おはようございます、ガッキーです。
2026年8月18日(火)。昨日は「大きい画面」まわりが動いた一日で、そこにウェアラブルの気になる話が1本混じる形になりました。1本目は、Pixioの31.5型ゲーミングモニター「PX32UF Wave」。4K/160HzとフルHD/320Hzをスイッチひとつで切り替えられるデュアルモード機が、8月17日に予約受付を始めています。2本目は、XGIMIの4Kホームプロジェクター「TITAN Noir」シリーズ。XGIMIとしては初の「デュアルアイリス」を積んだ上位機で、9月中旬からMakuakeで先行販売されます。そして3本目は、Pixel 11の広告に映り込んだ、正体不明のフィットネストラッカー。※こちらはグーグル公式発表前のリーク情報です。今日の一推しは1本目のPX32UF Wave。「4Kの美しさ」と「フルHDの速さ」を1台で行き来できて、それが6万円台という現実的な価格に収まっているからです。
1. Pixio PX32UF Wave:4Kの美しさとフルHDの速さを、スイッチひとつで切り替える31.5型
1本目は、今日の一推しです。Hameeが展開するゲーミングモニターブランド「Pixio」から、31.5型の「PX32UF Wave」が登場しました。8月17日に予約受付が始まり、価格は64,980円(税込・直販)、出荷は8月31日を予定しています。いちばんの特徴はデュアルモードで、4K(3,840×2,160)で最大160Hz、フルHD(1,920×1,080)で最大320Hzという2つの動作モードを、用途に応じて切り替えて使えます。パネルはノングレアのFast IPSで、応答速度は1ms(GTG)、HDRにも対応。暗いシーンで敵が見えにくくなるのを補正するブラックイコライザー機能も入っています。映像入力はHDMI 2.1とDisplayPort 1.4、加えて3.5mmのオーディオ出力を搭載。スタンドはチルト(-5〜20度)、スイベル(±30度)、ピボット(±90度)、高さ調整110mmまで対応し、VESA 75×75mmのマウントも使えます。そしてPixioらしいのがカラー展開で、ホワイト・ブラック・ブルー・ピンクの4色を用意。ベゼルとスタンドまで色を合わせてあります。
主なスペック:
- 製品名:Pixio PX32UF Wave(販売元:Hamee)
- 発表・予約開始:2026年8月17日/出荷は8月31日予定
- 価格:64,980円(税込・直販)
- 画面サイズ:31.5型/ノングレアのFast IPSパネル
- デュアルモード:4K(3,840×2,160)最大160Hz / フルHD(1,920×1,080)最大320Hz
- 応答速度:1ms(GTG)
- HDR対応/ブラックイコライザー機能
- 映像入力:HDMI 2.1、DisplayPort 1.4/3.5mmオーディオ出力
- スタンド:チルト-5〜20度、スイベル±30度、ピボット±90度、高さ調整110mm
- VESAマウント:75×75mm
- 本体サイズ・重量:約71.5(幅)×19.5(奥行)×51.7(高さ)cm/約6.36kg
- カラー:ホワイト/ブラック/ブルー/ピンクの4色
- 販売:Pixio公式ストア、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング
- ――注意――
- 色域の数値は媒体によって記載が分かれていたため、この記事では割愛しています。正確な値はメーカーの製品ページでご確認ください
デュアルモード自体は今年に入って各社が出してきていて、目新しい機能ではなくなりました。それでもPX32UF Waveを一推しにしたのは、31.5型という大きめのサイズでこれをやってきたからです。27型のデュアルモード機はすでにありますが、32型クラスだと「4Kで映画やクリエイティブ作業、フルHDで対戦ゲーム」という使い分けの振れ幅がぐっと大きくなります。4K/160Hzは十分すぎるほど美しく、フルHD/320Hzは競技系タイトルで戦える速さ。この2つを1台で持てるなら、モニターを2枚並べる必要がなくなる人はけっこういるはずです。もうひとつ評価したいのが、6万円台という価格。デュアルモード対応の高リフレッシュ機は10万円を超えるものも珍しくないので、64,980円は素直に頑張っていると思います。スタンドがピボットと高さ調整までしっかり付いているのも、地味ですが毎日効いてくる部分です。一方で、冷静に見ておきたい点もあります。まずフルHD/320Hzは「31.5型でフルHD」ということで、ドットの粗さは正直気になるレベルになります。競技系タイトルを本気でやるなら、24〜27型のフルHD機のほうが素直に見やすいのは間違いありません。あくまで「メインは4Kで、たまに速さが欲しいときに切り替える」という使い方が現実的だと思います。それとパネルがIPSなので、黒の締まりはOLEDには及びません。暗い部屋で映画をよく観るなら、そこは割り切りが必要です。刺さるのは、1台で仕事も動画もゲームも全部やりたい人、そしてデスクの色味にこだわりたい人。ブルーとピンクまで用意しているモニターは本当に少ないので、白基調のデスクを組んでいる人には嬉しい選択肢だと思います。
▶ 参考:4Gamer.net – 4K/160HzとフルHD/320Hzのデュアルモードに対応する31.5インチ液晶ディスプレイ「PX32UF Wave」がPixioから / PC Watch – 4K/160HzとフルHD/320Hzが切り替えられる31.5型ゲーミングモニター / 価格.com – Pixio、4K/フルHD切り替え対応の31.5型ゲーミングモニター「PX32UF Wave」
2. XGIMI TITAN Noir:ふたつの絞りで黒を沈める、XGIMI初のデュアルアイリス機
2本目はホームプロジェクターです。XGIMIが、4Kホームプロジェクターの新シリーズ「TITAN Noir(タイタン ノワール)」を8月17日に国内発表しました。ラインアップは「TITAN Noir」「TITAN Noir Pro」「TITAN Noir Max」の3モデルで、9月中旬からMakuakeでの先行販売が予定されています。目玉は名前のとおり黒の表現で、XGIMIとしては初となる「デュアルアイリス」を搭載しました。ふたつの絞りがそれぞれ独立して光量をコントロールしながら、互いに連動するという仕組みで、黒の深さと暗部の階調を稼ぐのが狙いです。絞りは5段階の手動調整に対応するほか、映像を解析してリアルタイムに絞りを動かすダイナミックモードも用意されています。光源には日亜化学工業製の3色レーザーを採用。明るさとコントラストはモデルごとに差があり、最上位のTITAN Noir Maxが最大7,000 ISOルーメン/ネイティブコントラスト10,000:1、Proが6,000 ISOルーメン/8,000:1、無印が4,800 ISOルーメン/7,000:1という並びになっています。
主なスペック:
- 製品名:XGIMI TITAN Noir シリーズ(TITAN Noir/TITAN Noir Pro/TITAN Noir Max)
- 国内発表:2026年8月17日
- 販売:Makuakeにて2026年9月中旬より先行販売
- 方式:4K対応のホームプロジェクター
- 光源:日亜化学工業製の3色レーザー
- デュアルアイリス:ふたつの絞りが独立制御+連動。5段階の手動調整とダイナミックモードに対応(XGIMI初搭載)
- TITAN Noir Max:最大7,000 ISOルーメン/ネイティブコントラスト10,000:1
- TITAN Noir Pro:6,000 ISOルーメン/ネイティブコントラスト8,000:1
- TITAN Noir:4,800 ISOルーメン/ネイティブコントラスト7,000:1
- ――注意――
- 販売価格は執筆時点で公表されていません。Makuakeでの先行販売という形態のため、一般流通での取り扱いや時期も未定です。この記事では購入ボタンを付けていません
プロジェクターのスペック争いは、長いあいだ「ルーメン(明るさ)」の勝負でした。そこにXGIMIが持ち込んできたのが「絞り」という、カメラの世界では当たり前だった仕組みです。明るくすれば黒は浮く、黒を沈めれば暗くなる——これはプロジェクターの構造上どうしても付いて回る悩みで、絞りを2つ載せて別々に動かすというのは、その二律背反に正面から手を入れる発想だと思います。個人的に注目しているのは、5段階の手動調整が残っていることです。自動のダイナミックモードだけだと、シーンによっては明るさが動いて気になることがあります。「昼のリビングでは絞りを開けて、夜の映画は絞って黒を沈める」という調整を自分でやれるなら、部屋の環境に合わせ込む余地はかなり大きい。光源に日亜化学の3色レーザーを使っている点も、色の出方という意味で期待できます。ただ、手放しでおすすめできるかというと、そうではありません。まず価格が一切出ていないこと。TITANはXGIMIの中でも最上位ラインで、前世代も20万円を大きく超える価格帯でした。今回も気軽に手が出る金額にはならないはずです。そしてMakuakeでの先行販売という売り方。応援購入は割引が効く反面、届くまでの期間や、届いたあとのサポート体制は通常の量販店ルートとは違います。プロジェクターは設置してみないと分からない機材の代表格なので、個人的には、価格と実機レビューが出そろってから判断するのが安全だと思います。刺さるのは、専用の視聴部屋を持っていて、黒の沈み込みにこだわりたい人。逆に「とりあえず大画面が欲しい」という段階なら、5〜10万円クラスの機種で十分満足できるはずです。
▶ 参考:AV Watch – XGIMI、初のデュアルアイリス採用ホームプロジェクタ「TITAN Noir」 / PHILE WEB – XGIMI、デュアルアイリス搭載4Kホームプロジェクター「TITAN Noirシリーズ」 / PR TIMES – XGIMI、4Kホームプロジェクター「TITAN Noirシリーズ」を「Makuake」にて9月中旬より先行販売
3. Pixel 11の広告に、画面付きの謎トラッカーが映り込む ※発表前のリーク
3本目はウェアラブルで、※現時点ではグーグル公式発表前のリーク情報です。発表され次第アップデートします。 Pixel 11シリーズのYouTube広告に、グーグルが発表していない「画面付きのフィットネストラッカー」が映り込んでいる、という話が8月15日に海外で報じられ、8月18日には国内メディアも取り上げました。見つかったのは1本の広告だけではなく、Pixel 11とPixel Watch 5が並ぶ広告や、グリーン系のカラー展開を紹介する広告など、複数の映像に登場しているとされています。形は、画面のない「Fitbit Air」に近い小ぶりなペブル状のボディにバンドを組み合わせたもので、見た目としてはFitbitの「Charge」シリーズに近いという指摘。画面には、Pixel Watch 5のUIを縦長に圧縮したような表示が映っていると伝えられています。いちばん有力視されているのが「Fitbit Charge 7」説で、現行のCharge 6が出てから3年近くが経っていることが根拠のひとつ。ほかに安価版のPixel Watchや、まったく新しいトラッカーという見方も出ていますが、グーグルはこの機器についてコメントしていません。
報じられている内容:
- 情報源:海外メディアの報道(初出は2026年8月15日、続報が8月17日)。国内報道は8月18日
- 発見場所:Pixel 11シリーズのYouTube広告 複数本
- 形状:画面付きのバンド型トラッカー。ボディは画面なしの「Fitbit Air」に近いペブル状、全体の印象はFitbit「Charge」シリーズ寄り
- 画面表示:Pixel Watch 5のUIを縦長に圧縮したような内容と報じられている
- 有力候補:Fitbit Charge 7(現行のCharge 6から約3年が経過)
- そのほかの見方:安価版のPixel Watch/新規のトラッカー
- 現行ラインアップ:Pixel Watch 5が399ドル〜、画面なしのFitbit Airが99.99ドル
- ――注意――
- グーグルからの発表・コメントは一切ありません。複数の広告に登場していることから単純なミスではないとみられる一方、広告用に生成された画像である可能性を指摘する声もあります。製品名・価格・発売時期はいずれも未確定で、この記事では購入ボタンを付けていません
広告への映り込みは、リークとしてはかなり信頼度の高い部類に入ります。1本だけならレンダリングの手違いで済みますが、複数の広告に同じ機器が出ているとなると、社内では実在する製品として扱われている可能性が高いからです。そのうえで面白いのは、グーグルのウェアラブルの並びに「ちょうど空いている席」があること。今のグーグルには、画面なしで99.99ドルのFitbit Airと、399ドルからのPixel Watch 5しかありません。その間にある「画面は欲しいけど、スマートウォッチほどの機能も価格もいらない」層が、まるごと空いているんですよね。ここを埋めるのがCharge系のバンド型トラッカーだとすれば、製品としての筋はとても通っています。個人的に期待したいのは、電池持ちです。スマートウォッチは、機能が増えるほど充電の回数が増えます。睡眠を毎晩測りたい人にとっては、「1週間充電しなくていい」ことのほうが、アプリが動くことよりずっと価値がある。Chargeシリーズはまさにそこが強みだったので、後継が出るなら真っ先に見たいポイントです。ただし、現時点では何ひとつ確定していません。そもそも本当に製品なのか、広告用に作られた画像なのかすら断言できないという指摘も出ています。名前も価格も時期も、日本で売られるかどうかも不明。今の段階でできるのは「グーグルがこの秋、Pixel Watch 5より下の価格帯に何か置こうとしているかもしれない」と頭の片隅に入れておくことだけだと思います。Fitbitのトラッカーを買い替えようとしている人は、少し待ってみる価値はありそうです。
▶ 参考:気になる、記になる… – 「Google Pixel」の最新広告に謎のフィットネストラッカーが登場 / Android Authority – Google’s Pixel 11 ads tease a mysterious fitness tracker / 9to5Google – Pixel 11 ads show a mysterious screen-equipped tracker that’s not Pixel Watch 5 or Fitbit Air
今日の一推しはPixio PX32UF Waveです。デュアルモード対応のモニターは各社から出はじめていますが、31.5型という大きめのサイズで4K/160HzとフルHD/320Hzを両立させて、64,980円に収めてきたのがこの製品の強みだと思います。刺さるのは、モニター1台で仕事も動画もゲームも回したい人。普段は4Kで広く使い、対戦ゲームのときだけフルHD/320Hzに切り替える、という運用ができます。ピボットと110mmの高さ調整が付いているので、縦置きにして資料やコードを読む使い方にも対応できます。逆に、競技系タイトルを本気でやる人には正直おすすめしません。31.5型でフルHDはドットが粗く見えるので、その用途なら24〜27型のフルHD機のほうが素直です。黒の締まりを最優先するなら、同じ価格帯でOLEDを狙うという選択肢もあります。出荷は8月31日予定なので、届くまで少し時間があります。カラーは4色あって、ブルーとピンクはモニターとしてはかなり珍しいので、デスクの色を揃えている人は早めに押さえておくのもアリだと思います。
📅 次の注目日程:9月中旬 XGIMI「TITAN Noir」シリーズ Makuake先行販売スタート / 8月31日 Pixio「PX32UF Wave」出荷開始予定
今日は、4KとフルHDを切り替えられるPixio PX32UF Wave、XGIMI初のデュアルアイリス機TITAN Noir、そしてPixel 11の広告に映り込んだ謎のフィットネストラッカーをピックアップしました。グーグルのトラッカーは正式発表が来たら改めて掘り下げます。気になるものがあればコメントで教えてください。それでは今日も良い一日を!
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