おはようございます、ガッキーです。
2026年11月3日(火)。1本目は、XREALがGoogleと共同開発したAndroid XRグラス「XREAL AURA」。11月2日に東京で発表会が開かれ、国内の発売日が11月27日に決まりました。年内の予約なら199,900円からです。同じ日に、スマホやゲーム機につなぐタイプの新型「XREAL 1 Pro+」(11月10日発売・84,980円)も発表されています。2本目は、NVIDIAのPC用チップ「RTX Spark」。11月2日の国内発表会に、搭載ノートを出すASUS・Dell・HP・Lenovo・Microsoft・MSIの6社が顔をそろえました。3本目は、Appleのスマートホーム用ディスプレイ「HomeView」の上位モデルをめぐる新しい報道。9インチの画面がアームで動く”HomeView Ultra”が、約1,000ドルで2027年以降と伝えられています。こちらは発表前のリークで、正式な情報ではありません。
📋 この記事でわかること
- XREAL AURA/1 Pro+:GoogleのAndroid XRとGeminiを積み、グラスだけでアプリが動くXRグラスが11月27日発売。229,800円のところ年内の予約で199,900円、ドコモとauも販売。有線型の新型「1 Pro+」は1,200ニトで11月10日・84,980円
- RTX Spark搭載PC:NVIDIA初のPC用チップを積むArm版Windowsノートが国内へ。Grace CPUとBlackwell GPUを1つにまとめ、AI性能1PFLOPS・メモリ最大128GB。6社が参加し、Surface Laptop Ultraは513,480円から発売中
- Apple HomeView Ultra(リーク):9インチ画面がアームで回る上位モデルを約1,000ドルで2027年以降に、とThe Informationが報道。標準のHomeViewは11月13日に米国などで発売、日本は対象外
1. XREAL AURA/1 Pro+:GoogleのAndroid XRとGeminiを積み、グラスだけでアプリが動くXRグラスが11月27日発売。229,800円のところ年内の予約で199,900円、ドコモとauも販売。有線型の新型「1 Pro+」は1,200ニトで11月10日・84,980円
XREALが11月2日、東京で発表会を開き、Googleと共同開発したXRグラス「XREAL AURA」の国内発売日を11月27日14時と発表しました。同日から一般予約を受け付けています。価格は12GB/256GBモデルが229,800円、16GB/512GBモデルが269,800円(いずれも税込)。年内のキャンペーンとして、公式ストアや家電量販店で全額前払いの予約をすると29,900円引きになり、199,900円/239,900円で買えます。販売はXREAL公式ストアと量販店に加えて、NTTドコモとKDDI(au)も扱います。auは11月27日発売で、11月2日14時から26日までの予約で29,900ポイントの還元があります。
中身は、グラス部分と「コンピュートパック」と呼ぶ小さな本体に分かれた分離型です。パックにはSnapdragon Reality EliteとXREAL独自のX1Sチップが入っていて、グラスの重さは95g未満、パックは約265g。OSはGoogleのAndroid XRで、Google Playのアプリがそのまま使え、XR専用の空間アプリは世界で150本以上。AIアシスタントのGeminiを内蔵し、周辺機器のボタンからGemini Liveを呼び出せます。画面はソニー製のマイクロOLEDで片眼1,920×1,200ドット、最大120Hz、視野角は最大70度。光学シースルーで、レンズの透け具合は5段階の電子調光で変えられます。6DoFの空間トラッキングとハンドトラッキングに対応し、カメラは環境認識用が2つとAI認識用が1つ(プライバシーLED付き)。スピーカーはBoseが監修した指向性のデュアル構成です。バッテリーは4,455mAhで最大57Wの急速充電、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3。フレームは瞳孔間距離(IPD)に合わせてM(60〜66mm)/L(66〜72mm)の2サイズ、度付きレンズ用のインサートフレームも付属します。周辺機器は、折りたたみ式のワイヤレスキーボードが12,980円、GameSirと共同開発したゲームコントローラーが18,990円で、本体とのセットは212,880円からです。
同じ発表会で、USB-Cでスマホやゲーム機につなぐ従来型ARグラスの新フラッグシップ「XREAL 1 Pro+」も国内発表されました。11月10日発売で84,980円(税込)。2025年の「One Pro」の後継で、ピーク輝度が700ニトから1,200ニトに上がり、2D映像をその場で3Dに変える機能は30fpsから60fpsに倍増。白飛びや黒つぶれを抑える「AI HDR」と、標準・映画・読書の3つの表示モードが加わりました。画面は片眼1,920×1,080で最大120Hz、視野角57度、グラス単体で画面を空間に固定するX1チップ、3段階の電子調光は従来どおりです。サイズはM(IPD 57〜66mm)/L(66〜75mm)。11月9日までの予約期間中は、カメラアクセサリー「XREAL Eye」とのセットが91,960円(単品合計より7,000円安い)で用意されています。
主なスペック:
- XREAL AURA 価格・発売:12GB/256GB 229,800円、16GB/512GB 269,800円。年内の全額前払い予約で29,900円引き(199,900円/239,900円)。11月27日14時発売、公式ストア・量販店・ドコモ・auで販売
- 構成:グラス(95g未満)+コンピュートパック(約265g)の分離型。Snapdragon Reality Elite+XREAL X1S、Android XR、Gemini内蔵、Google Play対応
- 表示:ソニー製マイクロOLED、片眼1,920×1,200、最大120Hz、視野角最大70度、光学シースルー、5段階電子調光
- 入力・センサー:6DoF空間トラッキング、ハンドトラッキング、環境カメラ×2+AI認識カメラ×1(プライバシーLED)、パックに静電容量式タッチパッド
- 音・電源・通信:Sound by Bose指向性デュアルスピーカー、4,455mAh・最大57W急速充電、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、USB-C×2(グラス接続用/充電・DisplayPort入力用)
- 周辺機器:ワイヤレスキーボード12,980円、ゲームコントローラー18,990円(GameSir共同開発・ホールエフェクト式スティック)。セットは212,880円〜
- XREAL 1 Pro+:11月10日発売・84,980円。ピーク1,200ニト、2D→3D変換60fps、AI HDR、3表示モード、片眼1,920×1,080・最大120Hz・視野角57度、X1チップ、3段階電子調光。M/L 2サイズ。11月9日までXREAL Eyeセット91,960円
個人的には、AURAは「頭脳がグラス側に来た」ことが一番の変化だと思います。これまでのXREALは、スマホやBeam Proをつないで映す”ディスプレイ”でした。今回はコンピュートパックにチップとバッテリーを持たせたことで、目の前の空間に大きな画面を何枚も固定して仕事をしたり、Geminiにカメラ越しに目の前のものを尋ねたりが、他の機器なしで成り立ちます。Googleが本腰を入れるAndroid XRの、一般の人が買える最初の製品という意味でも節目です。1 Pro+のほうは、明るさが1.7倍になって屋外や明るい部屋での見やすさが変わるので、地味ですが実用的な進化ですね。
ただ、229,800円、予約でも199,900円という値段は、ARグラスとしてはケタが1つ違います。グラスとパックはケーブルでつなぐ形なので、完全なワイヤレスでもありません。Android XR自体が始まったばかりで、XR専用アプリのうち日本語で使えるものがどれだけ増えるかもこれからです。動画やゲームを大きな画面で見たいだけなら、84,980円の1 Pro+で足りる人のほうが多いと思います。Amazonのボタンは、XREAL 1 Pro+のMサイズ(IPD 57〜66mm)のページに飛びます。
▶ 参考:ケータイ Watch – XREAL、Android XRとGemini搭載のスマートグラス「XREAL AURA」を11月27日に発売
▶ 参考:ASCII.jp – 発表会実機速報!!=XREALがGoogleと共同開発した次世代ARグラス「XREAL AURA」を日本でも発売開始
▶ 参考:AV Watch – XREAL、ARグラスの新フラッグシップ「1 Pro+」。リアルタイム3D変換が60Hz、輝度も向上
2. RTX Spark搭載PC:NVIDIA初のPC用チップを積むArm版Windowsノートが国内へ。Grace CPUとBlackwell GPUを1つにまとめ、AI性能1PFLOPS・メモリ最大128GB。6社が参加し、Surface Laptop Ultraは513,480円から発売中
NVIDIAが11月2日、東京でPC用チップ「RTX Spark」の国内発表会を開き、搭載ノートPCを出すASUS・Dell・HP・Lenovo・Microsoft・MSIの6社が登壇しました。RTX Sparkは5月31日(現地時間)のCOMPUTEXで発表された、NVIDIAにとって初めてのWindows PC向けチップです。海外では10月16日に6都市で発売イベントが開かれていて、今回ようやく日本で各社の製品が並びました。NVIDIA日本代表の大崎真孝氏は、このチップを「AIでもあり、スーパーコンピュータでもあり、ゲームでもある」と説明しています。
中身は、Arm系のGrace CPU(最大20コア)とBlackwell世代のRTX GPU(最大6,144コア)を1つのパッケージに載せ、両者をNVLink-C2Cでつないだ構成です。メモリはCPUとGPUが共有するユニファイドメモリで最大128GB(64GB版もあり)。AI性能はFP4で1PFLOPSとされ、1,200億パラメータ級の大規模言語モデルを手元で動かせるとしています。GPUはデスクトップのRTX 5070と同じコア数で、DLSS 4.5をはじめRTXの機能に全部対応。設計はMediaTekと共同です。OSはArm版のWindowsで、x86向けのソフトはMicrosoftのエミュレーター「Prism」で動かします。発表会では、4K/120fps/HDRのAI動画生成や、これまでArm版Windowsで動かなかったアンチチート付きのeスポーツタイトルのデモが行われ、NVIDIAはバッテリー駆動でもAC接続時の98%の性能が出ると説明しました。
国内の製品では、MicrosoftのSurface Laptop Ultra(15インチ)が10月16日に発売済みで、513,480円(18コアCPU・24GB・512GB)から最上位の1,094,280円まで。ASUSのProArt P16/P14も10月に国内での取り扱いを発表しています。このほかDellのXPS 16 Creator Edition、HPのOmniBook Ultra 16、LenovoのYoga Pro 9n/Yoga 9n 2-in-1(国内投入予定)、MSIのPrestige N16 Flip AI+などが並びましたが、Surface以外の国内価格と発売日は発表会では示されていません。
主なスペック:
- チップ:NVIDIA RTX Spark。Grace CPU(最大20コア、18コア版あり)+Blackwell RTX GPU(最大6,144コア、5,120コア版あり)をNVLink-C2Cで接続。MediaTekと共同設計
- メモリ:LPDDR5Xのユニファイドメモリで最大128GB(64GB版あり)。CPUとGPUで共有
- AI性能:FP4で1PFLOPS。1,200億パラメータ級のLLMをローカルで実行できるとNVIDIAは説明
- OS・互換性:Arm版Windows。x86アプリはPrismエミュレーターで動作。DLSS 4.5などRTX機能にフル対応
- 参加6社の主なモデル:Surface Laptop Ultra(Microsoft)、ProArt P16/P14(ASUS)、XPS 16 Creator Edition(Dell)、OmniBook Ultra 16(HP)、Yoga Pro 9n/Yoga 9n 2-in-1(Lenovo)、Prestige N16 Flip AI+(MSI)
- 国内価格:Surface Laptop Ultraは513,480円〜1,094,280円(10月16日発売)。他社の国内価格・発売日は発表会では未公表
個人的には、「MacBook Proと同じ土俵に立てるWindowsノート」がやっと形になったと思います。CPUとGPUが1つのメモリを分け合う考え方はAppleのMシリーズと同じで、128GBをGPUがまるごと使えるのは、手元でAIを動かす人や動画・3Dの仕事をする人には刺さる仕様です。ノートのGPUがデスクトップのRTX 5070と同じコア数というのも、数年前なら考えにくい話でした。
一方で、値段は普通の人が選ぶノートではありません。Surface Laptop Ultraの513,480円からという価格を見る限り、まずはクリエイターと開発者向けです。Arm版Windowsなので、古いソフトや一部のゲームはエミュレーター頼みになり、アンチチートや周辺機器のドライバーは製品ごとに確認が要ります。6社がそろったのは心強いものの、Surface以外は国内価格が出ておらず、「今日買える」製品はまだ限られます。初物に飛びつくより、各社の国内モデルと価格が出そろってから比べるのが安全だと思います。
▶ 参考:PC Watch – スパコン級チップがノートPCに。RTX Sparkが日本で6社から登場
▶ 参考:マイナビニュース – Microsoft、NVIDIA RTX Spark搭載「Surface Laptop Ultra」発表 ローカルAI時代の新Surface
▶ 参考:NVIDIA – RTX Spark Superchip(公式製品ページ・英語)
3. Apple HomeView Ultra(リーク):9インチ画面がアームで回る上位モデルを約1,000ドルで2027年以降に、とThe Informationが報道。標準のHomeViewは11月13日に米国などで発売、日本は対象外
11月2日(米国時間)、The InformationのAaron Tilley記者が、Appleが開発中のスマートホーム用ディスプレイ「HomeView」の上位モデルについて報じ、9to5Macなどが伝えました。※現時点でメーカー公式発表前のリーク情報です。発表され次第、内容を確認します。
前提から整理すると、標準のHomeViewは10月13日(現地時間)にプレスリリースで発表された7インチ画面のデバイスで、A18チップを積み、卓上型と壁掛け型のどちらも299ドル。顔を認識して家族ごとにメッセージやカレンダーを出し分け、Center Stage対応のカメラでFaceTimeもできます。11月13日に米国・英国・カナダ・オーストラリア・インドなど英語圏の8か国で発売されますが、日本は対象外で、国内の価格と時期は未発表です。英語版のSiriのAI機能が先行しているためで、日本語版が整うまで国内投入は見込めない状況です。
今回の報道によると、上位モデルは9インチの画面がアームに載って回転する作りで、カメラとセンサーで部屋の様子を把握し、人が入ってきたら照明を点けるといった動作を自分で行うとされています。当初はビデオ通話が主な用途でしたが、AI機能はより野心的なものに広がった、とのこと。ハードウェアは完成していてソフトウェアが遅れており、価格は約1,000ドル、部品代によってはそれ以上。Appleは2027年の発売を目指しているものの、2028年にずれ込む可能性があり、名前は元社員の間で「HomeView Ultra」が有力視されています。Bloombergのマーク・ガーマン氏も10月18日に「9インチ・モーター式アーム・開発コードJ595・2027年か2028年」と報じていて、今回の報道はそれを価格と遅れの理由まで含めて補強した形です。
もう1つ、同じ日に標準のHomeViewについても動きがありました。解析者のpdfu氏が、HomeView用ソフト(27.2)のコードから、HomeKitセキュアビデオに対応したセキュリティカメラとして使える手がかりを見つけています。動体検知・ストリーミング・録画の記述があり、誰かが映像を見ている間は緑のランプと音で知らせ、在宅か外出かはiPhoneなど家族の端末の位置で判定する仕組みのようです。発売時点で使えるかは分かっていません。
現時点で分かっていること:
- 情報源:The Information(Aaron Tilley記者・11月2日)、9to5Macが報道。Appleの公式発表ではない
- 上位モデル:9インチ画面+回転するアーム。カメラとセンサーで周囲を把握し、照明を点けるなど自律的に動作。価格は約1,000ドル以上、2027年目標で2028年にずれる可能性。名称は「HomeView Ultra」が有力
- 先行報道:ガーマン氏が10月18日に9インチ・モーター式アーム・開発コードJ595・2027〜2028年と報道
- 標準HomeView:7インチ・A18・299ドル(卓上/壁掛け)。10月13日発表、11月13日に米国など8か国で発売。日本は対象外で価格・時期未定
- 追加の手がかり:ソフト27.2のコードにHomeKitセキュアビデオ(動体検知・録画・視聴中の緑ランプ)の記述。発売時に有効かは不明
個人的には、Appleが「家の中の画面」を本気で取りに来ていることがはっきりしたと思います。Echo ShowやNest Hubが長く占めてきた場所に、顔を見て表示を変える7インチが入り、その上に動く9インチまで控えている。セキュリティカメラとしても使えるなら、HomePod mini 2やApple TV 4Kと合わせて、家まるごとAppleでまとめる中心になれます。
ただ、日本では標準のHomeViewすら買えません。日本語のSiriのAI機能待ちで、国内投入は早くても来年。1,000ドル級の上位モデルは2027〜2028年とさらに先で、「ハードはできているのにソフトで遅れる」のは、Siriの刷新が遅れた構図そのままです。いま国内でスマートディスプレイを選ぶなら、AmazonのEcho ShowやGoogleのNest Hubを比べるのが現実的だと思います。
▶ 参考:9to5Mac – New report on ‘HomeView Ultra’ product covers features, pricing, more
▶ 参考:気になる、記になる… – 「Apple HomeView」はHomeKitセキュアビデオ対応のセキュリティカメラとして利用出来るようになるかも
▶ 参考:skeg – Apple HomeViewが発表|7インチ・299ドルで日本は発売対象外
⭐ 今日の一推し:XREAL AURA
グラスとコンピュートパックだけで、Google Playのアプリが目の前の空間に広がります。手元にスマホを置かなくても、何枚もの大きな画面を宙に固定して作業ができ、カメラ付きなのでGeminiに「これは何?」と見せながら聞ける。片眼1,920×1,200・視野角70度のソニー製マイクロOLEDに、Boseが音を監修したスピーカーと5段階の調光まで入って、かける部分は95gを切ります。Googleが本気で育てるAndroid XRの、最初に手に入る完成品です。
📅 次の注目日程:11/10(火)XREAL 1 Pro+ 発売/11/13(金)Apple HomeView 米国など8か国で発売/11/27(金)XREAL AURA 国内発売(14時)
今日はXREAL AURAと1 Pro+、RTX Spark搭載PCの国内展開、Apple HomeView上位モデルの報道をピックアップしました。
それでは今日も良い一日を!
※ 当サイトはAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。楽天アフィリエイトプログラムにも参加しています。



コメント