【Comu Action Pro レビュー】会話がそのままパワポになるAIレコーダー。無料でどこまで使えるかを正直に検証

Comu Action Pro レビュー

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会議を録音して、文字起こしして、そこから議事録を作って、メールを書く。この「あと」の作業が、正直いちばん面倒だと感じていました。

今回レビューする「Comu Action Pro」は、そこを丸ごと引き受けようという製品です。録音した会話から、パワポの下書き、メールの文面、決まったことのリストまで自動で作ってくれます。カード型で51g、希望小売価格は39,800円(税込)。実際に4人での会議を想定した音声を録って、どこまで使えるのかを試しました。

結論から言うと、資料の下書きとしては十分に使えます。ただし「無料でどこまで使えるのか」を知らずに買うと、確実にがっかりします。ここが一番大事なので、本記事では正確にお伝えします。

先に結論

  • いちばん良かった:パワポの資料を作ってくれるところ。そこそこクオリティが高く、少し手直しすれば社内資料としてそのまま出せます
  • いちばん引っかかった:待ち時間。AIが動くぶん、資料作成のような重い処理はけっこう待たされます
  • もうひとつ:本体のAIボタンは、使い方と使いどころに慣れが必要です
  • 向いている人:ひとことで言うと、打ち合わせが多いビジネスマンです

立ち位置としては、AIとボイスレコーダーを組み合わせた新しいガジェットです。ただ、飛び抜けてすごいAI機能かというとそこまでではなく、あくまでボイスレコーダーにAIが少し乗っている印象。これからの進化に期待、という段階だと思います。

目次

Comu Action Pro のスペックと価格

Comu Action Pro のサイズを実測
公称91×60×5.5mm。実際に測ってみました
製品名 Comu Action Pro
希望小売価格 39,800円(税込)
発売日 2026年8月20日
サイズ 91 × 60 × 5.5mm(最も厚い部分 7.5mm)
重量 51g
ディスプレイ 0.95インチ AMOLED
マイク 6マイク構成(MEMS×4/VPU×1/指向性×1)
バッテリー 1000mAh/連続録音 約70時間(公式値)
充電 約2時間/USB-C
内蔵ストレージ 16GB
通信 Bluetooth/Wi-Fi
対応言語 113言語(アプリ経由)
カラー ブラック/シルバー/チェリーレッド

数値はメーカー公表値です。連続録音の約70時間は公式値で、私が70時間ぶっ通しで録ったわけではありません。

51gのカード型ボディと、マグネットの実力

実際に測ってみると、横幅が約5.89cm、縦が約9cm。厚さは普通のところで約5.6mm、液晶が入っている一番分厚い部分で約7.42mmでした。重さは51gで、これは公式発表とぴったりです。

持った感想としては、薄さと重さにはまったく不満がありません。このサイズ感なら、スマホの背面に付けたままポケットに入れても気になりませんでした。

質感は普通です。特段高級感がすごいわけでもないし、かといって安っぽい感じもしない。全体的にすべてが普通。ただ、この液晶が付いているのは素直に嬉しいポイントでした。今ちゃんと録れているかどうかが本体だけで分かるのは、地味に安心感があります。

Comu Action Pro 本体とマグネットリング
実機はブラック。手前はスマホ側のマグネットリングです

マグネットは普通に強力です。このままiPhoneが持ち上がるくらいで、落ちたことはないですし、落ちそうだなと感じたこともありません。マグネット非対応のスマホには、付属のマグネットリングを貼って使う形になります。

充電はUSB-Cのみです。同梱品は Type-C to C ケーブルが1本と、説明書・注意書きの紙という構成でした。

セットアップは、アプリの案内どおりで完了

使うにはスマホのアプリが必須です。App Storeで「Comu」と検索すれば普通に出てきます。ダウンロードが完了したら、あとはアプリ内の説明に従って設定していけば初期設定は完了です。ここは特に迷うところはありませんでした。

なお今回は、私のメイン機種である iPhone 17 Pro Max で接続して使っています。

文字起こしの精度は実際どうなのか

マイクは6個載っています。MEMSマイクという小さいマイクが4つ、声を拾うためのVPUが1つ、それと指向性マイクが1つ。この6つで拾う構成です。対応言語は113言語ですが、これはアプリ経由での対応になります。

今回は4人での会議を想定したシチュエーションを作り、静かな部屋と騒音のある環境の2パターンで録音しました。

Comuアプリの文字起こし画面
実際の文字起こし結果。話者ごとに区切られて表示されます

まず静かな部屋のパターン。ノイズキャンセリングがかなり強い印象でした。ただ、若干不自然なほどノイズを消しにいこうとしていて、逆に聞き取りづらくなる部分がありました。

次に雑音のある環境。同じくノイズキャンセリングは効いているのですが、激しい騒音になるとさすがに録音に入ってきます。ただ、そこが入ったからといって要約の中身が崩れるかというと、そこまでの害はないという感じでした。文字起こしされた内容を見ても、静かな環境と比べてそんなに大差はない印象です。

スマホの通話も録音できる

気になる人が多いと思いますが、スマホの通話も録音できます。ただし、Bluetoothイヤホンで通話しているときの録音は現状できないとのことで、こちらは10月に対応予定となっているようです。今の時点では、スマホの背面に装着して、その状態で通話する形になります。

注意:通話を録音するときは、相手に一言断ってから使ってください。

会話からパワポ・メールが本当に作れるのか

ここがこの製品の本題です。普通のボイスレコーダーは、録って文字起こしして終わり。そこから自分で読み返して、要点を拾って、資料を作って、メールを書く。この「あと」の作業が本当に面倒でした。

Comu Action Pro が狙っているのはまさにそこで、録音が終わったらその会話をもとに、パワポの下書き、フォローアップのメール文面、決まったことのリスト、次にやることのリストを作ってくれます。こちらは中身を確認して、少し微調整してOKを出すだけ、という発想です。

Comuが生成したPowerPoint資料
会議の音声から自動生成されたパワポ資料

実際に作らせてみたところ、生成にかかったのは5分弱ほど。若干の待ち時間はあります。話した内容の量にもよると思うので、内容が多くなればもっとかかるのかなという感じもしました。

出てきた資料は、なかなか内容がまとまっていました。色使いはちょっと渋い感じですが、「工場第2便 出荷の課題と対応方針」といった項目がきちんと分かりやすくまとめられていますし、アジェンダもちゃんと作ってくれています。若干手直しをすれば、このまま社内報告資料としては使えるという印象です。

これを1から全部作るとなると、かなり時間がかかると思うんですよね。なので、とりあえずの下書きを出したい急ぎの資料とか、上司に判断を仰ぐための簡単な資料なら、これで十分だと感じました。ただし社外へのプレゼン資料となると、もう少し人の手を加えないと出せないなという印象です。

Comuが生成したメールの下書き
メールの下書きも自動生成。担当者ごとのタスクまで整理されています

メールの文面も作ってもらいました。これもまあまあいい感じで、件名から本文まで非常にまとまった内容になっています。

ただ、やはりAIが作ったものをそのままGOというわけにはいかないかなと思います。特にメールって、その人の、営業マンとしての人間性が文面に滲み出る部分があると思うんですよね。そこまで再現できるかと言われると、ちょっと無理があります。

なので、そのちょっとの部分だけ修正すればOK。実際の使い方としては、メールの内容を確認しながら、文末などのニュアンスを自分好みに変更して送信する、というイメージになります。

【最重要】無料でどこまで使えるのか

ここが一番大事なところです。曖昧にお伝えすると皆さんが損をするので、現状わかっている範囲で正確にお伝えします。

まずリアルタイムの文字起こし。日本語の会話をそのまま日本語のテキストにするものですが、これは回数も時間も制限なしで無料です。ここはかなり太っ腹だと思います。

一方で翻訳は別です。日本語の会話を英語などに変換する機能は、無料で使えるのは1ヶ月に1セッションまで。1セッションというのは、翻訳を始めてから終わるまでを1回と数えるようです。1セッションあたりの時間に上限はないので、長い会議を録音して1回だけ翻訳する使い方なら無料で収まります。ただ同じ月に2回目を使いたい場合は、有料プランが必要になります。

そしてもう1つ。会話が資料になるエージェント機能には、エージェントクレジットを消費します。無料プランだと1ヶ月に500クレジットです。

では500クレジットで実際どれくらいできるのか。メーカーに聞いたところ、目安を出していただけました。

機能 1回の消費目安 無料枠(500クレジット/月)でできる回数
メールの下書き作成 30〜60クレジット 約8〜16通
AI PPT(10ページ) 200〜500クレジット 約1〜2部

いずれもメーカー公表の目安で、標準モデル使用時の概算です。

つまり、たまに議事録をメールにまとめたい、資料にまとめたいくらいなら無料でも十分に回せます。でも、スライド資料を頻繁に作るとか、メールの下書きを頻繁に作ってほしいという方だと、無料枠はすぐ足りなくなります。本業で使用するなら、有料プランは必須かなというのが正直な印象です。

有料プランの金額は、購入するタイミングやキャンペーンで変わることがあるようなので、公式サイトでその時の金額を確認して契約するのが確実です。

使って気になった3つのこと

Comu Action Pro 本体のAIボタン
本体のAIボタン。使いどころには慣れが必要でした
  1. 料金体系:文字起こしは無料で無制限なので本当にありがたいのですが、この製品の一番の売りである「会話が資料になる」部分はクレジットを使います。つまり、たくさん使う人ほど有料プランが視野に入ってきます。ここは買う前に知っておいたほうがいいと思います。
  2. AIボタンの使いどころ:操作方法と、どこで使うかという使いどころには慣れが必要です。使い方としてはAIボタンを押しながら本体に向かって喋り、離すと録音が止まる流れなのですが、どこでどう使うのが一番効果的なのか、私も未だに見出せていません。正直、AI機能を使うならスマホのアプリから操作したほうが早いし正確だと感じています。
  3. 最後は人間の手直しが必須:後作業を全部AIがやってくれると期待して買うと、少しがっかりするかもしれません。あくまで下書きをAIが作ってくれる道具、という捉え方が一番近いと思います。

よくある質問

Q. 発売日と価格は?
A. 2026年8月20日発売、希望小売価格は39,800円(税込)です。カラーはブラック・シルバー・チェリーレッドの3色展開です。

Q. スマホの通話は録音できますか?
A. できます。ただしBluetoothイヤホンで通話しているときの録音は現状できず、10月に対応予定とのことです。

Q. 充電はマグネット式ですか?
A. 充電はUSB-Cのみです。マグネットは装着用で、充電機能はありません。

Q. 無料のままでも使えますか?
A. 文字起こしは無料で無制限に使えます。ただし資料やメールを生成するエージェント機能はクレジット制で、無料枠は月500クレジット(10ページのスライドなら約1〜2部)です。

まとめ:下書きを作る道具として考えると強い

Comu Action Pro は、打ち合わせや商談が多くて、そのあとのまとめ作業に時間を取られている人にいちばんハマると思います。議事録や決定事項、次にやることを毎回手で書き起こしている人なら、その作業が丸ごと下書きになるので、あとは修正するだけでかなり楽になるはずです。

逆に向いていないのは、営業や会議が少ない人。そこはもうスマホの録音で必要十分だと思います。

使い方をマスターすれば、便利なAIガジェットになり得る。使ってみて、そう感じました。

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※本記事は Comu 様からのご提供によるPR案件です。
※本記事はAmazonアソシエイトプログラムを利用しています。
※掲載情報は執筆時点のものです。価格・在庫は変動する場合があります。

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この記事を書いた人

40代・ガジェット大好き人間のガッキーです。イヤホン・スマートウォッチ・PC周辺機器など、実際に自腹で購入したガジェットを正直にレビューしています。一部メーカーからの提供品もありますが、忖度なしの本音でお伝えします。気になった商品はぜひコメントで教えてください!

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