【日本上陸】Xiaomi Watch S5を実機レビュー|2万円台の質感はスゴい。

Xiaomi Watch S5 46mm レビュー動画サムネイル

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2026年6月4日、Xiaomiの新しいスマートウォッチ「Xiaomi Watch S5 46mm」が日本で発売されました。

価格は24,800円から。なのにボディはステンレス、画面は有機EL、さらにGPSも血中酸素も入った“全部入り”。私はセラミックブルー(27,800円)を購入して使ってみたのですが、見た目も画面も質感も、正直かなり良かったです。

結論:見た目の質感・画面のキレイさ・GPSナビ・健康管理を、ぜんぶ2万円台で詰め込みたい人には“ほぼ完璧”。
逆に、時計でSuicaやタッチ決済をしたい人だけは、買ってはいけません(日本だとNFC決済が一切使えないため)。この1点さえ許容できるなら、日常使いの最適解になり得る1本です。

製品名 Xiaomi Watch S5 46mm
発売日 2026年6月4日(日本)
価格(税込) ブラック・シルバー 24,800円/セラミックブルー・ジャングルグリーン 27,800円
ディスプレイ 1.48インチ 有機EL(480×480・ピーク2500nit)
本体・素材 46.0×46.0×10.99mm(公称)・約46g/316Lステンレススチール
バッテリー 815mAh(メーカー公称 最長21日/実測は本文参照
センサー 心拍・血中酸素・睡眠・ストレス(※ECG・皮膚温は非搭載)
GPS デュアルバンドGNSS(GPS/Galileo/GLONASS/BeiDou/みちびき)+オフラインマップ
防水 5ATM(水泳OK/サウナ・ダイビングNG)
通話 スピーカー・マイク搭載でBluetooth通話対応
OS/対応 Xiaomi HyperOS 3/Android 8.0以降・iOS 14.0以降
目次

デザイン・質感:2万円台に見えないステンレスボディ

Xiaomi Watch S5 本体の厚みとレザーストラップ・充電器

箱を開けてまず「お」と思ったのが、ボディの素材感です。フレームは316Lのステンレススチール。前モデルはアルミだったので、ここがしっかりグレードアップしています。手に取るとひんやりした金属の質感があって、価格を考えると“高見え”しすぎなくらいです。

同梱物は本体・専用の磁気アタッチメント充電器・分厚い説明書とシンプル。充電器は専用品で、Xiaomiのスマートバンド用ケーブルでは充電できませんでした。背面のセンサーは「こんなに多かったっけ?」と思うくらいゴツくて、いかにも“しっかり測ってくれそう”な見た目です。

重さは実測で本体のみ45.7g/ストラップ込みで約55.8g(公称46gとほぼ一致)。厚みはセンサーが出っぱった一番厚い部分で約12.64mmと、数字だけ見れば“薄型”ではなく標準的なボリュームです。手元のAmazfit Cheetah 2 Proと同じくらいで、Redmi Watch 6よりはわずかに厚いものの、実際に着けてしまえば厚さはほとんど気になりませんでした。ベルトの長さは約26cm弱で、着脱もワンタッチでスムーズです。

ベゼル(画面のフチ)も2.6mmまで細くなっていて、前モデルより約4割スリム。顔つきがかなりスッキリしました。カラーは全4色で、ブラック・シルバーはフッ素ゴム、セラミックブルーは本革、ジャングルグリーンはナイロン編みと、色ごとにキャラクターが違うのも面白いところです。

ディスプレイ:ピーク2500nitで屋外でもくっきり

Xiaomi Watch S5 1.48インチ有機ELディスプレイ

まず言いたいのが、画面のキレイさ・鮮やかさ。1.48インチの有機EL(解像度480×480)で、明るさはピークで2500nit。かなり明るい部類で、屋外でもしっかり見えます。だいたい2000nitを超えると、日中に見えなくて困ることはそうそうありません。

常時表示(AOD)にも対応しているので、腕を上げなくても時間が確認できます。さらに触ってみて良かったのが操作感。タッチの追従性が抜群で、リューズ(横のダイヤル)を回したときのバイブのフィードバックも心地よい。リューズ自体もダイヤモンドカット風でキラッと光って、地味にカッコいいんですよね。

地味に便利だったのが懐中電灯(ライト)機能。画面を白く光らせて手元を照らせるうえ、リューズを回すと3種類から光り方を選べます。暗い場所でちょっと手元を照らしたいときに、思いのほか役立ちました。

装着感:軽くて快適。ただしストラップ選びは要注意

Xiaomi Watch S5 セラミックブルーのレザーストラップ装着

装着感もなかなか良いです。重さは実測で本体45.7gと軽く、厚みも着けてしまえば特段気になりません。腕へのフィット感も良く、寝るときに着けても気になりませんでした。普段使いはもちろん、ビジネスシーンでも違和感なく着けられます。

ただ1つだけ、個人的に「やっちゃったかな」と思ったのがストラップ。私が買ったのはセラミックブルーで、このカラー“デュアルトーンの本革”ストラップになっています。見た目は上品でとても良いのですが、汗をかくワークアウトをメインに考えている人は、フッ素ゴムが標準の他カラーを選んだほうが安心です。逆に普段使い・ビジネス用途なら、このレザーはかなり締まって見えておすすめです。

健康・センサー機能:睡眠の“動物診断”が想像以上に楽しい

Xiaomi Watch S5 睡眠タイプ診断 サメ

測れるのは、心拍・血中酸素・睡眠・ストレスあたり。心拍センサーは4つのLEDと4つの受光部を使うタイプで、メーカー公称の精度は98.4%。睡眠の測定も新しいアルゴリズムになり、入眠・起床の検出精度が上がっているとのことです。実際のデータも、なかなか正確だと感じました。

そして何より面白いのが、睡眠データをもとに「あなたの睡眠タイプ」を“動物”で例えてくれる機能。私は今回「サメ」でした。「眠りにつくのが遅く、睡眠時間が短め。サメは寝ている間も左右の脳が別々に休んで泳ぎ続ける…」と、なかなか的を射た解説をしてくれます。ほかにもヒグマ・ペンギン・フクロウ・コアラ・ヒツジなどのタイプがあります。
診断には7日以上のデータが必要ですが、これが地味に楽しいんです。

Xiaomi Watch S5 アプリの健康項目一覧

数値系も充実していて、心拍・血中酸素・ストレスに加えて、「健康診断」から心拍数・血中酸素レベル・ストレス・睡眠・平均睡眠時心拍数の5項目をまとめてチェックできます(計測にはアプリのダウンロードと接続が必須)。グラフも細かく出してくれるので、データを眺めるのが好きな人ほど楽しめるはずです。

⚠️ 誤解しやすい注意点:アプリ上には「皮膚温」「エネルギー」「血糖値」「PAI」「血圧」といった項目も並んでいますが、これらはS5本体では計測できません(項目があるだけ)。またECG(心電図)も非対応です。“全部入り”に見えても、ここは積んでいないので、心電図や体温まで測りたい人は注意してください。

GPS・ナビ:デュアルバンドGNSS+オフラインマップが優秀

Xiaomi Watch S5 GPS測位結果

個人的に「いいな」と思ったのがGPS周り。デュアルバンドGNSSという測位がより正確になるタイプを積んでいて、GPSに加えてGalileoや日本の「みちびき」にも対応しています。

さらに、地図を事前にダウンロードしておけばオフラインでもナビが使えるのが強力。私は岐阜県・神奈川県・東京都のマップを入れておきましたが、こうしておけば電波が不安な場所でも時計だけでマップを確認できます。来た道を戻る“復路ナビ”や、ルートを外れたら教えてくれる機能まで入っています。

スポーツモードは150種類以上。トレーニング43・球技26・ウォータースポーツ17・屋外アクティビティ16・ダンス14・格闘技12…と、たいていの運動はカバーしている印象です。実際に屋外ランニングで測ってみた測位精度は、私の体感で80点。たまにルートが少しよれて川に入ってしまう場面はありましたが、全体的には非常に優秀でした。

ワークアウトの計測結果もかなり詳細で、心拍数・ペース・ケイデンス・ストライド・高度に加え、有酸素/無酸素まで数値化してくれます。しかも見たい項目にチェックを入れると、グラフを重ねて表示できるので、運動の振り返りがすごくやりやすいんですよね。

通話:手首で電話、ただし音は少しこもる

マイクとスピーカーを内蔵しているので、Bluetooth通話にも対応。スマホが手元になくても、手首で電話を受け答えできます。実際に試してみると、聞こえること自体は問題なし。ただ、声は少しこもる感じがあったので、あくまで「サッと出られる便利機能」くらいに捉えておくのがちょうどいいと思います。

バッテリー:超ヘビー設定でも“約9日”持った(実測)

Xiaomi Watch S5 バッテリー持ち 実測

容量は815mAhで、前モデルの約1.7倍。メーカー公称は「最長21日」ですが、これはあくまで理想条件の数字。なので、実際に自分で測ってみました。

条件は、いつも通りの超ヘビー設定(画面輝度マックス・各種計測フル・ランニング1回・レビューのため画面タッチ多め)。この使い方で、フル充電に近い96%からスタートして約40時間後に78%。減ったのはたったの18%でした。

1日あたり約10%ちょっとの消費 → 満充電からざっくり「約9日前後」持つ計算。公称の21日には届きませんが、これだけ盛り盛りに使って9日なら十分すぎます。普通に使えば週1回の充電で回せる感覚です。

気になるところ:日本ではNFC決済が一切使えない

ここが今回いちばん大事なポイントです。

  1. 日本ではNFC決済が一切使えない
    Suica・iD・QUICPay・タッチ決済、すべて非対応です。
    Xiaomiの日本公式が「NFCは搭載しているが、現時点で日本国内では対応しているサービスがない」と明記しています。
    なお、これはXiaomiに限らず中華系スマートウォッチ全般に共通する現状で、今後の対応に期待したいところです。
  2. ECG(心電図)・皮膚温(体温)は非搭載
    健康ガチ勢で、心電図や体温まで測りたい人にはここが物足りません。アプリに項目が出ても計測はできない点も含めて、購入前に押さえておきたいところ。
  3. アプリ前提・HyperOSの自由度
    計測やデータ確認はXiaomiのアプリ接続が前提。Apple WatchやWear OSのように、アプリや決済を自由自在に使う用途には向きません。

まとめ:決済が要らないなら、2万円台の“最適解”

Xiaomi Watch S5 本体と化粧箱

Xiaomi Watch S5は、「見た目の質感・画面のキレイさ・GPSナビ・健康管理を、ぜんぶ2万円台で欲しい」という人にはかなり刺さる1本でした。Xiaomiからまた“価格破壊ウォッチ”が出てきたな、というのが正直な感想です。とくにXiaomi製品が好きな人なら、高級感も含めてまず満足できると思います。

こんな人におすすめ

  • 2万円台で、見た目が安っぽくない時計がほしい
  • 画面がキレイで、屋外でも見やすいのがいい
  • ランニングや散歩でGPSナビを使いたい
  • 心拍・睡眠・血中酸素くらいの健康管理ができればOK
  • 電池はできるだけ長持ちがいい

逆に、やめておいたほうがいい人

  • 時計でSuicaやタッチ決済をしたい
  • 心電図(ECG)や体温を測りたい
  • Apple Watchのようにアプリや決済を自由に使いたい

この棲み分けさえ合えば、2万円台とは思えない満足度。まさに“日常使いの最適解”だと思います。

※本記事はAmazonアソシエイト・プログラムを利用しています。製品は自身で購入し、内容は忖度なく正直にレビューしています。

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この記事を書いた人

40代・ガジェット大好き人間のガッキーです。イヤホン・スマートウォッチ・PC周辺機器など、実際に自腹で購入したガジェットを正直にレビューしています。一部メーカーからの提供品もありますが、忖度なしの本音でお伝えします。気になった商品はぜひコメントで教えてください!

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