おはようございます、ガッキーです。
2026年8月10日(月)。正直に書くと、昨日の日曜は国内メーカーの新製品発表がほぼ止まっていました。そこで今日は、日曜に動いた「これからのガジェット」の話を中心に3本選んでいます。1本目は、Appleが丸型ディスプレイや画面なしのフィットネス機まで含めて、Apple Watchのラインナップそのものを見直そうとしているという報道。2本目は、香港のオーディオショウで実機がお披露目された、Astell&Kernのコンパクトプレーヤー「PD5」。そして3本目は、今年のiPhone発表イベントが「大規模」になりそうで、開催日は現地9月9日が有力という話です。今日の一推しは1本目のApple Watch。1本目と3本目はどちらもApple未発表の情報なので、「決まったこと」と「検討中の話」をはっきり分けて書いていきます。
1. Apple Watch:丸型も画面なしも検討、ラインナップの根本的な見直しへ ※発表前のリーク
1本目は、今日の一推しです。Appleが、Apple Watchの形そのものを見直す検討に入っているという報道が出ました。発端は、Apple報道で知られるBloombergのマーク・ガーマン氏が8月9日に配信したニュースレター「Power On」です。それによると、Appleは将来のウェアラブルとして、円形(丸型)ディスプレイの時計、画面をまったく持たないフィットネスアクセサリー、Apple Watch SEより安い価格帯のモデルなど、複数の形状・サイズ・価格帯を検討しているとのこと。背景にあるのは、Oura RingやWhoop、Fitbit Airのような「画面のない健康デバイス」の伸びだと伝えられています。ただしここが大事なところで、Bloombergは「出荷が近いものは何もない」とも書いており、ガーマン氏自身も「あと1〜2年は来ないと思う」と述べています。丸型については「市場に出る可能性は低い」という見方も添えられていて、検討段階のアイデアの1つ、という温度感です。
報じられている内容の整理:
- 情報源:Bloomberg マーク・ガーマン氏のニュースレター「Power On」(2026年8月9日配信)
- 検討されているとされる形:円形(丸型)ディスプレイの時計/画面なしのフィットネスアクセサリー/画面サイズ・形状違い/ Apple Watch SEより安価なモデル
- 背景:Oura Ring・Whoop・Fitbit Airなど、画面なし健康デバイスとの競合
- ソフト面:ヘルスケア(Health)アプリをAI中心の方向へ刷新する計画も並行
- 時期:「あと1〜2年は来ない」。丸型は市場投入の可能性が低いとの見方も
- 今秋のモデル:Apple Watch Series 12/Ultra 4は外観の刷新なし。2023年以来となる新チップ、新色、フィットネス機能の強化が中心
- あわせて報じられた話:セラミックケースを今年か来年に復活させる計画
- ――以下は未確定――
- 製品名・発売時期・価格・搭載センサー・日本展開:すべてApple未発表
個人的には、「画面なしのApple製フィットネス機」が現実味を帯びてきたのが一番大きいと思います。スマートリングやWhoopを使っている人の理由は、だいたい「充電が数日〜1週間もつ」「寝るとき邪魔にならない」の2つ。今のApple Watchはここが弱点で、毎日か1日おきの充電が前提です。もしAppleが画面を捨てた製品を出すなら、iPhoneのヘルスケアアプリにそのままデータが乗るという、他社が絶対に真似できない強みが効いてきます。一方で、丸型については私はあまり期待していません。四角い画面は文字や通知の情報量が多く、Apple Watchのアプリ資産もその形に最適化されています。丸くすると見た目は時計らしくなりますが、実用面では失うものが多い。そしてもう1つ冷静に見ておきたいのが時期です。これは「今年の新型がこうなる」という話ではありません。今年9月に出るSeries 12とUltra 4は、中身の更新が中心で見た目はほぼ据え置きと報じられています。今Apple Watchの買い替えを検討している人が、この報道を理由に待つ必要はないと思います。未発表製品なので、購入ボタンは付けていません。
▶ 参考:9to5Mac – Apple considers round screens and more radical designs for future Apple Watch revamp / となりずむ – Apple Watchの次の形はいつ来るのか。丸型も画面なしも検討されている / gazlog – Apple Watch Series 12は外観据え置きへ。新チップ中心の小幅更新で大型刷新は数年先に
2. Astell&Kern PD5:CS43198を8基、最大28時間のコンパクトDAPが香港ショウで実機初披露
2本目は、実機がお披露目されたばかりのオーディオプレーヤーです。Astell&Kern(アステル&ケルン)のコンパクトDAP「PD5」が、8月7日から9日に開催された香港インターナショナルオーディオショウで初めて実機展示されました。PD5は、評価の高かった「A&norma SR35」の後継にあたるモデルで、グローバル発表は8月頭。日本ではPHILE WEBが8月9日に会場レポートとして伝えています。いちばんの特徴は、Cirrus LogicのDAC「CS43198」を8基積んだうえで、使う数を4基(Quad-DAC)と8基(Octa-DAC)で切り替えられること。音質を取るか電池持ちを取るかを、聴く側が選べる設計になっています。Quad-DACモードなら最大28時間再生で、SR35から約8時間延びた計算です。
主なスペック:
- 製品名:Astell&Kern PD5(A&norma SR35の後継にあたるコンパクトDAP)
- DAC:Cirrus Logic CS43198×8基。Quad-DAC(4基)/Octa-DAC(8基)を切り替え可能
- 再生時間:Quad-DACモードで最大28時間
- 充電:USB PD 3.0対応、約2.5時間でフル充電
- 対応フォーマット:PCM 最大384kHz/32bit、ネイティブDSD256
- OS/プロセッサ:Android搭載、オクタコアプロセッサ。ストリーミングアプリに対応
- ワイヤレス:Bluetooth 5.3。LDAC/LHDC/aptX HDなどに対応
- 新機能「EnviroTune」:内蔵マイクで周囲の騒音を解析し、環境に合わせて音を最適化
- 筐体:アルミ製。手のひらに収まる、角を落としたラウンド形状
- 価格・発売日:未発表(前モデルA&norma SR35は799ドルで登場)
- 同時展示:真空管搭載のフラッグシップDAP「SP4000T」の新筐体版、ダイナミック/BA/MEMSを組み合わせた9ドライバー構成のフラッグシップイヤホン「CLARUS」
個人的にいちばん面白いと思ったのは、「DACを4基使うか8基使うか自分で選べる」という割り切りです。ポータブルプレーヤーは音質を突き詰めるほど電池を食うのが宿命で、これまでは各社が「どこで妥協するか」をメーカー側で決めていました。それを利用者に開放したのは素直に賢い。家でじっくり聴く日は8基、持ち歩く日は4基で28時間、という使い分けができます。もう1つ気になっているのが「EnviroTune」で、マイクで周囲の騒音を測って音を調整するという発想はノイズキャンセリングとは別方向のアプローチです。電車の中と静かな部屋で同じ設定だと、低音の聞こえ方はまるで違うので、理屈としては納得できます。ただし、これは実際に聴いてみないと効きすぎるのか自然なのか判断できません。そして正直なところ、いちばん知りたい価格と日本での発売日がまだ出ていないのが現状です。前モデルのSR35が799ドルだったので、同等かやや上と見るのが妥当ですが、これは私の推測であって公式情報ではありません。国内価格が確定していないため、購入ボタンは付けていません。
▶ 参考:PHILE WEB – <香港ショウ>Astell&Kern、最新DAP「PD5」初披露/旗艦DAP「SP4000T」や9ドライバー「CLARUS」も注目 / What Hi-Fi? – The Astell & Kern PD5 follows the SR35 with a 28-hour battery life and eight DACs
3. iPhone発表イベント:今年は「大規模」に、開催日は現地9月9日(水)が有力 ※Apple未発表
3本目も、同じくガーマン氏の「Power On」からの情報です。今年のiPhone発表イベントは、例年よりも内容の濃い「大規模」なものになる見込みで、開催日は現地時間9月9日(水)が有力と伝えられています。理由はシンプルで、今年はAppleにとって初となる折りたたみiPhoneが登場すると見られているから。通常のiPhone 18 Pro/18 Pro Maxに加えて、Apple Watch Series 12とUltra 4も同じイベントで発表されると報じられており、1回の発表会で扱う新製品の数がかなり多くなります。ただし、Appleはまだ日程を公式に発表していません。報道各社の予想も9月9日で固まりつつあるとはいえ、9月8日や9月14日という見方も残っており、確定情報ではない点は押さえておいてください。
現時点で報じられていること:
- 情報源:Bloomberg マーク・ガーマン氏「Power On」(2026年8月9日配信)ほか
- 開催日:現地時間9月9日(水)が有力。ただしApple未発表で、9月8日・9月14日説も残る
- 規模:例年より「大規模」な内容になる見込み
- 本命:Apple初の折りたたみiPhone(通称「iPhone Ultra」)
- 同時発表が見込まれる製品:iPhone 18 Pro/iPhone 18 Pro Max、Apple Watch Series 12/Ultra 4
- ――以下は書きません――
- 予約開始日・発売日:報道によって日付が食い違っているため、この記事では扱いません
個人的には、今年のイベントは「折りたたみが出るかどうか」ではなく「いくらで出すか」を見る回だと思っています。折りたたみスマホ自体はSamsungが何年も前から出していて、目新しさで勝負する段階はとっくに過ぎました。先日国内発売されたGalaxy Z Fold8シリーズも19万円台からで、価格が普及の最後の壁になっています。Appleが同じ土俵で20万円台後半を提示するなら、話題にはなっても買う人は限られる。逆に、意外な価格を出してきたら市場が一気に動きます。もう1つ実用的な話をすると、今のiPhoneを売って買い替えるつもりなら、9月の発表前が中古価格のピークになりやすいです。新型が出てから急いで売ると、だいたい下がった後になります。発表日が9月9日で固まるなら、動くのは8月中というのが私の考えです。なお、この記事の時点でAppleからの公式アナウンスは出ていないので、日程は変わる可能性があります。未発表製品なので、購入ボタンは付けていません。
▶ 参考:ギズモード・ジャパン – 【最新の予想】iPhone発表イベントは9月9日が有力? / こぼねみ – Apple、9月の新型iPhone発表イベントに向け準備を開始
今日の一推しは、Apple Watchの根本的な見直しです。理由は、「画面のないApple製フィットネスデバイス」という選択肢が具体的に検討されていると報じられたから。Oura RingやWhoopを選ぶ人の動機は、充電の少なさと就寝時の付け心地です。ここにAppleが入ってくると、iPhoneのヘルスケアアプリとそのままつながるという圧倒的な利点が加わります。ただし、これは「今年こうなる」話ではありません。実現は1〜2年先とされ、丸型に至っては市場に出ない可能性のほうが高いと見られています。今年9月のSeries 12とUltra 4は、新チップと新色、フィットネス機能の強化が中心で、見た目は据え置きの見込みです。買い替えを我慢する理由にはならない、というのが今日時点の私の結論です。
📅 次の注目日程:8/12(水)22:00 Insta360 X6 正式発表(Insta360の公式予告)/8/13(木)午前7時 Made by Google(Pixel 11シリーズ・Pixel Watch 5)
今日は、Apple Watchのラインナップ見直し報道、香港ショウで実機が披露されたAstell&Kern「PD5」、そして現地9月9日が有力とされるiPhone発表イベントをピックアップしました。日曜は国内の新製品発表が薄い日で、正直に言えば「今すぐ買えるもの」は少ない1日です。そのぶん、今週は12日のInsta360、13日のGoogleと発表が続きます。気になるものがあればコメントで教えてください。それでは今日も良い一日を!
※ 当サイトはAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。楽天アフィリエイトプログラムにも参加しています。


コメント