おはようございます、ガッキーです。
2026年8月5日(水)。昨日8月4日(火)は、「クリエイター向けの実用機材」が立て続けに動いた一日でした。しかも今回は、3本とも噂やリークではなく、メーカーが正式に発表した実物の話です。そこで今日は、1本目に、発表と同時に即日発売されたDJIの超小型ワイヤレスマイク「DJI Mic Mini 2S」、2本目に、ソニーが約654gという軽さで出してきたフルサイズ用超望遠ズーム「FE 100-400mm F5.6-8 OSS」、そして3本目に、本日8月5日から発売されるPS5専用の増設SSD「Nextorage NEM-PAD」という並びでいきます。マイク・カメラレンズ・ゲーム機用ストレージと、ジャンルは散らしました。今日の一推しは、1本目のDJI Mic Mini 2S。昨日発表されて、その日のうちにもう買えるうえ、値段が14,300円からと現実的だからです。2本目のソニーのレンズは発売が9月4日、3本目のSSDは本日発売と、時間軸もバラバラなので、そのあたりも正直に書いていきます。
1. DJI Mic Mini 2S:約12gのワイヤレスマイクがシリーズ初の32bitフロート内部収録に対応。約14.5GBの内蔵ストレージで最大28時間、8月4日に発表と同時発売で14,300円から
まずは、今日の一推しから。DJIが8月4日(火)、ワイヤレスマイクの新モデル「DJI Mic Mini 2S」を発表し、同日そのまま日本国内で発売しました。中国では7月2日に先行して発売されていた製品で、今回それが日本にも下りてきた形です。今回の目玉は大きく2つあります。1つ目が、Mic Miniシリーズとして初めて対応した「32bitフロートでの内部収録」。32bitフロートというのは、ざっくり言うと「音が割れない録り方」で、ささやき声から急な大声まで、音量が激しく上下してもクリッピング(音割れ)を起こさずに記録できるのが強みです。撮影後に音量を調整する余地が大きく残るので、失敗が減ります。2つ目が、送信機(TX)側の内蔵ストレージが約14.5GBに増えた点で、24bitモードなら最大28時間ぶんを本体だけで録りためられます。ノイズ処理も強化され、AIノイズキャンセリングは「ベーシック」「強」の2段階を選べるように。DJI独自のAIモデルが人の声と環境音を分離する仕組みで、声質を変える3つのボイストーンプリセット(Regular/Bright/Rich)も用意されています。接続面では、1台の受信機(RX)に最大4台の送信機を同時接続でき、従来のDJI Mic世代の機材とも組み合わせられます。Osmo Pocket 4/4P、Osmo 360、Osmo Action 6とは「OsmoAudio」で直接つながるため、受信機なしでカメラ本体に音を飛ばせます。送信機の重量は約12gで、クリップとマグネットの両方で服に留められます。価格は税込で、1TX+1RXが14,300円、1TX+1モバイルRX+充電ケースが14,300円、2TX+1RX+充電ケースが27,720円。送信機単体は10,120円、充電ケース単体は5,720円で、着せ替え用のマグネット式フロントカバーも3,300円(マルチカラー)と6,930円(Time Series)で用意されています。
主なスペック:
- 製品:DJI Mic Mini 2S(ワイヤレスマイク)
- 発表・発売:2026年8月4日(火)※日本国内。中国では7月2日に先行発売
- 32bitフロート内部収録:Mic Miniシリーズ初対応
- 内蔵ストレージ:約14.5GB(24bitモードで最大28時間の内部収録)
- 伝送:48kHz/24bitで対応カメラへダイレクト伝送
- AIノイズキャンセリング:2段階(ベーシック/強)
- ボイストーンプリセット:3種類(Regular/Bright/Rich)
- 同時接続:1台の受信機に最大4台の送信機
- 互換性:従来のDJI Mic世代の機材と組み合わせ可能
- OsmoAudio直結:Osmo Pocket 4/4P、Osmo 360、Osmo Action 6
- 送信機の重量:約12g(クリップ+マグネット装着)
- 価格(税込):1TX+1RX 14,300円/1TX+1モバイルRX+充電ケース 14,300円/2TX+1RX+充電ケース 27,720円
- 単体価格(税込):送信機 10,120円/充電ケース 5,720円
- アクセサリー(税込):マグネット式フロントカバー 3,300円(マルチカラー)/6,930円(Time Series)
個人的には、「32bitフロートが、ついにこのサイズと値段まで降りてきたか」というのが率直な感想です。32bitフロートって、これまでは上位機の「DJI Mic 2」やZOOM・TASCAMあたりのレコーダーが持っている機能というイメージでした。それが約12gのクリップ式マイクに載って、1TX+1RXで14,300円。この価格帯で音割れの心配が実質なくなるのは、撮影のやり直しが効かない場面ほど効いてきます。イベントや路上でのインタビュー、子どもの発表会みたいな「二度と同じ音は録れない」現場で、いちばん怖いのは音割れなんですよね。映像はある程度救えても、割れた音だけは後から戻せません。そこを構造的に潰しにきているのが、今回いちばん価値のあるポイントだと思います。内蔵ストレージ14.5GB・最大28時間というのも地味に効きます。受信機との接続が切れても送信機側で録り続けてくれるので、電波が不安な場所でも保険が効く。これは実際に使うと安心感がまるで違います。そして地味に大きいのが、従来のDJI Mic世代と混ぜて使えるという点。すでにMic Miniを持っている人が、送信機だけ10,120円で買い足して2人録りに広げる、という増やし方ができます。ただし、注意点も正直に。まず、同じ14,300円でも中身が2種類ある点。「1TX+1RX」と「1TX+1モバイルRX+充電ケース」で値段が同じなので、自分がカメラに挿すのか、スマホに挿すのかで選ぶものが変わります。ここは買う前に構成をよく見てください。次に、2人で録りたいなら27,720円の2TXセットが必要で、いきなり倍近くになります。「14,300円のマイク」という感覚で見ていると、実際の構成で予算が変わるので注意です。あと、これは私が確認できなかった点として正直に書いておきますが、バッテリー駆動時間や伝送距離といった数字は、構成によって変わるため今回は書きません。そこを重視する人は、DJI公式の製品ページで自分の構成の数字を必ず確認してください。購入リンクは、Amazonで実在を確認できた「1TX+1モバイルRX+充電ケース」の構成のものを貼っておきます。
▶ 参考:AV Watch – DJI、32bitフロートや内部録音に対応したワイヤレスミニマイク「Mic Mini 2S」 / デジカメ Watch – 内部収録が可能になった「DJI Mic Mini 2S」 レシーバーの4台接続にも対応 / 気になる、記になる… – DJI、32-bitフロート内部録音と2段階のAIノイズキャンセリングを搭載したワイヤレスマイク「DJI Mic Mini 2S」を発売
2. ソニー FE 100-400mm F5.6-8 OSS:フルサイズ対応の超望遠ズームが約654gに。テレコンバーター併用で最大800mmまで対応し、市場推定価格は14万円前後。発売は9月4日
2本目は、カメラを持って出かける人には見逃せない発表です。ソニーが8月4日、35mmフルサイズ対応のEマウント用超望遠ズームレンズ「FE 100-400mm F5.6-8 OSS」(型名:SEL100400)を発表しました。発売は2026年9月4日、市場推定価格は税込14万円前後とされています。この製品の主役は、はっきり「軽さ」です。100mmから400mmまでをカバーしながら、質量は約654g。サイズは最大径78.2mm×全長164.5mmで、超望遠ズームとしてはかなり小型の部類に入ります。これを実現するために、開放F値をF5.6-8とやや暗めに割り切っているのが設計上のポイントです。光学系にはED(特殊低分散)ガラスを2枚、非球面レンズを2枚採用。絞りは9枚の円形絞りで、背景のボケがなだらかになるよう配慮されています。AFは最大で毎秒120回のAF/AE演算に対応し、光学式手ブレ補正に加えて、アクティブ手ブレ補正やブリージング補正にも対応。動画で画角が揺れる「ブリージング」を抑えられるのは、動画メインの人にはうれしいところです。操作系は、割り当てを変えられるフォーカスホールドボタンとAF/MF切り替えスイッチを搭載。防塵防滴に配慮した設計で、前玉にはフッ素コーティングが施されています。最短撮影距離は0.86m〜1.13m、最大撮影倍率は0.41倍。そして地味に効くのが、テレコンバーターに対応している点で、2倍のテレコンバーターを付ければフルサイズで最大800mm、APS-Cクロップと組み合わせれば1200mm相当まで伸ばせます。
主なスペック:
- 製品:ソニー FE 100-400mm F5.6-8 OSS(型名:SEL100400)
- マウント:ソニーE/35mmフルサイズ対応
- 発表:2026年8月4日
- 発売:2026年9月4日
- 市場推定価格:税込14万円前後
- 焦点距離:100-400mm/開放F値:F5.6-8
- 質量:約654g
- サイズ:最大径78.2mm×全長164.5mm
- 光学系:EDガラス2枚、非球面レンズ2枚
- 絞り:9枚羽根の円形絞り
- AF:最大毎秒120回のAF/AE演算に対応
- 手ブレ補正:光学式手ブレ補正/アクティブ手ブレ補正/ブリージング補正に対応
- 最短撮影距離:0.86m〜1.13m/最大撮影倍率:0.41倍
- 操作系:フォーカスホールドボタン(機能割り当て可)、AF/MF切り替えスイッチ
- 防塵防滴に配慮した設計/前玉にフッ素コーティング
- テレコンバーター:2倍テレコン併用でフルサイズ最大800mm、APS-Cクロップで1200mm相当
- 受注開始日:情報源によって記載が異なるため本記事では触れません(ソニー公式の製品ページでご確認ください)
個人的には、「超望遠を、旅行カバンに入る道具に引き戻したレンズ」だと感じました。100-400mmという焦点距離は、運動会・動物園・飛行機・野鳥と、使いどころがとにかく多いんですよね。ところが従来この域のレンズは、1kgを軽く超えるのが当たり前で、「持っていくかどうか」から悩む重さでした。それが約654g。500mlのペットボトル1本ちょっとの重さで400mmが撮れるとなると、「とりあえずカバンに入れておく」判断ができるようになります。超望遠は、持っていかなければ絶対に撮れないので、この「持ち出すハードルの低さ」は、スペック表の数字以上に効きます。テレコンで800mmまで伸びるのも、月や野鳥を狙う人には現実的な選択肢です。ただし、注意点は正直に。最大の割り切りは、開放F値がF5.6-8だという点です。望遠端の400mmでF8というのは、決して明るいレンズではありません。晴れた屋外なら問題ありませんが、夕方や体育館のような暗い場所では、ISO感度をかなり上げる必要が出てきます。「軽さと引き換えに明るさを捨てた」設計だと理解して選ぶべきレンズです。さらにテレコンを付けると、そこからもう一段暗くなります。800mmが手に入るのは魅力ですが、明るさの条件はいっそう厳しくなるので、そこは覚悟が要ります。そして価格。14万円前後は「軽い超望遠」としては良心的ですが、気軽に足せる金額ではありません。なお、発売は9月4日でまだ約1カ月先です。受注開始日については情報源によって記載が食い違っていたため、この記事では書きません。正確な日程はソニー公式でご確認ください。発売前で正規の商品ページを確認できないため、今回は購入ボタンはなしでいきます。いま似た名前の既存レンズ(FE 100-400mm GM)にリンクを貼ると、20万円以上する別物を買ってしまう事故につながるからです。
▶ 参考:ソニー公式ニュースリリース – 超望遠撮影を手軽に楽しめるズームレンズ『FE 100-400mm F5.6-8 OSS』発売 / デジカメ Watch – ソニーからフルサイズ対応の軽量・低価格な超望遠ズームレンズ 14万円前後の「FE 100-400mm F5.6-8 OSS」 / ASCII.jp – ソニーがα用の14万円で買える小型軽量100-400mmズームレンズを発表
3. Nextorage NEM-PAD:PS5/PS5 Proの増設要件を満たす薄型ヒートシンク付きM.2 SSDが本日8月5日発売。1TB 49,980円/2TB 89,980円
3本目は、PS5の容量不足に困っている人向けの実用品です。Nextorage(ネクストレージ)が、PlayStation 5/PlayStation 5 Pro向けのNVMe M.2 SSD「NEM-PAD」シリーズを、本日8月5日(水)に発売します。発表は8月3日で、ラインナップは1TBの「NEM-PAD1TB」と2TBの「NEM-PAD2TB」の2モデル。市場推定価格は税込で、1TBが49,980円、2TBが89,980円です。Nextorageは、ソニーでメモリーストレージを手がけてきた技術者が中心となって2019年に立ち上げた日本のメーカーで、PS5向けSSDでは定番の1つになっています。中身を見ていくと、転送速度は5,500MB/s、接続はPCI Express 4.0(x4)でNVMe 2.0準拠。これはPS5が公式に求める増設SSDの要件(読み込み速度5,500MB/s以上を推奨)をきっちり満たす数字です。今回のシリーズ名の「D」が示すとおり、特徴は薄型のヒートシンクで、アルミに黒アルマイト処理を施したものを搭載。高負荷時にサーマルスロットリング(熱による速度低下)が起きるのを防ぎ、性能を維持する狙いです。外形寸法は幅23mm×長さ80.4mm×高さ11.2mmで、PS5の拡張スロットに収まるサイズに収められています。動作温度は0〜70℃、保存温度は-40〜85℃。保証は5年間、またはS.M.A.R.T.の「Percentage Used」が100%に達するまでの、いずれか短い方とされています。販売はAmazonのNextorage直販で、公式サイトには取り付け方法の動画も用意されています。
主なスペック:
- 製品:Nextorage NEM-PADシリーズ(PS5/PS5 Pro向け NVMe M.2 SSD)
- 型番・容量:NEM-PAD1TB(1TB)/NEM-PAD2TB(2TB)
- 発表:2026年8月3日/発売:2026年8月5日(水)
- 市場推定価格(税込):1TB 49,980円/2TB 89,980円
- 転送速度:5,500MB/s
- インターフェース:PCI Express 4.0(x4)/NVMe 2.0準拠
- 対応:PS5/PS5 Proの増設SSD要件を満たす
- ヒートシンク:薄型(アルミ+黒アルマイト処理)。サーマルスロットリングを抑制
- 外形寸法:幅23mm×長さ80.4mm×高さ11.2mm
- 動作温度:0〜70℃/保存温度:-40〜85℃
- 保証:5年間、またはS.M.A.R.T.の「Percentage Used」が100%到達までのいずれか短い方
- 販売:AmazonのNextorage直販
個人的には、「製品としては手堅い。ただし、値段は素直に高いと言わざるを得ない」というのが正直な評価です。まず良いところから。PS5の増設SSDは、速度だけ足りていても発熱で失速したり、ヒートシンクが厚すぎて蓋が閉まらなかったりするのが定番の落とし穴です。NEM-PADは、その「厚み」と「放熱」の両方を最初から狙って設計されている。高さ11.2mmという数字と、薄型ヒートシンクという設計方針は、まさにそこへの回答です。PS5向けの実績があるメーカーが、5年保証を付けて出してくる安心感も大きい。初めてPS5にSSDを増設する人が、失敗しにくい選択肢であることは間違いないと思います。取り付け動画が公式に用意されているのも、地味ですが親切ですね。一方で、価格には触れないわけにいきません。1TBで49,980円、2TBで89,980円。これは、ここ数年でSSDを買ったことがある人ほど「えっ」となる数字だと思います。私はこの価格設定の背景まで断定できるだけの材料を持っていないので、理由の推測は書きません。ただ、事実として「安い買い物ではない」ことははっきり伝えておきます。なので、買う前に必ず他社のPS5対応SSDと今の実売価格を並べて比べてください。PS5の増設要件さえ満たしていれば選択肢は他にもありますし、容量あたりの単価で見ると判断が変わる可能性があります。もう1つ注意点として、転送速度5,500MB/sは「PS5の推奨ラインちょうど」の数字です。PS5で使うぶんには何の問題もありませんが、将来PCに載せ替えて使い回すことまで考えている人は、もっと速いモデルと比べたほうがいいと思います。なお、本日発売の製品のため、Amazonでこの型番の正規商品ページを確認できませんでした。旧シリーズの「NEM-PA」は別製品(転送速度も異なります)で、間違えて買ってしまう事故が怖いので、今回は購入ボタンはなしでいきます。探すときは「NEM-PAD」と、末尾のDまで必ず確認してください。
▶ 参考:価格.com – Nextorage、PS5/PS5 Proの増設要件を満たすヒートシンク搭載M.2 SSD「NEM-PAD」 / エルミタージュ秋葉原 – Nextorage、薄型ヒートシンク搭載のPS5専用NVMe M.2 SSD「NEM-PAD」シリーズ / 4Gamer.net – PS5対応のヒートシンク搭載M.2 SSDの新モデルがNextorageから登場
今日の一推しは、「DJI Mic Mini 2S」です。決め手は「昨日発表されて、その日のうちにもう買える」というスピードと、14,300円からという現実的な価格。中身でいちばん効くのは、シリーズ初対応となった32bitフロートでの内部収録です。音量が急に上下しても音割れせずに記録できる録り方で、これまでは上位機やレコーダーの機能というイメージでした。それが約12gのクリップ式マイクに載ってきたのが今回の価値です。イベントやインタビュー、子どもの発表会のような「二度と同じ音は録れない」現場では、映像は後から救えても、割れた音だけは戻せません。そこを構造的に潰しにきています。約14.5GBの内蔵ストレージで最大28時間ぶんを送信機側に録りためられるのも、電波が不安な場所での保険として効きます。正直な注意点として、同じ14,300円でも「1TX+1RX」と「1TX+1モバイルRX+充電ケース」の2種類があり、カメラに挿すのかスマホに挿すのかで選ぶものが変わります。2人で録るなら27,720円の2TXセットが必要で、予算は一気に上がります。買う前に、自分の構成を必ず確認してください。
今日は、発表と同時に発売された32bitフロート対応の超小型マイク「DJI Mic Mini 2S」、約654gという軽さで超望遠を持ち出しやすくしたソニー「FE 100-400mm F5.6-8 OSS」、そして本日発売のPS5向け増設SSD「Nextorage NEM-PAD」の3本をピックアップしました。今日は3本とも、噂ではなくメーカーが正式に発表した実物の話です。気になるものがあればコメントで教えてください。それでは今日も良い一日を!
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