可能性があります。ここは好みが分かれるポイント。 - Androidでのアプリ導入は環境によってつまずくことも
メーカー確認では「全機種QRコードからDL可能」とのことですが、私のAndroid端末では一度うまくダウンロードできない場面がありました。基本は問題ないはずですが、念のため頭の片隅に。

総評|どんな人におすすめか
総合的に見て、HUAWEI FreeBuds Pro 5は「音を楽しむ」のが好きな人に刺さるイヤホンでした。

こんな人におすすめ:
- 外音取り込みの自然さを重視する人(過去トップクラス)
- 解像度の高い音・広い音場で「音楽を楽しみたい」人
- 空間オーディオをシーンで切り替えて遊びたい人
- 所有感のあるデザインと、軽くて長時間でも快適な装着感を求める人
逆に、こんな人は要検討:
- ノイズキャンセリングをガンガンに効かせたい、静寂を最優先する人(柔らかめのノイキャンなので)
価格は税込29,480円から。この内容でこの値段なら、私はかなり納得感がありました。気になった方は、下のリンクからチェックしてみてください。
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※提供:華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)(内容は忖度なく正直にレビューしています)。本記事はAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトプログラムを利用しています。



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