おはようございます、ガッキーです。
2026年9月23日(水)。1本目は、Beatsが発表した最上位ヘッドホン「Beats 360」です。イヤークッションとヘッドバンドのクッションを工具なしで付け替えられる作りで、ノイズキャンセリングはBeats Studio Pro比で最大1.75倍。価格は59,800円、9月24日に発売です。2本目は、OPPOが中国で発表したスマートフォン「OPPO Find X10 Pro Max」。広角・超広角・望遠の3つのカメラすべてに2億画素センサーを載せ、2nmプロセスのチップと8,000mAhのバッテリーを積んで6,799元からです。3本目は、Bloombergが報じたAppleの「画面なしフィットネスバンド」。Whoopのような布バンド型の試作機を作っている段階で、発売は早くても2028年とのことです。
📋 この記事でわかること
1. Beats 360:クッションを付け替えられるBeats最上位ヘッドホン。ノイキャンはStudio Pro比1.75倍、59,800円で9月24日発売
Apple傘下のBeatsが9月22日、オーバーイヤー型のワイヤレスヘッドホン「Beats 360」を発表しました。価格は59,800円(税込)で、Apple公式サイトでは同日から予約受付が始まり、9月24日にApple Storeと正規販売店で発売されます。いちばんの特徴は、イヤークッションとヘッドバンドのクッションを工具なしで付け替えられること。本体4色に加えて、別売の「クッションキット」(8,900円)を組み合わせると、色の組み合わせは最大256通りになります。中身も刷新され、ノイズキャンセリングはBeats Studio Pro比で最大1.75倍、バッテリーはノイキャンをオンにして最長32時間。汗や雨に耐えるIPX4の防滴性能も、Beatsのオーバーイヤー型では初めてです。
主なスペック:
- 発表:2026年9月22日。Apple公式サイトで同日から予約受付
- 発売日:2026年9月24日(Apple Store、正規販売店)
- 価格:59,800円(税込)。米国では349.99ドル
- 本体カラー:ブラック/クラウド/ピンク/スカイの4色
- クッションキット:8,900円。通気性のある「Performance Knit」が6色(ブラック/クラウド/ピンク/スカイ/ネイビー/ボルト)、レザー調の「UltraPlush」が2色(ブラック/クラウド)
- 付け替え:イヤーカップのクッションは90度ひねって外す。ヘッドバンドのクッションは下に引いて外す
- ノイズキャンセリング:Beats Studio Pro比で最大1.75倍(Beats公表値)。マイクは合計9基で、うち8基をノイキャンに使用。外音取り込みモードあり
- バッテリー:最長32時間(ノイキャンとパーソナライズされた空間オーディオをオン)。5分の充電で最長1時間再生できる「Fast Fuel」
- 音響:40mmドライバー、アダプティブイコライザー、ダイナミックヘッドトラッキング対応の空間オーディオ
- チップ:Beats独自の第4世代チップ。AppleとAndroidの両方で、ワンタッチペアリングなどの連携機能に対応
- 接続:Bluetooth 5.3(Class 1)。対応コーデックはSBC/AAC。有線接続は非対応
- 防滴:IPX4
- 重さ:約295g(PHILE WEBの記載)。ヘッドバンドは折りたたみ不可で、イヤーカップは平らに回転する
- 米国ではStudio Proが349.99ドルから299.99ドルに値下げ
私がBeats 360で注目しているのは、ヘッドホンを「消耗品込み」で設計してきたところです。オーバーイヤー型のヘッドホンは、イヤーパッドが汗で傷んで、そこから寿命が来ることが多い。運動中に使うなら、なおさらです。それを、スニーカーの靴ひもを替えるような感覚で交換できるようにして、通気性のある布と、レザー調の2種類から選ばせる。IPX4と合わせて、「ジムで使うオーバーイヤー型」という、これまで空いていた席をねらった製品だと思います。
ノイズキャンセリングがStudio Pro比で最大1.75倍という数字も見逃せません。マイク9基という構成は、いまのフラッグシップ級のノイキャンヘッドホンと同じ土俵です。ノイキャンをオンにして32時間もつなら、通勤で毎日使っても週に1回の充電で足ります。AppleとAndroidの両方で連携機能が使えるのも、Beatsならではの強みです。
気になるところも書いておきます。まず、有線接続ができません。イヤホン端子もUSB-Cでの音声入力もなく、コーデックはSBCとAACだけです。ロスレスで聴きたい人、飛行機の座席モニターにつなぎたい人には向きません。次に価格。59,800円はStudio Proの発売時より高く、他社のフラッグシップ級と正面からぶつかる金額です。最大1.75倍というノイキャンの数字もBeatsの公表値なので、実際の効きは比較レビューを待ちたいところです。そして、AV Watchの実機記事では側圧がやや強めとの記載がありました。試着できる方は、店頭で確かめてから決めるのがよさそうです。なお、記事作成時点ではAmazonと楽天市場で本製品の商品ページを確認できなかったため、購入ボタンは付けていません。
▶ 参考:共同通信PRワイヤー – Beats、Beats 360を発売(Apple Japan 公式プレスリリース)
▶ 参考:AV Watch – Beats、イヤーパッド付け替えでカスタマイズできるヘッドフォン「Beats 360」。強力ANC搭載
▶ 参考:PHILE WEB – Beats、最上位ヘッドホン「Beats 360」。クッション交換可能で「ヘッドホンをスポーツシューズのように」
2. OPPO Find X10 Pro Max:広角・超広角・望遠がすべて2億画素。2nmチップと8,000mAhで中国6,799元から
OPPOが9月22日、中国・成都で新しいフラッグシップスマートフォン「OPPO Find X10 Pro Max」を発表しました。同時に「Find X10」「Find X10 E」も発表されています。Pro Maxの目玉はカメラで、広角・超広角・望遠の3つすべてに2億画素センサーを採用。OPPOはこれを業界初としています。ハッセルブラッドと共同開発した構成で、広角は1/1.3型、超広角と望遠は1/1.56型と、3つとも大きめのセンサーです。チップは2nmプロセスのMediaTek Dimensity 9600 Pro、バッテリーは8,000mAhで80Wの有線充電と50Wのワイヤレス充電に対応します。価格は12GB/256GBモデルが6,799元(GSMArenaの米ドル換算で約1,015ドル)で、中国では9月24日に発売。ギズモード・ジャパンによると、Pro Maxはグローバル展開が予告されていますが、日本での発売は未定です。
主なスペック:
- 発表:2026年9月22日(中国・成都)。中国での発売は9月24日
- 価格(中国):12GB/256GB 6,799元、12GB/512GB 7,499元、16GB/512GB 7,999元、16GB/1TB 8,999元
- チップ:MediaTek Dimensity 9600 Pro(2nmプロセス、最大4.55GHz)
- 広角カメラ:2億画素、1/1.3型、F1.5、24mm相当、光学式手ブレ補正。ダイナミックレンジは17段(OPPO公表値)
- 超広角カメラ:2億画素、1/1.56型、F2.2、13mm相当、画角124度、オートフォーカス対応
- 望遠カメラ:2億画素、1/1.56型、F2.1、70mm相当(光学3倍)、光学式手ブレ補正、最短10cmのマクロ撮影
- その他のカメラ:色を補正する分光センサー「丹霞(第2世代)」、前面5,000万画素(オートフォーカス対応)
- 動画:8K/30fps(10bit Log対応)、4K/120fpsのDolby Vision撮影、オープンゲート記録
- 画面:6.78型 有機EL、2,772×1,272ドット、1〜120Hzの可変(一部ゲームで144Hz)、ピーク輝度2,000ニト
- バッテリー:8,000mAh(シリコンカーボン負極)。80W有線、50Wワイヤレス。5年後も容量80%以上を維持するとしている(OPPO公表値)
- 防水防塵:IP66/IP68/IP69
- サイズ・重さ:161.32×76.57×8.4mm、233〜235g(色により異なる)
- カラー:月白(ホワイト)/暖橙(オレンジ)/淡鈦(チタンカラー)の3色
- OS:Android 17ベースのColorOS 17
- 同時発表:Find X10(広角と望遠が2億画素、5,499元から)、Find X10 E(厚さ7.99mm、4,999元から)
- 日本:発売未定。Pro Maxはグローバル展開が予告されている
私がこのスマホで注目しているのは、「望遠だけ弱い」を無くしにきたところです。スマホのカメラは、メインが良くても超広角と望遠は小さなセンサーで妥協する、という作りが長く続いてきました。Find X10 Pro Maxは、その3つを同じ2億画素にそろえ、超広角と望遠にも1/1.56型という、他社ならメインカメラに使う大きさのセンサーを載せています。どの画角で撮っても同じ調子の写真が出てくるなら、撮る側の考えごとが1つ減ります。
8,000mAhのバッテリーで233gに収めた点も見どころです。2nmのチップと合わせて、電池もちと処理性能の両方を、いまのAndroidの上限まで引き上げてきた形。4K/120fpsのDolby Vision撮影や8K Log撮影まで入っていて、動画を本気で撮る人向けの装備です。
気になるところも書いておきます。まず、日本での発売は決まっていません。グローバル展開の予告はありますが、地域も時期も未発表です。次に、2億画素が3つあると写真1枚のデータが大きくなります。ふだんは画素をまとめた出力になるはずですが、フル画素で撮り続けるなら、ストレージの上位モデルを選ぶ必要が出てきます。そして、233gという重さは、iPhone 18 Pro Maxなどの大型機と同じ重量級です。片手で長く持つ用途なら、Find X10やFind X10 Eのほうが合う人も多いと思います。なお、OPPO製品は日本のAmazonにも並びますが、本機は日本未発売のため、購入ボタンは付けていません。
▶ 参考:AndroPlus – OPPO Find X10 Pro Max発表|3眼すべて2億画素
▶ 参考:S-MAX – 新フラッグシップスマホ「OPPO Find X10 Pro Max」および「OPPO Find X10」、「OPPO Find X10 E」が発表!まずは中国で発売
▶ 参考:GSMArena – Oppo Find X10 Pro Max launches with three 200MP rear cameras, Dimensity 9600 Pro SoC
3. Apple 画面なしフィットネスバンド:Whoop型の試作機を開発中とBloombergが報道。発売は早くても2028年(※発表前のリーク)
※現時点でメーカー公式発表前のリーク情報です。発表され次第アップデートします。
Bloombergが米国時間9月22日、Appleが画面のないフィットネストラッカーを開発中だと報じました。記者はMark Gurman氏です。報道によると、試作機は布製のバンドに、センサーを載せた小さな本体を組み合わせた形で、Whoopの製品によく似た作り。心拍数などをApple Watchと同じように測る一方、画面を持たず、健康と運動の記録に用途を絞る設計です。Appleは数か月前からこの分野を検討しており、いまは「技術調査」の段階で試作を進めています。Tim Cook氏と、健康部門を率いるEddy Cue氏が後押ししているものの、製品化するかどうかはまだ決まっていません。仮に出すとしても、発売は早くても2028年とのことです。
報道の要点:
- 情報源:Bloomberg(Mark Gurman氏)。米国時間2026年9月22日午前の報道
- 形状:布製のバンドに、センサー付きの本体モジュールを取り付けた画面なしのバンド型。手首に着ける
- 計測:心拍数などをApple Watchと同様に計測。画面がなく、健康と運動の記録に用途を絞る
- 開発段階:「技術調査」の段階で、動作する試作機を作っている。数か月前から検討
- 社内:Tim Cook氏とEddy Cue氏が関心を示している。Cue氏は2025年後半から健康部門を統括し、自身もOuraとWhoopを着けていると報じられている
- 時期:製品化しても2028年より前の発売はない見込み。製品化自体が見送られる可能性もある
- 関連:Appleは2027年後半にApple Watchの大幅な刷新を計画していると報じられている。このバンドより先に、スマートグラスやカメラ付きAirPodsを出す予定とされる
- 市場の状況:画面なしトラッカーは、Whoopのほか、Googleが5月に発売した「Fitbit Air」(米国99.99ドル)などが先行している
私がこの報道で注目しているのは、Appleが「画面を持たない」という選択肢を、真剣に検討していることそのものです。Apple Watchは、通知も決済もアプリも入った「手首の小さなiPhone」として育ってきました。ところが、いま伸びているのは、WhoopやOura Ring、Fitbit Airのような、画面をなくして睡眠と回復の記録に絞った製品です。日本でもSHARPの「からだメイト Ring」や、画面のないバンド「b.race」が出てきています。Appleが同じ土俵に来るなら、この分野はいちど大きく動くと思います。
Apple Watch Series 12で「準備度(Readiness)」のような回復の指標が入ったのも、この流れの一部です。Cue氏が自分でOuraとWhoopを着けている、という話は、Appleの中の人ですら「Apple Watchでは足りない」と感じていることの表れでしょう。
注意点も書いておきます。まず、これは公式発表前の報道で、Appleは何も認めていません。製品化が見送られる可能性も、記事の中で明記されています。次に、出るとしても2028年以降。いま画面なしトラッカーが欲しい人は、Appleを待つより、すでに買える製品を選ぶほうが現実的です。そして、Whoopは月額制で本体を提供するモデルです。Appleがどんな売り方をするかは、まだ何も分かっていません。
▶ 参考:9to5Mac – Apple working on Whoop-style screenless fitness tracker, per report
▶ 参考:MacRumors – Apple Testing Prototypes of Whoop-Like Screenless Fitness Band
⭐ 今日の一推し:Beats 360
推す理由は、傷みやすい部分を交換できる作りにしたことです。オーバーイヤー型は、イヤーパッドが汗で傷んだ時点で寿命が来ることが多い製品でした。Beats 360は、そのパッドとヘッドバンドのクッションを工具なしで外せます。通気性のある布と、レザー調の2種類から選べます。防滴はIPX4で、運動中の汗を前提にした設計です。ノイズキャンセリングはStudio Pro比で最大1.75倍、電池はノイキャンをオンにして最長32時間。運動にも通勤にも1本で使いたい人に向いたヘッドホンだと思います。
📅 次の注目日程:9/23(水)Meta Connect 2026 基調講演(米国時間。日本時間では24日未明)/9/24(木)Beats 360 発売/9/24(木)OPPO Find X10 Pro Max 中国で発売
今日は、クッションを付け替えられるBeats 360、3つのカメラすべてが2億画素のOPPO Find X10 Pro Max、Bloombergが報じたAppleの画面なしフィットネスバンドの3本をピックアップしました。それでは今日も良い一日を!
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