
「あの話、メモし忘れた……」が、生活からほぼ消えました。
身に着けるタイプのAIボイスレコーダー、Plaud(プラウド)NotePin S。胸元に着けっぱなしにして、思いついた瞬間にボタンを長押し。あとは文字起こしから要約まで、ぜんぶAIが自動でやってくれます。私は4月末から約1ヶ月半、打ち合わせなどで使い込んできました。
正直に言うと、これは向いている人と、そうでもない人がハッキリ分かれる製品です。この記事では、旧モデルからの進化点(物理ボタン・ハイライト)、AI文字起こしの実力、そして相棒のPlaud Note Proとの使い分け、サブスクの注意点まで、忖度なしでまとめます。
この記事でわかること
✅ 基本情報・スペック・価格
✅ デザインと装着感(ネックレス運用が便利)
✅ 物理ボタンとハイライト機能(旧モデルからの進化点)
✅ AI文字起こし・話者識別・要約の実力
✅ バッテリー・充電まわり(実体感)
✅ Plaud Note Proとの使い分け
✅ 料金(サブスク)の注意点
✅ 購入前に知っておきたい気になるところ
✅ まとめ・おすすめな人
✅ あわせて読みたいガジェット関連レビュー
結論:会議・打ち合わせ・商談が日常的にある人なら、買って後悔しない一台。
「いつでも身に着けている」「ワンタッチで始まる」「あとの処理が全自動」の3点セットが強烈に便利。ただし本領発揮にはサブスク前提になりがちで、録音する頻度が低い人にはスマホで十分。ここを許容できるかどうかで評価が分かれます。
基本情報・スペック・価格

まずは基本情報からさっと。Plaud NotePin Sは、2026年3月23日に国内発売された、ピン型ウェアラブルAIボイスレコーダーの最新モデルです。価格はメーカー希望小売価格で税込28,600円。カラーはブラック・パープル・シルバーの3色で、私が使っているのはブラックです。
| 製品名 | Plaud NotePin S |
|---|---|
| 国内発売日 | 2026年3月23日 |
| 価格 | 税込 28,600円(メーカー希望小売価格) |
| カラー | ブラック / パープル / シルバー |
| 重量 | 公称 17.4g(実測:ストラップ込み約20.5g、本体のみ約17.9g) |
| サイズ | 51 × 21 × 11 mm(カプセル型) |
| ストレージ | 64GB内蔵 |
| マイク | MEMSマイク × 2(推奨収音 約3m) |
| 接続 | Bluetooth 5.2 / Wi-Fi |
| 充電 | USB Type-C(充電ドック付属) |
| 対応言語 | 文字起こし112言語・話者識別あり |
本体は51mmのカプセル型で、重さはわずか17.4g。私は1ヶ月以上使っていて、今回はじめて重さを測ってみたのですが、ネックレスの紐込みで約20.5g、紐を外した本体だけだと約17.9g。500円玉2枚ちょっとくらいの感覚で、とても軽いです。
同梱品もかなり充実しています。マグネットピン、クリップ、ネックストラップ、リストバンドが最初から全部入っていて、「ピンで留める・挟む・首にかける・腕に巻く」の4スタイルを追加購入なしで選べます。中身のストレージは64GB、マイクは2基で、だいたい3メートルくらいまでの会話を想定した設計です。
デザインと装着感(ネックレス運用が便利)

装着方法はマグネットピンが基本。服の内側に磁石を当てて、外側から本体をパチッと留める方式で、シャツでもTシャツでも穴を開けずに着けられます。このマグネットがかなり強力で、ちょっと離した距離から近づけても、引き寄せられてくっつくくらいの磁力があります。
クリップを使うなら、Yシャツの襟元に差し込むのが一番ベター。旧モデルを持っていた頃にネクタイピンとして使おうとしたこともあるのですが、ネクタイピンにするには本体の厚みが少し分厚すぎる、というのが正直なところです。
そして、私が実際にいちばん使っているのがネックレス運用です。外出するときは首から下げておいて、会議や打ち合わせのタイミングで服の中から取り出し、「録音していい?」と一声かけてからスイッチオン。このスタイルがなかなかおしゃれで、服の下にしまい込んだままでも録音できます。収音は約3メートルまで想定の設計ですが、思った以上に3メートルは広く、打ち合わせ程度の距離なら服の中に入れたままでも十分拾ってくれました。
地味に効いてくるのが「録音機に見えない」こと。電源を入れてLEDが光らない限り、AIボイスレコーダーだと気づく人はそう多くないはずで、会話相手を変に身構えさせないのは、ピン型ならではの大きなメリットだと感じます。
⚠️ 電源を入れると赤いLEDが光ります。とはいえ「これ、実は録音できるんだ」という事前のひと声は必要です。黙って録るのはマナー的にもNGなので、ここはセットで覚えておいてください。
物理ボタンとハイライト機能(旧モデルからの進化点)

ここがNotePin Sの核です。旧モデルから何が変わったか。いちばん大きいのは、操作が物理ボタンになったこと。旧モデルは押し込んで反応する感圧タイプでしたが、Sは「カチッ」と押し込める物理ボタンになり、さらに押すとバイブレーションも返ってきます。クリック感と振動の2段構えで、服の上からでも「今ONになったな」と確実に分かる。私はもともと物理ボタン推進派なので、これはマジで刺さる進化でした。長押しで即、録音スタートです。
地味に超いいのが、アイデア出しに使えること。手元にメモがないとき、速攻でONにして思いついたことを独り言で喋るだけ。AIがそれを記録して、要約・整理までしてくれます。頭の中の考えを言語化するのって意外と難しいのですが、話しかけるだけで分かりやすくまとめてくれるのは本当にありがたい。メモを取ってくれるだけでなく、考えの整理まで担ってくれる感覚です。
もうひとつの目玉がハイライト機能。録音中にボタンを短押しすると白くピッと光って、「ここ重要」というマークがリアルタイムで付けられます。あとからアプリで見返すとき、そのハイライト部分にすぐ飛べて、AI要約でもそこが目立つように整理されるので、振り返りがとても楽になります。
AI文字起こし・話者識別・要約の実力

録ったあとの処理こそ、Plaudのいちばんすごいところです。録音データはアプリに飛んで、AIが文字起こしをしてくれます。対応言語は112言語。実際にミーティングで録音した音声で試したところ(個人情報を含むので動画ではモザイク処理しています)、日本語の文字起こしはかなり正確な部類でした。
しかも、ただ文字にするだけでなく、誰が話したかを自動で識別してくれる話者識別機能も搭載。これが結構正確で、会議の記録がそのまま議事録の形になります。体感としては、以前Note Proを使っていた頃よりさらに精度が上がっている気がしました。
要約のテンプレートは1万種類以上と豊富で、会議メモ・商談記録・講義ノートなど、用途に合わせて出力の形を選べて、マインドマップにもできます。さらに面白いのが「Ask Plaud」。録音した内容についてAIにそのまま質問できる機能で、「あの会議いつまでだっけ?」と聞けば、録音・要約した内容の中から答えを返してくれます。GoogleのNotebookLMのように録音データの中からしか回答しないので、ネットの情報が混ざらず、的を射た正確な答えが返ってくるのも安心できるポイントです。
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バッテリー・充電まわり(実体感)

充電の持ちは、実際に使った体感で言うと結構持つ印象です。あるとき電源をONにしたまま1日中外出していた日があったのですが、終日まったく問題なく録音できていて、逆にびっくりしました。
そして、ここで予想外の発見もありました。そのデータを要約してみると、その日1日の自分の行動や言動が、まるまる記録されているんです。あとから聞き返すと自分の振り返りにも使える。これは使ってみて気づいた、思わぬ活用法でした。充電は付属のドックに乗せるだけで、マグネットでパチッと吸着してくれるので接点がズレる心配もなく、ドック側はUSB Type-C接続なので手持ちのケーブルとも相性問題なしです。
Plaud Note Proとの使い分け

ここでもう一台、Plaud Note Proを紹介させてください。こちらはカード型のAIボイスレコーダーで、2025年10月に出たモデル。税込30,800円です。実は私、このNote Proの徹底レビュー動画も以前出していて、両方を使い込んできました。
今日いちばんお伝えしたいのは「使い分け」です。両方使ってきて、役割がハッキリ分かれました。
- Plaud Note Pro=電話専用。スマホの背面に貼りっぱなしにして、電話がかかってきたらスイッチを押しながら出る。電話の会話を録音・要約する係です。
- Plaud NotePin S=身に着けて録るレコーダー。首から下げて、対面の打ち合わせや立ち話、移動中に使います。
というのも、Pin Sは電話の録音が弱点。そこをNote Proが補ってくれるので、2台を使い分けることでお互いの弱点を埋め合い、まさしくパーフェクトなAIボイスレコーダーになるわけです。両方揃えるとなると合計で5〜6万円と金額が張るので全員にはおすすめしませんが、完璧を求めるならガチでおすすめの組み合わせです。なお2台揃えるなら、Amazonのセールなど価格が下がるタイミングを狙うのも手だと思います。
料金(サブスク)の注意点

買う前に知っておいてほしいのが料金の仕組みです。本体を買えば、月300分までの文字起こしは無料で使えます(追加料金なし)。月300分は1日10分ペースで、ライトな使い方ならこれで足ります。
ただ、会議や授業をガッツリ録る人は、まず足りなくなります。そこで上位のプロプランや無制限プランが用意されています。金額は変わる可能性があるので、最新の料金は概要欄のリンクから公式サイトで確認してください。
おすすめの始め方としては、まずは無料の月300分から使ってみること。それで「どうしても足りない」と感じたら、ひとつ上のプランを月契約で試す。いきなり年間プランにすると金額も張りますし、数ヶ月後に使っていない自分がいたとき結構凹むと思うので、サブスクの契約は慎重にいくのがおすすめです。
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購入前に知っておきたい気になるところ
1ヶ月半使ってきて、製品自体の不満は正直ほとんどありません。そのうえで、購入前に知っておいてほしい点を正直に挙げておきます。
- 本領発揮にはサブスク前提になりがち
ビジネスで使い込むなら、本体28,600円+プラン代が最低限の支出ラインになります。 - 録音頻度が低い人には過剰装備
たまにしか録音しない人は、正直スマホの録音アプリで足ります。NotePin Sの価値は「いつでも身に着けている」「ワンタッチで始まる」「あとの処理が全自動」の3点セットなので、録る頻度が高い人ほど刺さります。 - 電話の録音は苦手
Pin S単体だと電話には弱く、そこをカバーするにはNote Proとの2台持ちが必要になります。 - 録音中はLEDが光る=ひと声が必須
マナーとして「録音していい?」の確認はセット。黙って録るのはNGです。
裏を返せば、気になるのはこのあたりだけ。決して安い買い物ではないので、自分が使うシーンをしっかり想像してから購入するのを、ガチでおすすめします。
まとめ・おすすめな人

Plaud NotePin Sは、こんな人におすすめです。
- 会議・打ち合わせ・商談が日常的にある人……議事録づくりから解放されます。
- 移動中や立ち話でアイデアが湧くタイプの人……「あとでメモしよう」が消える快感は、一度味わうと戻れません。
逆に、録音すること自体が月に数回という人は、まずはスマホのアプリで十分。iPhoneの録音で事足りると思います。
私はPlaudの製品をNote Proの頃から使ってきましたが、今回のNotePin Sで「身に着ける」という最後のピースがハマりました。大袈裟に言えば、第二の脳が、ようやく体の一部になった。そんな感覚です。この2つが合体したことで、本当に手放せない相棒になりました。
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📚 ガジェット・AI関連のレビュー
Plaud NotePin S(プラウド ノートピン エス)
身に着けるAIボイスレコーダー
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※NotePin S 本体のみ対象/Amazonでは使用不可
※提供:Plaud株式会社(本体および1年分のProプランコードの提供を受けていますが、金銭の授受はなく、内容は忖度なく正直にレビューしています)



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