
ガーミン(Garmin)って、今まで使ってこなかったんですよ。今回が初めてです。
そんな私が手に取ったのが、ガーミンが「初めてのランニングウォッチ」として出してきた新エントリーモデル、Garmin Forerunner 170(ガーミン フォアランナー 170)。価格は税込47,800円、発売は2026年5月28日です。
この記事では、ガーミンを初めて触る人の目線で、47,800円で実際に何が手に入るのか、「初心者向け」は本当なのか、そしてガーミンは種類が多いので結局どれを選べばいいのかまで、正直にまとめていきます。バッテリーは公式の数字ではなく、私が実際に測った数字だけでお話しします。
この記事でわかること
✅ Forerunner 170 のスペックと価格
✅ 外観・サイズ・装着感(重さは実測しました)
✅ ウォッチフェイスとアプリまわりで戸惑ったところ
✅ ランニング機能とHRVステータスの「3週間」問題
✅ GPSの精度(Amazfitと同時計測)
✅ バッテリー実測|84%→0%まで何日もったか
✅ Suica(Garmin Pay)の設定と5つの注意点
✅ 気になったところ5つ
✅ 70/170/170 Music、どれを選ぶか
✅ よくある質問
✅ 総評|結局アリなのか
✅ あわせて読みたい関連レビュー
結論:入門機の顔をした、けっこう本気の時計です。
「初めての1本」として売られていますが、実際に触ってみるとランニングコーチも、体調の管理も、Suicaまで入れられる。走り始めた人が、そのまま何年か使い続けられる。そういう1本だと感じました。
個人的には、若干画面が小さいかなという印象。あとバンドの色が黄色なのが少し気になるところですが、万人の腕にフィットするサイズ感です。
1.2インチAMOLED/約41g/5ATM防水、そしてこの価格帯では大きいSuicaが使える。ここが一番の個性です。
Garmin Forerunner 170 のスペック・価格
| 製品名 | Garmin Forerunner 170(今回はBlack/Amp Yellow) |
|---|---|
| 価格 | 47,800円(税込) |
| 発売日 | 2026年5月28日 |
| サイズ | 42.6 × 42.6 × 11.9 mm |
| 重量 | 約41g(公式)/実測38.6g(バンド込み) |
| ディスプレイ | 1.2インチ AMOLED カラー/390 × 390/常時表示モードあり |
| 素材 | ベゼル=FRP(繊維強化プラスチック)/レンズ=化学強化ガラス/バンド=シリコン |
| バンド | 20mm・クイックリリース対応(工具なしで交換可) |
| 防水 | 5ATM(50m防水) |
| 操作 | 5ボタン(左3・右2)+タッチスクリーン |
| センサー | Garmin Elevate 光学式心拍計(第4世代)、気圧高度計、コンパス、ジャイロ、加速度計、温度計、環境光センサー |
| 測位 | GPS/GLONASS/Galileo(公式製品ページの仕様表)※公式プレスリリースではBeiDou・みちびきを加えた5つと記載 |
| 決済 | Garmin Pay(Suica対応) |
| 通信 | Bluetooth、ANT+(Wi-Fiは170 Musicのみ) |
| アプリ | Garmin Connect(+ウォッチフェイス追加には Connect IQ が別途必要) |
| 同梱品 | 本体/チャージングケーブル/製品保証書 |
外観・サイズ・装着感|重さは実測してみました

今回のカラーは Black/Amp Yellow(ブラックアンプイエロー)。黒いボディに、差し色でイエローが入っているモデルです。
公称サイズは42.6mm、厚み11.9mm、重さ約41g。ここは自分でも測ってみました。

- 重さ:バンド込みで38.6g → 公式表記より軽い
- 厚さ:センサーを含めた一番分厚い部分で13.32mm → 公式発表よりは分厚い
- 画面の直径:約43mm → 公式の42.6mmとほぼ一緒
実際に着けてみると、画面サイズは若干小さめかなという気はします。ただ、女性から中高生くらいの方、腕がまだ成人男性ほど太くない方にもフィットする、万人受けするサイズ感だと思います。
本体の薄さもいい感じですし、軽い。画面の小ささ・薄さ・軽さが相まって、装着したときの装着感は非常に軽くていいなと感じます。
最近よく普段使いしているのが Amazfit のスマートウォッチか、Xiaomi のスマートバンドといった中華系が多いんですが、それらと比較しても、装着感という一部分を切り出してみると、こっちのガーミンのほうが非常にいいという印象です。
ベゼルのFRPって何?
素材は、ベゼルがFRP、レンズが化学強化ガラス、バンドがシリコンです。
FRPはあまり聞き慣れない単語だと思いますが、ざっくり言うとプラスチックに細かい繊維を混ぜ込んで、強度を上げた素材。プラスチックだけだと弱いので、中に繊維を入れて補強してある、という素材です。身近なところだと、釣り竿やヘルメット、お風呂のユニットバスなんかにも使われています。
この素材の売りが、鉄より強くて、アルミより軽くて、しかも錆びないこと。汗をかいて、雨に濡れて、プールにも入れる。それでも金属みたいに錆びない。スポーツウォッチとしては、かなり理にかなった素材なんですね。約41グラムという軽さも、ここが効いています。
ただ、金属じゃないので、ずっしりとした高級感みたいなものは無いです。そこは好みが分かれるところだと思います。
バンドはクイックリリース対応・幅20mm

バンドはクイックリリースに対応していて、工具なしで脱着できます。しかも幅が20mm。時計のバンドとしては一番よくあるサイズなので、選択肢がすごく多いんですよね。さっき言った黄色が気になる方は、ここを替えちゃえば解決します。私も含めて。
防水は5気圧。汗も雨も、手洗いもプールも問題なし。着けっぱなしで生活できる時計です。
ディスプレイ|大きくはない。でも非常に見やすい

画面は1.2インチのAMOLEDで、解像度は390×390。そんなに大きくはないんですが、非常に見やすいです。
明るさは他の中華系と比べるとちょっと低いかなとは思うんですけれども、必要十分な明るさを備えていると思います。直射日光の下でも全然見やすいですし、最近の中華系ウォッチの画面の明るさが2000〜3000という必要以上の明るさを備えているところもあるんですが、これぐらいの明るさでも十分です。日中、太陽の下で見ても、ランニング中に見ても全然見やすい。暗くて見えないってことは、まずないです。
スペックの数値を争う流れとはちょっと別のところで、ちゃんと見えるように作ってある。そんな印象です。
ウォッチフェイス・アプリまわり|ここが一番戸惑った

文字盤(ウォッチフェイス)の話です。ここ、ガーミン初挑戦の私が一番戸惑ったところでもあります。
まず、変更自体はできます。しかもスマホがなくても、時計本体だけで変更できます。ただし操作が独特で、普段のスマートウォッチなら画面長押しでブブブッとなって切り替えられるところ、ガーミンは左側の真ん中のボタンを長押しするとウォッチフェイスの変更画面に入れる、という仕様。私みたいな初ガーミンの方は、ここを覚えておくといいと思います。
ウォッチフェイスの種類は非常に多いと思います。ウォッチフェイス自体がそんなに大きくないんですが、選ぶ画面によっては非常に見やすい。視認性が高いというのかな。小さな文字がごちゃごちゃしていない画面が多い印象です。
⚠️ ここが引っかかったところ:文字盤を増やすのに、アプリがもう1個必要
今まで私が使ってきた Amazfit や他の中華系スマートウォッチは、だいたい1個のアプリをダウンロードして終わりなんですよ。でもガーミンは Garmin Connect と Garmin Connect IQ という2つのアプリを入れないと、ウォッチフェイスの追加ができません。
※もともと入っている文字盤を「切り替える」だけならアプリは不要(時計本体だけでOK)。新しい文字盤を「増やす」ときに Connect IQ が必要になります。
よくよく調べていくと、ガーミンはいろんなアプリがあって、必要に応じてそれらをダウンロードする必要があるのかな、という感じです。
あと、これいいなと思ったウォッチフェイスが有料だったりするのが結構多くて。4.99ドルとか1.99ドルとか2.49ドルとか、微妙にお金が必要になってきます。もうちょっとバラエティに富んだ文字盤で、無料のものがあってもいいのかなという印象。無料でも、もう少し幅広い選択肢が持てるラインナップを取り揃えてもらえると非常にありがたいです。
とはいえ、ウォッチフェイスは思った以上に豊富だと思いますので、本当にこれだ、というウォッチフェイスは買っちゃってもいいんじゃないかなと思っています。
アプリで見られるデータは、見やすいし豊富

アプリで見られるデータの項目は、非常にいいと思います。見やすいし豊富。
ボディバッテリーという、自分の今の体のエネルギーを数値にしてグラフで見せてくれるものもありますし、歩数もグラフにしてくれるので視覚的にわかりやすい。データカードでは心拍、週間運動量、消費カロリー、ストレスレベル。必要なところは大体アプリで見られるようになっていますし、ウォッチ上でも見ようとすれば見られます。ちょっとApple系のUIに似ているかなという個人的な感想もあります。
操作系|5ボタン+タッチ、そして振動が地味に良い

操作は物理ボタンとタッチの両方に対応。ボタンはガーミン伝統の5ボタン式で、左側に3つ、右側に2つです。
最初は慣れるまで戸惑うんですけど、慣れればまあ大丈夫。使いやすいと感じると思います。ボタンとタップ両方でいけるというのは非常に有利ですし、日常生活において便利に感じる部分かなと思います。
あと、これが地味に良かったんですけど、バイブレーション機能を設定すれば、画面タップもボタン操作も振動で返ってくる。操作感も一段階上がる感じになります。押せたかな、押せてないかなというのが振動ではっきり分かるようになるので、これは非常にいいなと思いました。
ガーミンでずっと来た方にとっては当たり前なんでしょうけど、初めて触る方にとってはボタンの配置と操作感が違うので……まあ、慣れれば大丈夫です。慣れるまでがめんどくさい。それだけです。
ランニング機能|ここが本命

ここがこの時計の本命、ランニングまわりです。
まずGarminランニングコーチ。目標を入れると、自分に合わせた練習メニューを組んでくれる機能です。今回のポイントが、このコーチに初心者向けのメニューが追加されたというところ。強度や量を抑えたワークアウトや、走るのと歩くのを組み合わせた「ラン/ウォーク」といったメニューが入っています。
走り始めた人が挫折する一番の理由って、たぶん最初から飛ばしすぎてしんどくなってやめる、なんですよね。そこを時計側が抑えて調整してくれるのは、継続するためのいい機能かなと思います。
ただ、ランニングコーチのようなコーチ系は、ちょっと設定するのがめんどくさいし、分かりづらいかなという部分があります。使いこなせれば非常に便利だなという気もするんですが、そこにたどり着くまでがちょっと。覚えるのが大変かな、もうちょっと分かりやすいと便利かな、と感じました。
計測できる中身は、エントリーモデルにしてはかなり細かい
走行中の画面は非常に普通です。他のスマートウォッチ系とほぼ一緒。使いづらいとか見づらいということはなく、本当にランニングウォッチだな、という感じです。
計測できる中身は、エントリーモデルにしてはかなり細かくて:
- ランニングダイナミクス(ピッチ・歩幅・上下動・接地時間)
- VO2 Max
- ランニングパワー
- リカバリータイム(次に走っていいのはいつか)
リカバリータイムあたりも、この価格帯で普通についてくるのはありがたいなと思います。
⚠️ 「接地時間」は本体だけで取れますが、接地時間バランス(左右のバランス)は別売アクセサリが必要です(公式仕様表の注記)。
この時計、1週間じゃ本気を出してくれない
私は使い始めて1週間も経っていない状態で、この動画を撮影しています。1週間、2週間、1ヶ月、半年、1年と使っていくと、より詳細にデータが蓄積されていって、今は表示されていない項目も数値が出てくるっぽいんですよね。
これ、調べてみたらちゃんと理由がありました。ガーミンにはHRVステータス(心拍変動)という項目があるんですが、公式に「3週間分の安定した睡眠データが必要」とはっきり書いてあるんです。つまり、時計が「自分の基準値」を作るのに3週間かかるということ。
しかも、今日どれくらい追い込んでいいかを教えてくれるトレーニングレディネスも、このHRVステータスが前提になっています。
つまりこの時計、1週間では本領を発揮しません。3週間目からが本番だと思っておくのが正解です。
データの自動アウトプットができない(私の使い方の話)
正直に言うと今、Amazfit系のスマートウォッチをメインで使っていて、日々の運動を自動でアウトプットして、それをAIに学習させて記録して、今後の健康管理や運動の分析・傾向をAIが自動で回せる仕組みを作っているんですね。
ガーミンもそのAIのループが作れればいいなと思って色々調べているんですが、今のところ自動でデータをアウトプットできないっぽいんですよね。ガーミンのアプリケーションはちょっと色々複雑なので、これからも見ていくんですけども。自動でアウトプットができないとなると、1ヶ月とか半年とか使い続けるうちに「めんどくさいな」と思ってきて、途中で使わなくなっちゃうかもしれない。
ただ今の気持ちとしては、1ヶ月は使いたいなと思っています。蓄積されたデータを何とかして自動でアウトプットして、自分の健康管理、AIの学習データの元として食べさせられるような環境が構築できればいいな、と思っているところです。
測位・GPS精度|Amazfitと同時計測してみた

測位は、公式のプレスリリースによると GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou/みちびき の5つに対応。それと、この170には気圧高度計とコンパスが入っています。ここは下のモデルの70には入っていないところ。あわせてジャイロセンサーも載っています。
それらを含めて、実際に走って計測した結果から言うと──GPSは結構いいと思います。80点ぐらいかなと。
あと、計測開始するときのGPSの測位の速さ。これが普通に速い。ランニングのランを始めてピッと押したら、そのまま走れる。「ちょっと待ってね」的なウェイティング画面が出てこなかったので、すごくスムーズで、ストレスがないスタートが切れるんじゃないかなと思います。
実際の測位結果ですが、右腕に Amazfit Cheetah 2 Pro を装着して同時に走っています。ガーミンのログは、若干川に入っちゃったり、若干ヨレているところもあるんですが、全体的に非常に測位精度は高いと思います。Amazfit のログと比べると、若干Amazfitの方が正確かなという気もしますけどね。でも必要十分だと思います。
📖 合わせて読みたい:【7万円台の本気】Amazfit Cheetah 2 Pro レビュー|ランナーのためのデータ計測がガチです。(今回、同時計測に使った時計です)
ランのデータもかなり詳細に出してくれます。統計やラップ数、グラフにすれば非常に見やすいグラフを出してくれますし、気温まで出してくれるのが非常にありがたいですね。ランニングウォッチということだけあって、ランニング向けに詳細な数字を出してくれます。獲得したバッジも一覧で出てきます(これは自己満ですが)。
健康・睡眠まわり|Body Batteryと安全機能
走る時間より、走らない時間のほうが当然長いわけで。日常の健康まわりの測定についても触れておきます。
心拍センサーは第4世代。血中酸素も測れます。睡眠のデータも非常にわかりやすく計測・表示してくれますし、ボディバッテリーの数字も結構納得感のある数字かなと個人的には感じています。
自分のボディバッテリー、スタミナって、なんとなく感覚的なところがあると思うんですけど。朝起きてどれくらいまで回復していて、半日経って残りの数値がどれくらいで──ということが分かると、夕方・夜まで何をしなくちゃいけないかというペース配分の参考になるのかなと思います。あくまでも参考ですが、ちょっとゲーム感覚的な数字を見て、モチベーションアップの1個になる。そんな機能かなと思います。

それと、安全まわりで事故検出と援助要請という機能が入っています。走っている最中に転倒のようなことがあったら、登録した相手に自動で通知が飛ぶ機能ですね。ひとりで夜道を走っている人には、結構心強い装備かなと思います。
バッテリー実測|84%→0%まで、3日20時間

ここは公式が出している数字ではなく、私が実際に測った数字でお話しします。
| 開始 | 2026年8月4日 18:30 に 84% |
|---|---|
| 終了 | 2026年8月8日 14:40 に 0% |
| 経過 | 3日20時間で84%を消費 = 1日あたり約22% |
| フル充電なら | だいたい4日半、もって5日ぐらいの計算 |
| 使用条件 | 7キロ超のランニングを1回/レビューのため画面を触りまくり/画面輝度は明るめ/AOD(常時表示)オン |
| 充電速度 | 0%から30分で49% |
常時表示をオンにすると、当然電池の減りは早くなります。そういった条件の下で4日半なので、これはなかなか優秀じゃないかなと思います。
もうひとつ、充電が早いです。0%の状態から充電を始めて、30分で49%まで入りました。ほぼ半分ですね。結構早いかなと思います。朝の支度をしている間に充電が半分入るので、電池が切れてもそんなに困らないかなという気はします。
Suica・Garmin Pay|設定の流れと、知らないとハマる5つの注意点

この Forerunner 170、Garmin Pay が Suica に対応しています。ここは170を選ぶ大きな理由になるかなと思います。
ランニングの時ってなるべく持ち物を少なくしたいですよね。でも途中で水分は買いたい。そんな時に非常に便利な機能です。
設定の流れ
ただ、設定するのが若干めんどくさくて。まず設定は時計側じゃなくて、スマホのGarmin Connectからやります。デバイスの設定から Garmin Pay を開いて、そこで Suica を選ぶ。あとは案内に従って、名前とか電話番号とか必要な情報を入れていく流れになります。
スマホのSuicaみたいに、ポンと数タップで終わりという感じではないです。ここは最初のハードルかなと思います。
知っておいた方がいい注意点
⚠️ Suicaを使う前に知っておきたいこと
- 新規発行になります。今スマホで使っているSuicaを、この時計に移すことはできません
- 発行するときに最低1,000円のチャージが必要
- 定期券は買えません。通勤で使おうと思っていた方は要注意
- 機種変更での残額引継ぎ・再発行はできません
- チャージはGoogle Pay経由か、コンビニ・券売機での現金チャージ。銀行から直接はできません
なのでまとめると、通勤の定期として使うというよりは、走るときの小銭がわり。そういう使い方がドンピシャじゃないかなと思います。
手ぶらで走っていて、途中の自販機で喉が渇いたから水を買える。それだけでも十分ありがたいんじゃないかなと思いますね。
気になったところ5つ

良いところばっかり言ってもフェアじゃないので、気になったところも正直に。5つあります。
- 画面は、もう少し大きくてもいい
冒頭でも言いましたけど、使い続けてもやっぱりそう感じました。見やすさに不満は無いんです。ただ、もうちょっとだけ大きければな、というのが本音です。 - Suicaの登録が、若干複雑
スマホのSuicaに慣れていると、ちょっと手間に感じると思います。 - アプリがたくさんあって、ガーミン初心者には少し複雑
文字盤ひとつ増やすのにもアプリがもう1個必要でしたし。ガーミンに慣れている方なら当たり前の作業なんでしょうけど、私みたいに初めて触る人は最初ちょっと戸惑うと思います。 - 毎日走る人は、実測4日半よりも減りが早くなる可能性
頻繁にランニングをする人だと、もっと減り具合が大きく感じるかもしれないです。GPSを使う時間が長くなれば、そのぶん減りは早くなるので。 - データのアウトプット機能がほしい
蓄積したデータを外に出して、AIに読ませて健康管理に使いたいんですよね。そこができると、この時計を使い続ける理由になるので。ここは今後に期待したいところです。
とはいえ、この5つはどれも「これがあるから買うのやめとけ」という話ではないです。使う前に知っておいてほしい、というレベルの話ですね。
70か、170か、170 Musicか|3モデルの選び方

ガーミンって調べると結構種類が多いので、ここを整理しておきます。今回、同時に出たのが3モデルです。
| モデル | 価格(税込) | 170との違い |
|---|---|---|
| Forerunner 70 | 39,800円 | Suica非対応/気圧高度計・コンパスなし |
| Forerunner 170 | 47,800円 | 今回のモデル。Suica対応・気圧高度計・コンパス搭載 |
| Forerunner 170 Music | 55,800円 | 本体に曲を入れてスマホなしで聴ける/Wi-Fi搭載で同期しやすい/カラーの選択肢が多い |
70と170の違いは大きく2つ。ひとつがSuicaが使えるかどうか。170は使えて、70は使えない。もうひとつが気圧高度計・コンパスが入っているかどうか。これも170だけです。
170と170 Musicの違いは、メインが音楽。時計に曲を入れてスマホなしで聴けるかどうか。ここで8,000円の差が出てきます。細かいところでは、Musicの方はWi-Fiが載っていて曲の同期がしやすい。本体カラーの選択肢もMusicの方が若干多いです。
これは私の考えですが、スマホを持ったままランニングしてもいいという人なら、8,000円追加することはないかなと。音楽特化を求めてないなら、なおさら不要かなと感じます。8,000円はでかいですからね。
なので、選び方としてはこうなります。
- とにかく安く始めたい。決済も音楽も要らない → Forerunner 70
- 必要最低限の機能性能がそこそこ欲しい。Suicaも使いたい → Forerunner 170(今回のモデル)
- 走るときスマホも置いていきたい。イヤホンだけで音楽を聴きたい → Forerunner 170 Music
よくある質問(FAQ)
Q. Forerunner 170 の発売日と価格は?
A. 2026年5月28日発売、税込47,800円です。今回のカラーは Black/Amp Yellow。
Q. Suicaの定期券は使えますか?
A. 使えません。定期券の購入は不可です。また、今スマホで使っているSuicaを移すこともできず、時計用に新規発行する形になります(発行時に最低1,000円のチャージが必要)。
Q. バッテリーはどれくらいもちますか?
A. 私の実測では、常時表示(AOD)オン・輝度明るめ・7キロ超のランニング1回込みで、84%から0%まで3日20時間。フル充電なら4日半〜5日ぐらいの計算になります。充電は0%から30分で49%まで入りました。
Q. 下位モデルの Forerunner 70 との違いは?
A. 大きくは2つで、Suica(Garmin Pay)が使えるかどうかと、気圧高度計・コンパスが入っているかどうか。どちらも170だけの装備です。
Q. ウォッチフェイスの追加にアプリは必要ですか?
A. もともと入っている文字盤を切り替えるだけなら、時計本体だけでできます(左中央ボタンを長押し)。新しい文字盤をダウンロードして増やす場合は、Garmin Connect とは別に Connect IQ が必要です。
まとめ|ガーミン初挑戦の結論
総括すると、ガーミン、今まで使ってこなかったけど、めちゃくちゃアリだなと思いました。
高いという先入観があったんですけど、ここまで価格が下がってきた。プラス、中華系の他のスマートウォッチも最近価格がちょっと上がってきている。そうなると同じ価格帯のテーブルに乗っかってきちゃってるという感じなんですね。
そこを踏まえると、Suicaも使えて、なおかつバッテリーもそこそこもつ。Apple Watchみたいに1日2日でへたらない。そして計測もちゃんとしてくれる。これはちょっと、今後ほかの機種も気になるやつがあれば実際に使ってみたいなと思える、そんなスマートウォッチでした。さすがガーミンさんだなと、今更ながら思っております。
こんな方におすすめ
- これから走り始める人。何を買えばいいか分からない、という人の最初の1本として
- 財布もスマホも持たずに走りたい人
- ガジェットとしてではなく、続けるための道具として時計が欲しい人
逆に、こんな方は上のモデルへ
- 地図を見ながら山を走りたい人
- フルマラソンでガチのデータを取りたい人
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